激アツな夏場でもバイク乗っちゃう皆様こんにちは。
自己ベスト更新して殺しにかかってくる令和の夏場もフルフェイス派なヤマヒロです。
今回は長らく愛用しているYX-6(GF2)に調光機能付き曇り止めシートなるものを取り付けてみました!
そんなこんなで今回はインナーサンバイザー未搭載なヤマハのオフロードヘルメットYX-6に用意したKandarの貼る曇り止め調光シートについて紹介する記事です。
夏場のバイクライフを少しでも快適にするために、貼るタイプの曇り止め調光シート取り付け検討中なあなたの一助になれれば嬉しいですっ!
今回紹介するアイテム
夏場のインナーサンバイザー
自分はバイクヘルメットはいわゆる全部乗せ系フルフェイスヘルメットがほとんど。
なのだけど、唯一所有ヘルメットの中ではインナーサンバイザーを搭載していないヤマハYX-6はデザインの好みから手放さず使い続けていました。
YX-6はいわゆるオフロードタイプのヘルメットで極めて気密性や静穏性の高いGT-Air2などに比べ、良い意味で通気性が良く、夏場は積極的に被りたいのですが…
あいにく早いうちから夏日が始まる令和の7月上旬のうちから35度に迫る猛暑な日々。
連日強烈な日差しはもとより、逆光に向かってクリアシールドで走ろうものなら、眩しいを通り越して目が痛いというか。。
日夜オフィルビルにこもってPCと向き合うヤマヒロ個人的に酷い時には「目がぁぁぁ目がぁぁぁ」状態。
ヤマハ純正で用意されているスモークやミラーシールドへの換装も考えたけど、あいにくYX-6はシールド交換がプラスネジ式。
おかげで日中はスモーク、夜間はクリアと頻繁な交換にはやや不便でシールドを複数携行するのもスクーターじゃないと無いとなかなかに大変。
そこでコストパフォーマンスの高さから他のYJシリーズで活用し、その凄さを知ってしまった張る曇り止めシートの調光版をYX-6にも購入しようと決めるのでした。
曇り止め調光シートって必要?
無くても別にいいかな?って思わなくもないヘルメットアクセサリの曇り止め(シートピンロックシート)
それでもフルフェイスは急な気温の変化があると「あーっ」という間もなくシールドが真っ白になっちゃうし、
夜間はともかくサンバイザーが無いタイプのヘルメット日差しの対策も出来ないのなおさら視界は不安になりませんか?
視界が悪いタイミングで信号を見落としたり、単身事故になったり、人に突っ込んだりでもしたら目も当てられないですからね!
そこでピンロックシートのように1枚張るだけで曇りによる視界不良を防いだり、スモークシールドのように調光や偏光する機能を備えたタイプも出てきてだいぶ普及してきた印象。
そんなこんなで、個人的には相手を被害者にさせないのはもちろん、自分や愛車が加害者にならないためにも、特にフルフェイスタイプへの装着にこだわっているアクセサリです。
Kandarの調光機能付き曇り止めシート
今回用意してみたのはKandarというメーカーの調光機能付き曇り止めシート
ピンロックではなく、貼るだけのお手軽汎用品で各種ヘルメットメーカーからリリースされている専用品と比べて価格も控えめ。
貼る調光機能付き曇り止めシートもいろんなメーカーがラインナップしているけど、調光機能付きの中では多くの高いレビュー評価に対して価格も抑えられたKandarのものをセレクト!
取り付け方
商品名通りヘルメットのシールドに“貼り付けて使う”曇り止め調光シート。
取説通りだけど、付属品をしっかり使ってサイズ確認と位置決めさえしっかりできれば割と簡単でした!
位置決め
自分的に最初で最後の難関である曇り止め調光シートの位置決め。
付属のガイド用紙を外側に貼り付けてシールで位置を決めてしまいます。
Kandarの曇り止め調光シートはYX-6の純正シールドに合わせるとちょうどピンの手前部分が凹んでおりちょうどいい感じに貼れるようでした。
ガイドはあくまでガイドとして、だいたいあってるくらいのサイズ感。
なので、準備後に一度ヘルメットに取り付けてみて、高さの調整や中央から外れすぎていないかの確認はここでしておいた方が良いかも。
↑YX-6の場合センターの爪の部分を参考にしました。
貼り付け面の清掃
ざっくりと位置が決まったら綺麗に貼り付けられるようにシールド貼り付け面の清掃へ。
スマホの液晶フィルムに付いてくるようなウェットウェス(脱脂剤)とドライクリーナーが付属するので全部使って貼り付け面を綺麗にしていこう。
特に拭きムラや大きなホコリは貼り付け後に残るとずっと視界に入るので要注意。
それらが残ってしまわないように作業環境は選んだり、最後の乾拭きは入念に!
