好きなゲームの一つアーマード・コア(以下AC)フォーアンサーでも引き続きインテリオルのレーザーブレードを好み、ダブルマシンガンで「マッハで蜂の巣にしてやんよ!」な中量、高出力な二脚機を駆る首輪付きリンクスことヤマヒロです。
今回は作例で使用する機体、アーマード・コアはAC4やFAでヤマヒロが愛用するローゼンタール製のバランス型のアーマード・コア・ネクスト、CR-Hogierです!
ヘンな名前だねー
自分の機体はスタビライザー付けてるから顔立ちは上位機のノブリス・オブリージュに近いかもしれないな。
TYPE-Hogier(オーギル)はアーマード・コア4並びフォーアンサー(FA)の自分の初期機体であり現役の愛機、ストーリーを戦い抜いた思い出の機体。
プラモ出てたんだ!からの即買い。
アセンブル(組み立て)組上げ完成した高揚感から写真撮影も熱が入ってしまいました(苦笑)
室内に自立一脚を立てホワイトバックを用意して撮影したオーギルの重厚なイラスト風に写真加工もしてみました!
スポンサーリンク
下準備
まずプラモデルを作りましょう♪
今回は大自然の風景やイベントのスタッフさん、はたまた誰かさんが作った作品を自慢のカメラで撮らせてもらうのでなく被写体そのものを自分の手で作り上げるというプラモ撮影の醍醐味です!
製作したのはこれ!
素組を通常撮影
モデラー涙目な細かな部品分割でアーマード・コアのプラモデル、ヴァリアブルインフィニティシリーズは素組(そのまま組み立てること)とアクション性が高い!
プラモデルが完成したらカメラで写真を撮りましょう!
こちらヤマヒロがアセンブルしたオーギル。
機体はカメラアイをジョシュア・グリント風な青色に変更。
ゴールド部へクレオスメタルカラーゴールドを筆塗り、ガンダムリアルタッチマーカーグレーでスミいれしただけのお手軽素組・部分塗装仕上げ。
当然イージーフィニッシュですので全体的にプラスチッキーな質感のままなので一眼レフカメラで撮ってもカメラは正直ですのでそのまんま写し撮ったそっけない雰囲気は否めないですよね。
HDR写真
今回はペンタックスのカメラ搭載のHDRモード1にて。
パソコン側で合成するなら同じ画角かつ露光の違う写真があればOK。
露出補正して別々にEV±1.7くらいで撮影したものを使ったり、あればカメラのブランケットモードでカシャカシャカシャーン!したものをPhotoshopでHDRへ統合してもOK!
メインカメラ発光
続いてSFメカのかっこいい演出としてよく使われるカメラアイの発光を表現します。
別記事として書いたので今回はざっくりと。
自分の場合
- 白でカメラ部を塗る
- カメラ部へ発光色をハードライトレイヤーで上に重ねる
- 好みで白部の輪郭をフィルター、ガウスでぼかす
2の発光色はオーバーレイやハードライトなどが推奨。
最後の白色ぼかしはやり過ぎると光っている感が無くなってしまうので注意。
ここでヤマヒロはとんでもない作業ミスに気がついた。
HDR写真に直接書き込み・上書き保存してしまったということを・・・
みんなは段階的に編集データの保存をしようね。
フィルタで質感調整
続いてフォトショップの神ツール、フィルター機能を中心にプラスチックから重厚感あるSFメカ調に質感を変えていきます。
ベースレイヤーを複製してフィルターを選んで数値をちょこっといじくるのがほとんどでやってみると撮っても簡単。
作例ではブラシツールや消しゴムツールでちょこっと使いますがが直線的だったり大体だったりして、複雑な書き込みはほとんどしないのでマウスだけで作業できますよ〜
カットアウトで明暗つけ
まずは立体感を引き立てる影をカットアウトフィルターで作ります。
最初のベースレイヤーを複製してフィルター>アーティスティック>カットアウトを選択。
数値は割とお好みでOK!
