出先でMT-10がバッテリー上がり! JAF呼んだりバッテリー交換したけど、モバイルジャンプスターターあれば一瞬だった話

神奈川の自宅から遥か彼方450kmほど。

ツーリング先の琵琶湖の外れにある毎度お世話になっている水口センチュリーホテルの広々とした駐車場の片隅で。

 

 

 

リオン
ケタケタケタ!
ヤマヒロ
マジか…
ユリ
出発前にヤマヒロさんのMT-10の電池が切れちゃった。。
フウカ
乗ってればそのうちですけど、
2番機の『と、と、トレーサー!!』じゃなかったですね。。
リオン
ケタケタケタケタケタケタ!!

 

 

ーー「モウヤメルンダッ!!」という方へーー

今回はツーリング先での一夜にしてバイク(MT-10SP)のバッテリーを上げてしまったこととその解決策について紹介する記事です

実は愛車のバッテリーは5年目で内心ヒヤヒヤが止まらないという方は大変お手数ですが戻るボタン、あるいは閉じるボタンをよりブラウザーバックをお願い致します。

平均寿命2〜3年とも言いますしこんなブログなんざ読んでないで大至急、新品バッテリーに交換してやってください!!

リオン
ちなみに、セルモーターによるエンジンスタートは電気を多く使うんだとよ。
フウカ
逆に何度も始動を試みると、
バッテリーの寿命をゴリゴリ削っちゃいます。
だから1、2回やってみてダメなら大人しくJAF呼んだり、ジャンプスターターを使いましょう!

MT-10SP スターターボタン

 

 

そんなこんなで今回は自分がやっちゃった「ツーリング先でのバイク(MT-10SP)のバッテリー上がりに気をつけて!」ってこと。

それからバッテリーが上がっちゃった時、現地での対処や即時復帰できる用品、モバイルジャンプスターターについて紹介します!

ツーリングを安心して楽しむために、あなたの背中を押すエントリーになれれば嬉しいですっ!

 

 

今回紹介するあれこれ

JAF

 

高速道路

 

モバイルジャンプスターター

 

 

 

ツーリング先でMT-10のバッテリー上がり

大満足だった琵琶湖ツーリング1日目は夜まで楽しみ、ホテルでゆったり過ごした2日目の朝。

 

 

柄にもなくホテルのエントランス付近からGoPro8を回し意気揚々とMT-10に乗り込み、セルを始動しようとしたところ、不意打ちの如くエンジンスタートできず。

ユリ
がらんとした駐車場で
『ヒャヒっひっひっ・・・スンッ。。』って音と
「マジか…」心の声ダダ漏れな映像が撮れてたねー。
ヤマヒロ
半分くらい恥ずかしいからやめて。

 

 

去年2021年購入した自分のMT-10SPはヤマハから降りてきたという初期ロットの2017年式

ということもあり、バッテリーやタイヤなどの各種消耗品に関しては今年で5年目になっているのでした。

 

 

ちなみに1日目は終日始動時にセルモーターの勢いがなくなったというような感じはなかったのだけど。。

ECUや各種電子制御はともかく、

圧縮比が高く、大排気量・大パワーなMT-10のCP4エンジンはセルを回すのに特別大きな電気を使うそうな。

MT-10SP CP4エンジン

 

 

原因は1日目の夜

今回バッテリーを上げてしまった原因は自分でも自覚あり。

というのも1日目ホテルに到着してからバイクなら各5分圏内の場所で夕飯、温泉サウナ、ガソリンスタンド、コンビニでの買い出し・・・

とホテル周辺で短距離走しまくって現地のエンジョイと2日目の準備をしていたことから。

 

 

実は7月に受けた1年点検でバッテリーが若干電圧低下気味というのは伺っていたのに、各所5km未満のド短距離走で4回ほどセルを回してしまっていました。

おまけに9月の琵琶湖周辺は昼間は夏用装備必須なのに夜中今度は要・冬用ウェアというほどグッと気温が下がる事もありというバッテリー的にもかなり酷な環境でもありました。

 

 

あとホテル前でエンジンを切ってヘッドライト点灯状態で30分くらい写真撮影してたのも影響あるかも。。

 

 

 

 

バッテリーが上がってしまったら?

