世の中、何かを
やりたい人10000人、
行動しようとする人100人、
始める人1人だなんていうけれど、
後輩君の初バイク購入に立ち会ってきましたヤマヒロです!
というのも一緒の休みにタンデムツーリングの帰り道でふらりと立ち寄った相模原の二輪館(にりんかん)にて。
仕事でペアを組むようになってから、あちこち連れまわしていた後輩がたったひと月で普通二輪免許を取得。
そしてまさかの自分(ヤマヒロ)の地元である相模原にて、初めてのバイク購入まで行ってしまったのですッ!!
最初の二輪館のバイクをどんな風に紹介したんですか?
ホンダのCBF190TR
相模原の二輪館にまだあったよ。
残念ながら、
並行輸入車は希少みたいで、
全く見かけないけど、
アウトレットで安くなってたり、
ネオクラシックのスタイルに
ラリーマシンのようなSE仕様は、
何事にも変え難いから、
早くしないと、
カタログ落ちしたり、
もしかすると日本から、
無くなっちゃうかもね。
いや〜。
ホンダCBF190TR
カッコいいデスネェ。。
って。
フウカ
煽ったんですか!?
煽ったんですかーッ!!!
煽ったんですかーッ!!!
—「煽り運転、ダメ。ゼッタイ。」という方へ–
今回は仕事でペアを組んでいた後輩が二輪免許を取ってしまい、相模原の二輪館にて初めてのオートバイとしてホンダCBF190TR SE(スペシャルエディション)を購入したことについて綴る記事です。
冒頭を見て「ヤマヒロ・・煽ったな…」と思ってしまったを示してしまった方は大変お手数ですが戻るボタン、あるいは閉じるボタンをよりブラウザーバックをお願い致します。
ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。
実際は一切煽ってなどおらず(ヤマヒロ比)、“見積もり相談”に行くって聞いたから「行きましょう。」ってLINEスタンプしただけなのに。。
そんなこんなで今回は「遠くから友人が訪ねてくる… 素敵だ…本当に心が踊ります。」ではなく。
自分の地元にある二輪館の相模原店にて仕事でペアを組んでいた後輩君が初めてのバイクとして選んだCBF190TR SEの購入に立ち会ってきたこと。
それから納車祝いを送り付けたときのお話ですっ!
バイク購入日:2024/09/30
★当記事には一部フィクションが含まれています。今では“ご友人”な登場人物の“後輩君”は主に被害者です。
後輩君の二輪免許取得まで
ツーリングの帰りにて
ことの発端は2023年05月18日
輪番シフトの仕事でペアを組んでからは休みが一緒ということもあり、初めてタンデムで行った相模原・山中湖ツーリングの帰り道。
早過ぎる初夏の陽気と初ツーリングの熱々な気持ちが冷めぬまま直線は速く、コーナーはゆっくりというクルマの後ろをスロー、スロー、クイック、クイック、スロー…
と大型バイクを原付並みの速度で走らせながらSENAのインカム越しの会話は「もしも自分のバイクを買うなら」という話題へ。
もともと長野の実家でも車やバイク好きなお兄さんの影響で”ヤマハSR400やXSRのような“丸目一眼タイプが好み”とのこと。
↑XSR700(初期型)
そこで「せっかくの機会だから」ということで、後輩を駅まで送るルート上にあったバイク屋さんである相模原の二輪館に行ってみることにしました。
ヤマヒロと後輩君
いわゆる24365なITインフラの現場で自分がチームリーダーを担っていた輪番シフトで半年ほどペアを組んでいた”後輩君”
いろんな職を経験しながらITは初めましてということで、日々決められたタスクは真面目にやってくれるタイプ。
経緯が自分と被るところも多く、夜勤中もやることやっていれば自由に使える時間も多く、仕事しながらお互いの趣味のことや将来のことをだべる傍ら、
うちのシステムがやられるわけねーよな~。異常ねえや。
→おあーっ!?(しょうもないアラート対応)
みたいな夜も何度かあった気がするので、一緒にやり切った今となっては“戦友”とも言えるんじゃないかな。
インドア派が多かった輪番チーム内でも珍しく外遊びも好きなタイプで夜勤明けや休みが基本的に重なることから朝ご飯を食べ行ったり、バイクでもそれ以外でも遊びに行ったり。
バイク絡みだと雪降る夜勤明け、新宿の物産展でチタンカップやパーツメーカーのクラフトアルマジロの皆様との記念写真の時に一緒写ってたりもして、仕事で繋がって、親友になっちゃた的な個人的に珍しい間柄。
現場移動時に普通二輪免許取得
シフト勤務や夜勤の順応、上の人との相性、担当チームの変更などなどなど、とにかく人の入れ変わりの多い現場で後輩君は半年ほどで現場移動。