カットアウト後のレイヤーを複製してそれぞれ合成モードをスクリーンと乗算に変更して明部と暗部とします。
重厚なSFメカの場合は大胆に明暗を付けるのがコツ。
強烈なコントラストがポイントでメカらしい質感が引き立ちます!
カットアウト、合成モード:スクリーンのレイヤーが明部。
カットアウト、合成モード:乗算のレイヤーが暗部の影の役割となります。
最後にそれぞれの不透明度を調整します。
イラスト調で仕上げるならこのままで大丈夫ですが写真風に仕上げる場合はフィルターで軽くぼかしを入れると写実的な雰囲気になりますよ!
色鉛筆で手書きっぽく
続いてイラスト調の質感をのっけるためベースレイヤーを複製して一番上に置きフィルター>アーティスティック>色鉛筆を選択。
ここも数値はお好みで!
アナログお絵描き(手書き)で使っているシャーペンが0.9mmなので芯の太さを9にしてみました。
全体が暗く沈みすぎてもいけないのでここは用紙の明るさをMAXにしています。
これも合成モードを乗算に変更して不透明度や塗りの値を調整します。
カメラアイ書き直し
最初と同パターンで乗算レイヤーで沈んでしまったカメラアイを気持ち薄めに光らせます。
新規レイヤーを一番上に作り白を覆い焼きリニア、不透明度55%。
発光色はオーバーレイで不透明度25%と主張しすぎないよう控えめに。
輪郭とエッジを強調
さらに輪郭(りんかく)を強調します。
またまたベースレイヤーを複製してフィルター>表現手法>輪郭検出を選択。
これもレイヤーを乗算に変えて不透明度や塗りを好みの値に変えます。
デジタルはなんどでもやり直しができるので自分好みを探しに冒険しましょう!
- 輪郭強調OFF
- 輪郭強調ON
2重、3重と重ねることで色はどんどん濃くなって行きますのもっと重々しくしたい!というかたは気が済むまで重ねてあげましょう!
輪郭金色部強調
本来やらなくても良さそうなのですが今回オーギルは歴戦のリンクスをの乗機がイメージ。
パネルラインの輪郭は濃いめに仕上げたいので輪郭検出したレイヤーを複製して直上に重ねました。
さらにパネルラインが引き立てられいい感じになったのですが、今度は金色部が沈んでしまった印象。
そこで複製した輪郭レイヤーの名前を変更し、金色部を光が当たっている部分中心に消しゴムツールで消して引き出して行きます。
光の当たり方を考えるのがめんどくさければこのレイヤーの金色部を全部消して弱めのぼかしで消しゴム跡を消しちゃってもいいかもです。←今回はコレ。
このレイヤーでは強調輪郭を引き立てつつ金色部分は消して色合いを少し戻しました。
コントラスト明度調整
最後に絵(写真?)全体の雰囲気を決める明度とコントラストの調整を行います。
ベースレイヤーを複製してイメージ>色調補正>明るさ・コントラストを選択。
コントラストを100に引き上げOKを選択。
今回は重厚感を引き出すためもう一度コントラストを100引き上げました。
最後にレイヤーの不透明度をイイ感じ(お好み)に調整します。
完成!
スポンサーリンク
一緒に加工してくれたみなさん、お疲れ様でした!
これにて加工終了です!
今回はPhotoshopのフィルター機能をメインにストレート工作したオーギルのプラモデルにメカらしい重厚感を付与してみました。
撮影時に格納庫や風景など背景にこだわれば絵に自信が無くてもカッコいいイラスト写真に加工できるかも!?