ある程度使い込んだヘルメットシールドの場合は、元々あった傷や落としきれない汚れには目をつむるしかないので新品のうちに貼り付けできるとベストかも。
貼り付け
いよいよ曇り止め調光シートの貼り付け。
調光シート自体は柔らかい素材なので、貼り付け自体は簡単で圧着しない分には位置の修正はできる印象。圧着しない分には(大事なことなので2回書きました)
慎重にやらないと10円のお菓子205個分だから失敗したら大変デスネェ…
↑調光機能付きは1枚2050円。2050円ですよ。(圧)
シート側の保護フィルムにセンターラインが入っているのであらかじめ付けておいたガイド紙も頼りに最後の位置調整。
窒息しない程度に息を殺して、
慎重に、
慎重に、、
ぺちっ。
と貼り付けていい感じなら圧着して、保護フィルムを剥がしたらフィニッシュ!
貼り付け直後は目立つ気泡やコーティングのムラのようなものは、時間経過で消えるのがほとんど。
それでも整形時の継ぎ目やのり面など、お値段相当なところもゼロではないけどそこは目をつむろう。
むしろよほど上手くやらないと大なり小なり指紋やホコリはつくものなので、貼り付け時に持つ(つまむ)のは視界に入りにくい外側がオススメ。
何度も張りなおすと、むしろ指紋や汚れが増えてどんどん悪化してしまうケースが大半だと思うのでコツとしてはリトライするとしても「1、2回で終わらせる」「こだわり過ぎない」のがポイントです。
また、貼り付け位置が上側過ぎるとシールド開閉時に干渉して外れてしまうため、取り付け後に必ずチェックしておいてね。(過去にやらかした人)
調光効果は?
今回のお目当てで曇り止めシートの飛び道具的な調光機能について。
取り付けた8月時点で真夏の強烈な日差しだと外に持ち出してすぐに調光が始まり、1分足らずで淡い紫色にカラーチェンジ。
シールドの内側から見るとダークスモークというよりはライトスモークくらいの濃度感でした。
なので、がっつり逆光というシーンには物足りないだけど、日中はおおむね目へ光の刺激が軽減され、運転のしやすさにつながる印象。
紫外線に反応し調光、変色するタイプで薄曇り時のそれなりに明るい状態ではほとんどクリアのまま変化しなかったので調光機能が働くのは日差しが出てる時だけみたいです。
調光タイプのメリットとして夜は曇り止めかつクリアのままなのでスモークやミラーシールドと違って視認性は問題なし。
一方でレビューには“夜間対向車のヘッドライトでフチの部分が滲むような見え方になる”というマイナスの記載もあったので人や取り付けるヘルメットによっては気になる部分かも?
また安全を考慮してか、例えばトンネル進入時に真っ黒→クリアというように短時間での急激に色が戻ることも無かったので調光機能で運転に悪影響が出るということも無さそう。
紫のライトスモーク程度の濃度感とは言え、昼間も遠目からはシールド内を認識できない程度には調光してくれるのはヘルメットのスタイルチェンジにもなった嬉しいポイント。
用途が合うならオールシーズンで付けっぱなしにできるのでYX-6の使い勝手の良さに繋がりました!
まとめ
今回はKandarの調光機能曇り止めシートのお話でした!
ダークスモークやミラータイプの完全な代わりにはなれないけど、高い曇り止め性能を持ちながら、比較的リーズナブルな価格設定なのでサンバイザー未搭載のヘルメットはもちろん、クリアシールドの機能追加したいという方にもピッタリ!
とりあえずは無くてもいいけど、スマホの液晶保護フィルムみたいにあった方が絶対便利な貼る曇り止め調光シートの紹介でした!
ジェットなどにも使えるワイドもラインナップするRunWindの調光曇り止めシートで現在は2サイズを調光有無で計4種で展開。
張る曇り止めシートのパイオニア的存在でヘルメット複数持ちの場合でも各種スモークシールドを揃えるより遥かに手ごろにそろえることが出来るっすよ!