初めのうちは資格ありきな業界なので、現場移動とかの隙間で資格取得に励むのだろうけど、後輩君は最終日に「バイクの免許取ります」と話してくれていました。
反射的に出そうになった「IT資格ゥ!!」は心の声にとどめ、
「自分としても1つ取れちゃえば人生レベルで自身になるから良いんじゃない?個人的にはめっちゃ嬉しいし、これからが楽しみだし。」と返した記憶。
ひと月後。
で、突然の体制変更で現場が日の海になっていた、ひと月後くらい。
「いつもの町中華でメシでもどう?」って話をしたところ、
まさかの「卒研合格しました~!」とのことで、ものの1か月で普通二輪普通免許(しかも教習所通いで)を取得していました。コワイ。
そんなこんなで、以降は自分の仲間内でのツーリングに参戦。
またヤマヒロバイクレンタルとして、コワイ。とは無縁な普通二輪で乗れるトリシティ155を貸して一緒に走ったりもするように。
自身で運転する最初のツーリングが「小さい三輪車でデカい超高性能全領域三輪車(しかも2台)に追いかけられる」という字面だけでコワイ。
というか、いろんな意味で忘れられない“愉快な遠足”になったそうな。
後輩が二輪館(バイク館)のSOXでバイクデビュー!
ホンダ CBF190TR SE(スペシャル エディション)
後輩君の二輪免許取得から約1年後、まとまった資金ができたということで…!
2024年11月現在、長野県内には二輪館が無いらしく、わざわざ相模橋本店まで出向いて購入を決めたのが二輪館のSOXが並行輸入している中国ホンダCBF190TR SEでした。
シンプルな空冷単気筒エンジンをベースにいくつかバリエーションがあるCBF190シリーズ。
その中でもCBF190TRはいわゆるオンもオフも行ける系なスクランブラータイプの装備を備えたネオクラシックモデル。
そこにラリーマシンを思わせる専用装備となるメーターバイザーとグレーに鮮やかな赤のラインマーキングが施されたSE(スペシャルエディション)仕様。
国産車じゃなかなか見ない独自のネオクラシックなスタイリングと舗装されてない道も多いという長野周辺を走るにあたって、オンロードの見た目に隠されたオフロード的な機能性が決め手だったそうな。
車格は排気量に対してコンパクトにまとめられ、高速に乗れるMTバイクとしては142kgという破格の重量。
そのおかげで車体を立てたり、押し引きは排気量の割にめちゃくちゃラクでした。
燃費も圧倒的で「普通二輪教習で乗ったCB400SFより全然軽い!」とのことから扱いやすさや取り回しの良さも含めてバイク初めましてにもぴったりなマシンじゃないかな?
SOX(二輪館)でCBF190TR SEを購入!
バイクが絡むと支出が増える。
過去から未来まで変わらない事実だ。
という初期投資はもちろん、カスタムとかするなら尚お金がかかるのは紛れもない事実。
もっぱら。長野から出てきて都心で一人暮らししていた後輩君としては1年前から一番のハードルになっていたのが金銭面だったそうな。
何もかしこも値上げのご時世にあって電子部品その他もろもろで国産モデルだとスポーツバイク(125cc以上)は小排気量でも50万を下らないので決して安くはないけど、主に発展途上国向けで作られる並行輸入車はまだ良心的な価格帯。
そんな中で個人的に、バイク購入時の負担を少しでも抑える方法としては思いつくのがレッドバロンやYSPがやっていた免許取得キャンペーンくらいでした。
そもそも、
スポーツバイクともなると趣味の乗り物。
そんなバイクの購入費を簡単に抑えられるなど、
世の中は甘くないわけで。
そんな都合がいい話など無い。
と思ったら…
あった!
アウトレット車と決算セール!
ふとソロツーリングの帰り道、CBF190TR SEの生存確認(何を)に来たところ、STDモデル共々、レッドカーペットならぬブルーカーペットが敷かれたアウトレット車の枠に移動されていました。
聞くところによると、店頭在庫の新車をお店側(?)の判断でアウトレット車としてチョイスして並べているそうな。
つまるところ、在庫処b・・うわなにするやめry…
2023/10/16のスマホより
3ヶ月程度はお店に居た車両かも?
新車でありながら、長期在庫ということでエンジンに火が入っていないマシンながら問答無用で1万円引き。
また、購入した9月下旬は二輪館の上期の決算セール中だったらしく、値札からさらに値引きが掛かり、いろいろな好条件も重なって、購入時の車両価格は40万円を割ったとのことでした!