ルーツはpixiv講座だったか個人のwebサイトだったか・・・
どこで見たのか覚えていないのですが覚えた技法を自分なりの解釈を加えてたものをアウトプットしてみました。
この作品はカメラで撮ったHDR写真をイラスト調に質感調整しただけなので「書いた」というよりはデジタルフィルター加工なので「書いた」と言い張っていいのやら・・・
それをフルサイズの力みたいに崇めるのは殺し文句かもな。
写真+イラスト模索中だけどPhotoshopのパワーが凄まじすぎて実際全体撮影にカメラは何でも大丈夫な気がする。
後からやって思ったがむしろカメラのセンサーが小さいQ7やSTYLUS1のボケの小ささがここではメリットとなりプラモデル全体をはっきり魅せやすかった。
今回の加工やってて写真とイラストの境界線があやふやになりそうでしたが「作品」として出すならガッツリ加工して最高状態に塗り替えた方が見栄も言葉も飾れるよね。
ハードモノクローム
写真カメラの知識をイラストに転用!
ペンタックスのカメラが使えるエフェクト機能、デジタルフィルター(スマートエフェクト)のハードモノクローム調のレイヤーを作成、乗算で重ねたところ別のイメージ重厚感ある雰囲気にできました!
こちら明度・コントラスト調整レイヤーに代わってベースレイヤーを複製してイメージ>色調補正>白黒を選択。
続けて>イメージ>色調補正>明るさコントラストを選択。
コントラストを100に引き上げOKを選択。
こちらでも重厚感を引き出すためもう一度コントラストを100引き上げました。
続いて色調補正の終わったレイヤーの描写モードを乗算に変更して不透明度、塗りを好みの値に調整。
ゴールド部が黒つぶれ気味だったので消しゴムツールで金色部を消し明るく引き出して完成!
こーんなところか?
お手軽質感調整といえ終わりが見えなくなりそうなので今回はこの辺で。
もしあなたがペンタックスのカメラをお持ちでしたら三脚を使って通常撮影と一緒にハードモノクローム撮影したり、撮影プレビュー画面からカメラ内でハードモノクロームを重ねた方が雑なフィルター後処理するよりクオリティ高いかも。
元々は足りない画力をPhotoshopという神ツールでカバーするため編み出した技法なの、人によっては絵に描いたような悪党の邪道思考ですけどね!
このヤマヒロの心境を書き言葉なブログという場であえて話し言葉的表現をするとしたら
この際プライドは抜きだ!
要らないよね画力なんざ!それでカッコよく仕上がるならさ!
今回製作したオーギルはこちら!
オーギルベースのカスタム機
以上プライベーティアな首輪付き、ヤマヒロ(@yamahirok3)でした!
サンキュー読んでくれた君へ。
また会おう。
コメント
ヤマヒロさん、
フォトショ加工、ご苦労様&お疲れサマー
(夏にしか使えない涼しいギャグを1つ!)
フォトショ加工って色々とやれるっての、
とても楽しそうに感じつつ大変そうに感じる
hogierの、hって発音しないのですね???
最初にhがついてと言えばですけれど、
honorと言う単語もhを発音しませんよ〜!!
honorは日本語で言うと名誉とか言う意味!
アーマードコアシリーズって、
物凄くリアルに仕上げる人って沢山ですな?
オリジナルだからイイけれど、
◯ークスのロボット系って、
マクロスとエヴァを足して2で割った様な
感じであまり好きでなかったりもします…。
もっと酷いのは、マブラブシリーズかな??
戦闘機の名前が付いているのに全然、
もとになっている戦闘機のイメージを、
全然残していなかったりする所かなぁ!?
と、かなり前から思っているクマなのでした
リラックマさん>
いつもコメントありがとうございます!
pixiv講座だったか個人のwebサイトだったか・・・
どこかで見て覚えた技法を自分なりの解釈をしたものをアウトプットしてみました。
キャラクタープラモデルを作っている方のお役に立てれば良いなと思います。
やり方覚えてしまえば実は一枚10分くらいで仕上がります♪
コトブキヤのアーマード・コアシリーズはゲーム同様
パーツの組み替えが出来て人気が高くていろんな機体がロールアウトされてます!
物によって力の入れようが全然違うのは大人の都合ってことなのでしょうかね・・・?