JAFを呼ぶ

2度目のお世話になってしまった我らがJAF

トレーサーを河原でスタックさせてしまい「保険会社から一般道ではないのでロードサービスは出せない」と言われてしまった時以来でたしか3年ぶり。

 

 

アプリを入れていたので申し込み、初回連絡はすぐに繋がったものの、あいにく直前の台風の影響もあって混雑気味。

サービスカーは先の現場から来ていただけるとのことで70分ほどホテル前で待ちぼうけ。

 

 

不幸中の幸いホテル前がスーパーやスポーツ用品店、映画館などが入った複合施設だったのでMT-10を日陰に放っぽってそこらで時間を潰しておりました。

 

 

ありがたいことにホテルのエントランスでフリードリンクを頂いてしまったりしているうちに時間10分前倒しでJAFのサービスカーが到着。

JAF隊員さんに状況をお伝えし、自家用発電機のようなジャンプスターターの端子をバッテリーに接続。

 

キーオン後、始動の合図をもらって、いつも通りスターターボタンを押すと

 

「ヒャヒヒヒヒー!!バルルルル!」

 

とCP4エンジンのクセ強めなけたたましい音を立てて一発始動!

 

 

わざわざサービスカーを呼んでもバッテリー上がり程度だとJAF会員なら助けてもらうの無料ということで。

気持ちばかりで止め処ない感謝の想いからすぐそこの自販機で買ったキンキンに冷えたBOSSの缶コーヒーをお渡しして、次の現場に向かうサービスカーをお見送りするのでした。

 

 

 

エンジンが回っている間はオルネーターによる発電やバッテリーへの充電は正常に出来ているようだったのでしばらくアイドリング状態で待機。

夏日気温から頭が回らないまま、ヘルメットを抱いてすぐ横に座り込みCP4エンジンの熱と香りとビートを感じること10分ほど。

ヤマヒロ
あぁ、ガソリン燃やしてるな。あーー。。
フウカ
なんか、心ここにあらずって感じですね…

 

 

改めて身支度を整え、ホテルを後にすることができたのは当初の出発予定から2時間遅れたお昼の12時。

 

 

GoogleMapのお導きのままに市街地を抜け、田畑を縫うように走り、琵琶湖のほとりに沿って進むこと1時間ほど。

当初の第一目的地にしていたカイザーベルク琵琶湖にたどり着く頃には立てた予定はすでにメチャクチャになっているのでした。

 

 

 

 

 

モバイルジャンプスターターなら一瞬で復帰!

ツーリング先で自分で解決できないようなトラブルがあると時間はもちろん、解決しても気持ち的にもあまり、というかかなりよろしくないもので。。

 

 

実際、出発直後は赤信号を見落としABSが動作するほどの急ブレーキを掛けてしまったり。

本当なら当日宿を取って琵琶湖にもう一泊するつもりが「次の日もバッテリー上がったらどうしよう…」

という不安に負けて、その日のうちに500kmを夜通し走って帰路に着いてしまいました。(夜中に自宅着)

 

 

結局、帰り道は空いてない閉まり切った静かな深夜のPAを転々としながら重たいまぶたをブラックコーヒーやエナジードリンクでこじ開け走り続けること6時間超。

道中何度も時間はあるのに道琵琶湖でもう一泊を選べなかったことを後悔したりと思い知ったのは「ツーリング先で何かあると時間もメンタルもヤバすぎる」ということ。

 

そんなこんなで、JAFを待っている間に教えて頂いたいわゆるモバイルバッテリー型のジャンプスターターは早速購入を決めるのでした。

 

 

 

Arteckのモバイルジャンプスターター

エンジンスタートの補助電力として使えるモバイルジャンプスターターの値段もはピンキリ。

車種にもよるけど、エンジンスタート一回あたりかなりの容量を使うとのことで12000mAと比較的大容量でありながら値段もお手頃。

さらに教えて頂いた方のご自身や仲間内で実績のある信頼性からArteckのジャンプスターターをセレクト!

Arteck モバイルジャンプスターター

 

 

しっかり目なケースや大きなクランプやジャンパーケーブルがかさ張るのでMTバイクのシート下に車載できるサイズではないけれど、

泊まりのツーリングなら装備しているであろうサイド・トップケースやリュックなんかに潜ませておける感じ。

 

 

また通常のモバイルバッテリーとしても使えるので自分のスマホやインカムなどの充電はもちろんOK。

さらにメンバー内でひとりでも持っていればツーリングに即時復帰できるので、もしもの時に仲間を助けてあげることもできるっすよ!

