【ポチった】PENTAX KPへステップアップ! ペンタの新型カメラを買いました!

全国で孤軍奮闘しているペンタックスユーザーの皆さんこんにちは。

カントーチホーでPENTAX K-3とデジイチデビューして一人ひっそり撮ってるプライベーティアフォトワーカーの中の人、PPWのヤマヒロです。

PENTAX K-3

 

そろそろ写真撮影をご一緒させて頂いたり、ペンタのカメラを語り合えるようなグループに参加してみたいな〜

(しかし自分からはなかなか行けない引っ込み思案なコミュ症っす)

PENTAX K-3II

 

それはさておき、2013年から4年近く使って来た最初のカメラPENTAX K-3。

その後継機で2015年から現主力カメラのK-3II。

K-3 K-3Ⅱ

 

そして今年。

自分のカメラとして、K-3シリーズ以外への機材更新としては初めてのペンタックスのレンズ交換式一眼レフカメラを購入しました。

ヤマヒロ
今回の記事ではK-3シリーズでの限界を感じペンタックスの新型機、KP購入に至った経緯を自分の言葉でつづります。

 

 

 

 

きっかけ: 光の届かぬ場所で

ペンタの新型を求めるきっかけになったのは今年4月のアメリカでグランドサークル巡りしてるときのこと。

アンテロープキャニオン

 

ペイジの町で訪れたアッパー・アンテロープ・キャニオンへ豪雨の中向かうことになってしまったあの時。

アメリカグランドサークル旅1日目 雨のアンテロープキャニオンとホースシューベンドに行ってきた!
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グランドサークル巡りの中で特に写真的善し悪しの雰囲気が分かれたのもアンテロープキャニオン奥地の多くが手ぶれやノイズの犠牲になっていました。

アメリカグランドサークルのライブラリ

 

 

本当は雨でしっとりとした波打つ赤い岩肌を旅の記録として綺麗に撮りたかった。

 

しかし大岩から渓谷奥地に進むと雨天のうえ差し込む光も無くなり、SS1/5すらも稼げなくなるシャッタースピード。

おまけにアンテロープキャニオン内部では環境保護のため三脚の使用は禁止。

アンテロープキャニオン

 

その状況下で手ぶれを防ぐために非常用域まで引き上げたISO感度。

そんな光の届かぬ場所で撮った本来なら絶景となるべきだった写真に“ノイズは表現”と慰めにもならないような嘘を自分についておりました。

アンテロープキャニオン

 

 

このときデジイチデビューしてから初めて

“撮りたくても撮れない”

 

という悔しい想いがこみ上げ、同時にこれはK-3IIを使ってきて初めてハードウェア的な高感度耐性の限界を感じました。

PENTAX K-3II

 

そしてアメリカから戻って突出した高感度性能をひっさげ発売していた2機種を思い起こしタッチ&トライ。

ヤマヒロ
あのシーンをKPやフルサイズのK-1ならどう撮る・・?

と新型機の必要性を感じ始めるているのでした。

 

 

PENTAX K-1&KP

次期主力写真機の候補にあがるのはK-3II後続2機種。

もう一つがペンタックスユーザーの夢と希望を乗せて送り出されたフルサイズモデルのPENTAX K-1。てっぺんが尖がってる。

PENTAX K-1

 

もう一つがペンタックス新しいラインナップという位置づけで登場したAPS-Cモデル、PENTAX KP。てっぺんが尖んがってる。

PENTAX KPシルバー

 

フルサイズのK-1は至極単純なセンサーサイズの物理的パワーで。

K-3と同じAPS-CセンサーのKPはフルサイズのフィードバックを受けて大幅に引き上げられた画像処理能力で。

どちらも高感度性能面では一歩先へ進むには必要十分過ぎる作例が多数掲載されていました。

 

それにしてもフラットトップなK-3ユーザー的に発表当初はK-1もKPも「なんというバイオレンスデザイン」とか思ってました。

 

が、これって「ペンタプリズムと個性が尖ってるペンタキシアンのみんなそのものだな〜」って勝手に思うようになりました。疑ってすみませんでした。

 


ペンタプリズム

 

一方ペンタックスはフルのK-1に進んでも20代前半の資金力ではカメラを買って精一杯気味。

ペンタックス レンズ

 

金銭面と同時にDFAラインナップ的にもすぐ使いたい画角のレンズが揃わないのなら、今の所有しているDAレンズをそのまま活かしてK-3/3IIと使い分けられる

 

「KPと一緒に行こう」

 

と決意するのでした。

 

 

自分にとっての”ちょうどいい”

カメラを選ぶときに忘れちゃいけないのが性能面での必要性と同時に、自分にとって“ちょうどいい”カメラかどうか?