そこに保険や整備など必要諸経費もろもろは変わりなく。
加えて、ツーリングユースとして初期装備をすすめたETC車載器は助成がかかり、二輪館のキャンペーンで前後ドラレコも付くという、端っからフル装備で乗り出し価格が50万円ちょい。
何というか、二輪館(SOX)でのバイクデビューが今の国産スポーツバイクじゃ絶対できない価格に収まってしまった見積書を見てしまい、連れてきた自分もびっくり。
結果、お見積りで来たはずが地元が近いという店長さんとツーリングネタや冬場は乗れない甲信越固有の節約術などなどお話も弾み、そのまま購入に至ってしまうのでした!
スズキ GSX-S1000GT(中古)
後輩君のCBF190TR SE購入の傍ら、並んでいた二輪館の中古車で自分が気になってしまったスズキGSX-S1000GT
実車を見るのは初めてではあったのだけど、ヤマハMTシリーズにも通ずる面構成のマシンデザインがメカ好きな自分にぶっ刺さってしまいました。
タイプとしてはスズキのリッターツアラーでヤマヒロ所有のヤマハMT-09TRACERの機能性、MT-10クラスの排気量といろいろキャラが被るマシン。
しかしながら、2000キロ走っただけでピカピカな中古として30万も安くなってるあたり、現実的な価格帯に思えてしまった自分も居るのでした。
悩んでるうちに今得られたはずの楽しい時間はどんどん減っていくんですよっ!!
絶対の絶対の絶対にダメ!!
↑2000kmちょい走っただけで、この値段。(速攻で売れたらしい)
納車祝い
都心での一人暮らししながらの働いて、普通二輪免許を取得、まとまった資金作りを経て、初めてバイクへ。
たぶん、仕事でペアを組んだのが大馬鹿野郎な先輩のせいでバイクに乗る。
という、ドラマチックな紆余曲折を経て、一つの夢を終わらせた。素敵だ…。ご友人…!
それから「2人で遊び行く時ずっと使ってもらってたし、納車祝いに送りつけても良いよね?」ということで…!
もったいないとか言う人もいるだろうけど、ヤマヒロは大馬鹿野郎なので損得勘定とか無し。
むしろ、それぐらい“大事にしたいっていう間柄だった”ってのは自分の中では嘘は無く、従ったのは夜勤中に後輩君と「いつか自分の2台で」と話した自身の初心で。
「バイクに興味を持ってくれたこと、そして本当に買っちゃったことが素直に嬉しかったってこと。一緒にバイクを楽しんだ大馬鹿野郎な自分から、これからのバイクライフの一助になれれば。」と。
そういった一番初めの想いに誠実でありたくって、後輩の「楽しいが増えていく”これから”」を後押しするため。
自分のできることでささやかな願いを込めて、ショウエイGT-Air2をはじめ使ってもらっていた装備一式を贈りました。
まとめ
今回は二輪館相模原で後輩君のCBF190TR SE購入に立ち会ってきたお話でした!
悪い影響与えちゃったの間違いないけど、感慨深いな~。
好きなことは「何で楽しむか」よりも、「誰と楽しむか」が大事だもんね!
人生は決断の連続だっていうけれど、だんだん大人になって少しずつ諦めることを覚えながら、やっぱその中で”選ぶ”ってのはすごく大変なことだと思う。
世の中、何かをやりたい人10000人、行動しようとする人100人、始める人1人。
だなんていうけれど、後輩君はその1人なっていた。
だから、そんな人の後押しする存在に自分はありたいなと。
以上、大馬鹿野郎なヤマハバイク乗りのヤマヒロ(@yamahirok3)でした!
To:後輩君、改めましてバイクデビューおめでとうでした!
おまけ:初ツーリング
やあ 戦友!
新しいご友人!
みたいな感覚で相模原の隣町の友達タイカブさん(@ThaiCubWave125)を連れて11月の3連休にMT-09TARECRで長野に遊びに行きました。
普通の生活に戻っての2度目の3連休を舐めてたとでもいうか。。
ギリギリホテルを取れた安曇野に集まって松野からダム湖や酷道ワインディングで山を越え、飛騨高山の道の駅、峠の喫茶店と最後に北アルプス大橋のフォトスポットを目指す旅。
ストリートや峠道でも適切なスピードで流すのであれば大型バイクと走ってもまったく問題なし。
終日インカム繋いで楽しくおしゃべりしながら紅葉初めの信州をガッツリ走れました!