今からちょうど2年前、PENTAX K-3と共にイチデジデビューしたヤマヒロです。
僕のスタートはK-3とキットレンズのsmc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRでした。
緑色のリングが光る簡易防滴のフィールドレンズで初めて使ったときから与えてくれた感動は数しれず。
最初期のスマートフォンや安価なコンパクトカメラなどを超越した描写力とファインダーを覗いて撮る事の感動はいまだに忘れることが出来ません。
K-3とフォトワークデビューしてカメラという道具が好きになって2年目。
同時に写真を趣味として持つようになってから今でもなお僕の大好きなペンタックス一眼レフの魅力を語ります。
ペンタックスのここが好き!
ヒロ兄はペンタックスの事になるとヤバイくらい話を引き伸ばす能力がアップしてその情熱で止まらない性格なんだぜ!
「愛してるんだぁペンタックスを!!!ハハハハッ!!!!!」 って狂乱したりもして(笑)
「愛してるんだぁペンタックスを!!!ハハハハッ!!!!!」
ってヒロ兄が狂乱してる!?
K-3買ってもうすぐ2周年だからなの!?
— ヤマヒロ (@yamahirok3) 2015, 12月 13
ちょいとドタバタしましたが実際あまり知られていない僕の使う個性はカメラ、ペンタックスの魅力をお伝えしいたます。
カメラボディ
特徴的な角張った面構成とシャープなデザインで他社より一層ゴツい。
そうであってカメラらしさと機能美がある。
僕の好きなジェット戦闘機やSFメカニカルに通ずるミリタリーライクなデザインの一眼レフはペンタックスオンリーワン。
ー Illusted by Hiroki Yamagata ー
第一印象このデザインが好き。
自分が気に入ると愛着も沸き、末長く使いたくなるよね。
高機動APS-C機
来春にはフルサイズが発売されるといわれていますがペンタックスのデジタル一眼レフは2015年現在APS-Cのみ。
APS-C特化のシステムとして構築されフルサイズ兼用の物にくらべ小型、コンパクトになっています。
したがってペンタックス機の多くは競合他社の一眼レフに比べ比較的小柄でデータだけ見てもパッとしないけどお店で実際に手にとってみるとその違いは確かに実感できるものがあります。
軽いは正義?
しかしデカ重なイメージは一眼レフに付き物でペンタックス機も例外ではありません。
でも僕にいわせれば一眼レフカメラは「ちっちゃくて軽いことが正義?」というとそうでもないのです。
手ぶれ補正の無いコンパクトカメラやビデオカメラ、ニコンD5000使った経験から小さくて軽ければいとも容易く手ぶれが発生してしまいます。
また軽量なキットレンズからステップアップして軽いカメラに重たいレンズを付けたら重心が前にかたよりフロントヘビーになってしまいます。
レンズがステップアップして行くのにボディが足かせになり続けるなんて悲惨!
それを防ぐ意味でもカメラ側もしっかりホールドが出来る適度な重さとサイズが必要と考えます。
「最小!軽量!正義!」って宣伝していてもそれに付きまとうデメリットは闇の中って場合が多いですけどね!
自分に一番合うカメラ
僕もK-3を使い始めたときは「そこそこ重いな」と感じていましたがそう思うのは最初だけ。
どんなカメラも使い込むうち馴染むようになった。
深いグリップのおかげでホールド性も変わらず申し分なし。
やがて装備を改め心機一体、体の一部の様に感じるようにもなりました。
ペンタプリズムのファインダー
僕の使うK-3や一つ前のK-5などミドルクラス機はもちろんK-30以降のエントリー機でもペンタプリズムを使用し上位機と同じ視野率100%のファインダーを確保。
視野率が100%と言う事はファインダーを見たままに撮影が可能というわけで一眼レフを検討する上で重要視したい部分であり被写体と向き合う大切な部分。
余計なものが一切映り込まないということが当たり前になった自分は視野率100%以下の物を使おうとは思えなくなりました。
大手ニコンやキヤノンでは高価なフラッグシップやハイエンド機のみが備える特徴で入門モデルには安価なペンタミラー。
ミラーとプリズムではファインダーの見え方に大きな違いがあり、実際に体感した弟がペンタックスの入門機K-S1を選んだ理由でもあります。
視野率100%は機械的に難しいことだそうで、キヤノンやニコンでは高級機のみが備える特徴。
中級機もスペック的には視野率100%になっているものがあるが、個体差などもあり実測では100%未満のものが多いらしい。
ペンタックスではセンサーシフト式手ぶれ補正の仕組みの応用でこれを安価に実現しており、掛け値なしに100%の視野率を備えている。
ペンタプリズムの名を冠するブランドとして抜かりなし!
真剣に被写体と向き合い、撮影そのものは楽しく、作品として全力で撮りたい!