今回のPENTAX KPも自分の最初の一眼レフカメラ、K-3を実際に見て、触って、感じた。あの時と一緒だ。

PENTAX KPシルバー

ヤマヒロ
やっぱ自分にはペンタックスが最適だぜぃ!

 

と実際にお店で触って心底感動しておりました。

 

 

ちなみに自分は”物好き”とか”変わった物好き”とはよく言われるけど単純明快にペンタックスのカメラデザインが好き。

その想いはK-3の頃から変わっていないことで、お気に入りの道具は自然と愛着も沸き、末長く使いたくなるよね。

PENTAX K-3 With Me

 

心に刺さったフォトワークの先生が言ってくれたヤマヒロ的名言通り「いい写真はすごいカメラ以前に君が扱えるカメラを持っていて、その瞬間に出会えるかどうかだよ」

自分に扱える、使いこなせて自分に“ちょうどいい”カメラはペンタックス系譜しかない。

そんな気がもする。

 

数合わせでもないのにエントリークラス買って今更初心者ぶるつもりもないし、フルサイズフラッグシップは今の自分にはまだ早い行き過ぎた感。

そんな気ままな写真カメラエンジョイするフォトワーカーにはKPのようなミドル~ハイエンド一歩前辺りがジャストスペックなのだとも思う次第でござる。

 

道具にも一工夫してKPのちょうどいいを加速させるために特徴として交換式のグリップであるKP用グリップM (真ん中)も一緒に買いました。

PENTAX KP グリップ交換

 

 

写真と絵

写真と並行して絶賛お勉強中なのが去年半ばあたりから改めてリスタートを切った絵(イラスト)。

実を言うとWeb・CGの専門学科にいながらペンを投げ捨て写真に逃げた身なのでござる。

絵を放り出す以前に下書きを残していたリオンとキャラ絵リスタートのきっかけになったのユリはそれぞれこのブログのキャラクター。

フォトワーカーユリ(しゅなさんver)

illusted byしゅなさん()

 

一瞬の写真と技術を積み上げて行く絵(イラスト)を本気でやりたいし、もっと良い作品を生み出せるようにしていきたい。

その先で写真を絵に掛け合わせた表現、フォトバッシュでキャラの風景に挑戦するのが当面の目標。

そんな欲張りだけど不器用でまだまだ中途半端な自分にK-1はオーバースペック気味だし、フルサイズへ進むなら今よりもっと本気で写真に向き合うべきだと思っている。

そういう意味でもペンとペンタのカメラの二刀流でいく自分にちょうどいい写真機としてKPが写真方面での表現力を開花させる力を貸してくれると信じたい。

 

 

ヤマヒロはKPをポチった。

PENTAX KP FA31

 

そして10月22日の夜。

PENTAX KPの 値段が

がくっと下がった!

 

今だアァぁぁ!!!

 

( 原文ママ)

 

 

ヤマヒロ
ふっ、ははははは! ポチっちまった!!!
笑えるじゃねぇか! まったく俺らしいなぁ。
ユリ
やったー!
いよいよKPデビューだね・・・!
リオン
やったなヒロ兄!
それと新しいカメラ!ってなると一緒に欲しいものいっぱいだな!

写真エンジョイ派の一人として、
新たなカメラでのフォトワークはこのてっぺんが尖ったペンタのモダナイズカメラを振り回して2大勢力ひしめく大戦場へ単機突入してきます!

きっと彼らはKPの尖ったペンタ部を見ては「なんだあのとんがりは!?」と恐れおののき、引き撃ちシャッターの集中砲火を浴びせてくること間違いなしです!

以上、メインウエポンにPENTAX KPを迎え「いついかなる時でも撮りたい時に全力で撮れる!」ヤマヒロ (@yamahirok3) でした!

PENTAX KPシルバー

 

 

ペンタックスで前に進むと決めたから!