Arteck モバイルジャンプスターター

 

 

 

上がったバッテリーは新品に交換しよう

あちこちで言われるように一般的にクルマやバイクの初期装備のバッテリーは鉛でもリチウムバッテリーであっても一度上げてしまうとあっという間に寿命を迎えるとのこと。

どうやらエンジンスタートが出来ないほど、容量が一定電圧以下まで下がるとそれが新品でも急激に劣化してしまい、あっという間に交換が必要になるそうな。

トリシティ155 リチウムへバッテリー交換

 

 

リオン
なんか、あの日はJAF呼んでからは丸一日走れてたっけ。
ユリ
青トリさんの時もあったけど、交換しなくて大丈夫?
ヤマヒロ
まあ、次に起きたらで別にいいかなって
フウカ
でもバイクのバッテリーは一度上げちゃうと寿命が大幅に短くなっちゃうんです。
5年目ですし、一度上げてますから相当弱ってるのかも。。

で、その“次起きたら”は”次乗る時”だったという中々に泣けるシチュエーション。

急ぎじゃなかったから良かったものの、自宅前にて早速モバイルジャンプスターターのお世話になってしまったというのはここだけの話。

 

モバイルジャンプスターター自体あくまで非常用。

ジャンプスタートの常用自体バッテリーや電気系統にあまりよろしくないらしいので、結局5年目のバッテリーも新品に変えることにしました。

MT-10SP ジャンプスタート

 

 

MT-10のバッテリー交換

純正バッテリー

今回用意したのは在庫があり、初期装備されているのGSユアサのYTZ10S

MT-09系で使っており、コスパ良好な同等品として台湾ユアサのTTZ10Sでも大丈夫。

 

 

 

 

バッテリーの繋ぎ方と外し方。

自分でバッテリーを変えるとき気を付けたいのがここ。

バッテリーから端子を取り外すときはマイナス(黒)プラス(赤)の順番。

逆にバッテリーの交換後、繋ぐときはプラス(赤)→マイナス(黒)の順に取り付けます。

フウカ
順番を間違えるとショートして爆発しちゃうことがあるから注意してね。
ユリ
外すときは逆の順番なんだねー
・・・あれ?

 

 

 

ヤマヒロ
外すときは・・逆…!?

フウカ
大変だ!ヤマヒロさんが”また”外す順番を間違えた!きっと爆発してしまうよ!

リオン
みんな下がれ!早く!MT-10が爆発する!

 

MT-10 バッテリー交換 取り付けはプラスから

 

 

 

 

 

 

MT-10 バッテリー交換 取り付けはプラスから

MT-10 バッテリー交換 取り付けはプラスから

MT-10 バッテリー交換 取り付けはプラスから

MT-10 バッテリー交換 取り付けはプラスから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

はい。

そんなこんなではありましたが今回はツーリング先でバイクのバッテリー上げちゃった原因と現地での対処、対策用品についてのお話でした!

特にMT-10のように圧縮比の大きく、電脳化が進んだ大型バイクでは使い込んだバッテリーには要注意!

 

 

やった当日はせっかくのツーリングを台無しにしたり、気が気じゃなかった自分も居たけれど、

「次は起こさせないし、次起きても大丈夫。」にする良い機会だったということで…!

 

 

 

バイクのバッテリーの交換時期は目安3年だけど、使い方によっては割と前置きなしに弱ってきたり、一気に上がってしまう感じ。

交換時期が迫っているようであればモバイルジャンプスターターを用意したり自分でバッテリー交換したり、軽量なリチウムイオンへの換装にも是非挑戦してみてね。

「それやっちゃダメー!!」トリシティ155をリチウムイオンバッテリーに交換!超軽量なITZ7S-FPへ自分で換装してみよう
突然ですが、最後にバイクのバッテリー交換したのはいつですか? 交換目安の3年前?それとも5年前?あるいはもう覚えていない? 実を言うと自分の青トリさんことトリシティ155は納車した3年前から自分ではノーメンテでした。 そんな状況であろうこと...

 

 

Arteck

自分がセレクトしたのはモバイルジャンプスターターを手広く扱うArteck

大ぶりで大出力な自動車用からハンディーサイズで大〜小排気量バイク用まで幅広く揃えているので自分のマシン合ったやつをチェックしてみてね。

 

 

フィリップス

モバイルジャンプスターターを調べる中で信頼できそうなメーカーだと家電メーカーとして有名なフィリップス

信頼性最重視ということであればコレ!

 

JAF

年4000円でもしもの時、保険のロードサービスでカバーしきれないところまで手厚く助けてもらえるJAFは個人的に超オススメです!

JAFに入って、グレードを落として月単位の保険代をグッと浮かせるのも賢い選択かも。

道の駅のアイスやチェーン店のクーポンやお風呂屋さんのJAF割と意外なほど使えるところも多め。

高速道路

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