そのためにはペンタプリズムのファインダーは絶対条件。
「動きものは撮らないけどファインダーはしっかりしたカメラが欲しい」
そんな初心者さんにはペンタックスをオススメしています。
防塵防滴のフィールドカメラ
ペンタックスの一眼レフシステムはカメラ側の防塵防滴はもちろんレンズにも同等か簡易防滴が施されているものが多く安心感が段違いということ。
さらに自身のゲームボーイにウォークマン、初代コンパクトカメラなどetc・・・
雨や水難で壊したので防水性は重視したかったポイントです(苦笑)
しかし・・・
「せっかくカメラが防塵防滴でもレンズがそうでなければ意味ないでしょ!」
防塵防滴を売り文句にしてるクセそういうのが割とあるから困りもの。
逆にレンズだけというのもまたしかりですが。
ペンタックスはLX(フィルム機)の時代からカメラを組み立てていく過程でシーリングしていく技術を持っていてカメラの形状も「デザイン」の時点で防滴防塵を考慮しているそうです。
ボディ各部、レンズは防滴や防塵防滴ゴムなどマウントを初め各部にシーリングが施されています。
レンズ側も所有品から2つ紹介。
防滴ゴム K-3 キットレンズ DA18-135mm
防塵防滴ゴム スタートレンズ DA★55mm
ペンタックスのKマウントはレンズ名にも防塵防滴の有無が表記されていてメーカーのサイトでは防滴レンズはWR(防滴)やAW(防塵防滴)と名称にあります。
防滴テストデモ
米軍兵士の方の動画。
カメラはK-3の先代モデル、K-5とK-7に
レンズはDA☆16-50とDA☆50-135、防滴防塵のスターレンズ装備ですね。
砂かけてシャワーでも大丈夫!
最新のエントリーカメラK-S2の個人レビュー動画。
付属のキットレンズを付けて川釣りのお供に。
なんか水かけまくってます。
またヨドバシドットコムのレビューではK-5Ⅱsがマイナス30度でも稼働したと語られています。
映像は見ている側がヒヤヒヤしますが数世代前のモデルでこれだけ実証されているおかげでそのDNAを受け継ぐ現行機も安心感がありますし写真機という道具としても信頼できますよね。
この防塵防滴構造で不登校時の短期間でゲリラ豪雨を5回、さらに旅先など累計10をとっくに超える雪雨を各種レンズと共に耐え抜いた。
ユニーク撮影システム
SR(シェイク・リダクション)
SRというのはペンタックス一眼レフが搭載するボディ内手ぶれ補正のこと。
おかげでレンズ側が小さくまとまりシステム全体のコンパクト化に貢献している。
K-3やエントリー機のK-S1、K-S2でもすべてのレンズに3.5段の手ぶれ補正をすべてのレンズに付与してくれますので初心者でも安心して使う事ができます。
僕のK-3Ⅱでは手ぶれ補正が4.5段分に強化され、望遠や手持ち撮影でますます使いやすくなった。
シグマ、タムロンなど社外製レンズでも使用可能な嬉しい機能でもありこの機構を応用してペンタックスは変態的な撮影支援システムまで作ってしまった(笑)
SRの応用機能
またSR手ぶれ補正機構を応用した技術として、
GPSで星を追尾し点として捉えるアストロトレーサー。
センサーシフトでモアレ(偽色)を防ぐローパスセレクター。
三脚固定で使用可能な超解像技術、リアル・レゾリューション・システムなど。
手ぶれ補正を応用したユニークな撮影支援システムを楽しむことができます。
いろいろな事が出来ちまうカメラなのですが僕自身使い切れていません(笑)
何故ペンタックス機を使うのか?
初めての人に
「趣味は写真です」
と言うと
「どこのカメラ?」
と返され
「ペンタックスのカメラです」
と話すと
「なんでニコンやキヤノンのカメラじゃないの?」
と聞かれます。
認知が浅いのは当然ですが毎度ビームマグナムで風穴開けられたような気分になる。
バキューン。
ニコン、キヤノンのシェアはペンタユーザーの僕から見れば天と地の差とでもいえばよいのか、とにかく絶大です。
どちらかが本気を出せばペンタックスぐらい片手で消せるんじゃないか?と。
ユーザーの勢力も絶大です。
いい意味でも逆の意味でも。
新年福袋でニコンかキヤノン、どっちか手にしようと思い、某質問サイトで「お互いのイイトコ教えて下さい!」
って聞いてみたら続々と集まる信者同士の非難合戦で大炎上。
質問サイトは二強の織り成す大戦場に…
— ヤマヒロ (@yamahirok3) 2015, 11月 27
僕自身も一眼レフを選ぶときネットで相談すると決まってどちらかへ誘導をされました。
同時に質問サイトも信者同士の大戦場になってしまいました。
初心者には理解不能な専門用語や分かりやすい過大評価で僕は錯乱。
また店員にも信者っぽいのいるので注意っす。
何も知らないと情報操作されてさらっと流されますので。
一つの個性として
自分はペンタックスの一眼レフカメラが気に入ったのだけど周りは誰も使ってないという特徴がある。
ゆえにペンタックスを使っているというだけでも一つの個性と言えるんじゃないだろうか?