一緒に買ったもの

カメラを新調するともれなく付いてくる初期装備のお買い物。

メインになりうるカメラなのでここは妥協なく必要なものは揃えて行くよ。

 

Mグリップ

お店で触った感じ初期装備品であるSのままだと明らかに浅かったのでMへサイズアップ。

前の張り出し少なくカメラケースへの納まりはいいのだけど、しっかりホールドできるK-3シリーズを使っていた自分的には最初からLグリップが良かったかも。

PENTAX KP グリップ比較

 

液晶保護フィルム

フィルムの防御力ではやや心配。

さらに以前安いガラスを買ってみたところすぐに曇ったり、剥げてしまったのでKPにはガラスとフィルムのいいとこ取りしたハクバのEX-GUARDをチョイス。

にしてもKPってK-70やK-S2と同じ液晶サイズなのですな。

 

バッテリーパック

KPのバッテリーはエントリークラスと同様のD-LI109というタイプで若干心もとなかったので互換のバッテリーの方を購入。

PENTAX KP バッテリー

 

バッテリーは純正ほど持たないので予備電源として気休め程度に。

一方の充電器は2個同時にUSBで充電できる優れもので必要そうなら純正バッテリーを買い足せばOKかな。

 

オーナーズブック

ボディを買う都度一緒に買っちゃう定番のオーナーズブック。

KPマニュアルとしてはもちろん、知ってるようで知らないペンタックスの各種特殊機能の解説や撮影テクニックのことなどなど。カメラと合わせて楽しめる一冊。

 

コメント

  1. リラックマ より:

    ヤマヒロさん、
    とうとう、待ち望んでいた奴がですね
    ヤマヒロさんのカメラファミリーの1人に
    なったわけですね?????
    欲しいと思ったらその時に買うべし!!!!
    とは、良く言うアレですよな…。
    ヤマヒロさんは、その時のシーンに応じて
    カメラを使い分けしてるからかなりの達人!
    って、僕はいつもそう思っているけどね!?

    この間ですが、
    αの新機種が出た時にマジかよ〜〜!?状態
    でも、ソニーの天使が僕にこう呟きました
    「まだ、そんなに使いこなせてないのに
    新機種を買うのは早いからやめなよ!!」
    と、言われたのでスルーをしてその場から
    脱出する事に成功しましたよ…。

  2. アバター画像 ヤマヒロ より:

    K-3IIから2年空いてますけどKPはマルチロールな性能を目指した結果最強クラスになったのではないかと。
    カメラもレンズも必要に迫られてから買わないといくらあってもお金が足りないですね・・・笑

  3. はじめまして。ともうします。
    「う~つれ~ばい~いじゃ~ん」の横須賀与太郎ともうします。
    訪問者リストをたどってやってきました。リンクさせていただけないでしょうか?
    最近までうわごとのようにKPほしいKPほしいといっていましたが、12月にちょっとVideoを使わなければいけないので、今まで使っていたLumix GH1のレンズも使えるしと思ってG8にマイク、パワーズーム、バッテリーホルダー、その他を買ってしまい、、、KPはかなわぬ夢となったのですが、今までのフィルムカメラを売り払ってという悪魔のささやきが耳元でしたときはSigma sdH Quattroというプルートのような地獄の大親分に耳元でささやかれ。。。
    MFでもぜんぜんOKと思っていたのですがEVFがピントを追い込めるものではなく、むか~しのトプコンフォースマンを買った気分になればいいかと思っています。
    スナップはまず無理ですね。
    KPだったらできたなぁ~、とか派手なレンズ阿s簿ではなくても初代PENTAX APのTakumar58mm/2 とかアサヒフレックスのTakmara 50/3.5(m37-m42アダプターを使いますが)も使えたのになぁと今思っています。
    いったいこの数日間で私に何が起こったのでしょうか。
    M42はSIGMAでも使えるのですが、これまたセンサーのごみをつきにくくする機能が全くないので、標準レンズはつけっぱなしにしようと思いました。

  4. アバター画像 ヤマヒロ より:

    >横須賀与太郎さん
    初めまして!コメントありがとうございます!
    リンクは大歓迎ですよ〜

    写真機材は最初のマウントがその後のレンズや機材も決めてしまうので途中乗り換えは勇気が要りますよね・・・
    従来機とバッテリー共有できるのは大きいなとK-3/3IIからKPを購入して思ったポイントです。

    パナソニックのG8は4K対応画質でビデオ撮影に定評がある機種みたいですね。
    基本性能が高くて持ち出せさえすれば本気の風景からスナップまで一役でこなせますよね。

    自分は生粋のデジタル世代なのですがFAシリーズなどペンタックスのフィルムカメラレンズも
    そのまま使えるのでペンタでオールドレンズで写真楽しむのであれば
    “ちょっと良いカメラ”KPと相性がいいかもしれないです!

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