優越感ではないけれど特別感は素晴らしいぞ(苦笑)
またペンタックスを選ぶ人が単焦点好きな要因の一つでもあるDA、FAリミテッドなど単焦点ラインナップも他にはない立派な個性。
その中でもリミテッドシリーズは描写性よりもレンズの味を特徴とした個性的な焦点距離のレンズラインナップで使うのが楽しいレンズ。
デザインが気に入った
ーエースコンバットXよりー
先にも書いたように特徴的な面構成と写真機として堅実なデザイン。
もともとSFメカや機能美尽くしなジェット戦闘機などが好きな僕はこのデザインが気に入って選んだというのもありました。
売り場にあったシャープなデザインの一眼レフカメラはペンタックスだけ。
ちなみに丸みを帯びている有機的なデザインは嫌いで眼中になかった。
またDAレンズにも緑のリングがあり緑色が好きな自分の個性として惹かれたと言う部分も。
一時期HDコーティングレンズには赤のリングが使われていましたが今後のラインナップでは緑のリングになるそうです。
写真という趣味
こんな選び方をしたのに後悔はほとんどない。
あっても自分の知識も技術が未熟なだけ。
ゲリラ豪雨のなかでも大雪にさらされようとK-3は自分の操作に応えてくれた。
むしろ「写真」を一生ものの趣味にできたのは個性の光るペンタックスのおかげ。
プロフィールに書いたような状況のままだったら、どこかで人生ベイルアウトしてたのかもしれないね。
最後に
ペンタックスのカメラを選んだ僕は確かな感動と満足感を得た。
写真を撮るという一生ものの趣味を得た事。
作品に自分らしさを発現できたこと。
沢山の人と繋がるコミュニケーションアイテムを得た事。
それ以上に自分の人生に確かな価値観を持てるようになった事。
カメラを持たなければこんな瞬間を求めて行動を起すこともなかったと思う。
数多の奇跡を体感したのに自分は自覚がなかった。
けどK-3と始まった僕らのフォトワークはまだまだ続く。
これからも世界を被写体に自分らしく向き合って生きて行きたいね。
長々と語ってしまいましたが今回自分からはここまで。
ペンタックスについて相談やこの機能ってどうなの?
という質問があればコメント欄にどうぞ!
コメント
好きこそもの言う!?
ヤマヒロさん、ペンタックスのカメラは
米軍の軍人達に好まれているそうですね!?
米軍の軍人に好まれる=スペックがイイ証拠
日本製品って米軍の軍人に結構、好まれる!
ヤマヒロさんも僕も装着している腕時計の、
G-SHOCKも米軍の軍人達は大好きですね
ペンタックスのカメラも防水、防塵機能が
付いているのにコンパクトととは恐るべし!
防水、防塵機能だけでなく他にも機能が、
沢山ありますけれどスゴいですね〜!?
多種多様の機能が米軍の軍人に好まれる?
と、感じているクマであったのです…。
リオン君も言っていますが、
好きなモノになると話が長くなるのは、
仕方ない事だと僕は思っております…。
それを逆に簡潔にまとめて話してですね、
その人に伝わるのか?と僕は考えております
WINGNINEさんの所でカキコ文章をですね
知らず知らずの間に長く書いてしまった場合
WINGNINEさんにも謝罪しますし、
ヤマヒロさんの時も同じく謝罪してますね。
僕が立ち上げるブログも長文に耐えれて、
長文に何も文句言わない人が来て欲しいです
防水、防塵機構かつでコンパクトなのはペンタックスを語る上で外せないですね♪
使いこなしを楽しむ特殊機能が多いので撮影そのものが楽しいです!
好きなモノになると話が長くなる
>それは趣味が合う人ならいいでしょうけど
ダラダラと長ったるいのは読む人にとっては面倒です。
文量があっても中身が薄っぺらかったら相当なストレスでしかないですよね?
そこで今回は情報発信というより「自慢話」をテーマに記事を組み立てています。
好きな人は読み進めるでしょうし自分とペンタックス機の実績なんかも
合わせて多少たりとも「有益な情報として受け取って貰えたら」。
と思っています。
集客のブログを書いている方から
「最初は相手基準で興味・関心のあるテーマで書いていく必要がある」
と教わりました。
書き手として読者への一方的な押しつけじゃダメなんです。
それを逆に簡潔にまとめて話してですね、
その人に伝わるのか?と僕は考えております
>文章力を問われる部分だですよね。
でもヒロ兄も記事更新を重ねるうちにだんだん見えてきて
簡潔性、具体性、個性や特徴を押さえればOKだと思いますよ。
情報発信で大事なのは
「読者にとっての価値の情報を提供する」
ってことだもんね!