思い思いのカッコいいバイク乗ってる皆様こんにちは。
春の嵐の中でカメラ振り回してきたヤマハMT乗りなプライベーティアフォトワーカーのヤマヒロです。
いろんなマシンに乗ってるといろんなご縁があるもので、“友達の友達”を繋ぐ企画をできたら良いなということで…!
道中いろいろありすぎたので別記事にバラしましたが、今回は2024年03月31日“嵐を呼ぶ果ての海走行写真撮影会! “の後編です!
撮影日:2024/03/31
自分以外のカメラのオペレーターさん撮影分にはそれぞれ専用の透かしを作ってみました!
タイカブさん(@ThaiCubWave125)
シンさん:@Traveler_Rabit
果ての海で走行写真撮影!
前編と分離する程度に前例がないほどグダグダ道中を経て。
どうにかこうにか、たどり着いた千葉の端っこの果ての海。
毎度おなじみ“果ての海”と伏字を使っているここは撮影導線がはっきりとした海沿いの道。
背景が良すぎて撮影場所がチートみたいなところで、個人的には秋~春先の晴れた日にマジックアワーまで粘って色温度高めの設定で撮るのが好み。
イメージとしては枯れ草が輝く麦畑のようになったり、草の切れ目は荒々しい岩石がむき出しな海岸を背にできる走行風景として最高のロケーション。
特に撮影可能時間こそ短くなるけど写真として条件が一番良い冬(12月上旬?)だと、カメラを振りぬいた先がちょうど太陽がくる時期。
フォーカスを掴んだまま離さなければ、逆行でギラッギラに照らされた海をバックに、
「ファインダー越しのわたしのry・・目がぁぁぁ目がぁぁぁ!!」とか心の中で叫びながら、”バチッ”と撮れたことがあり、撮り手としても一番の感動を受けた回になりました。
今回はカメラはフルサイズから標準的なAPS-Cにサイズダウンし、動態撮影(動き物)に大幅に強くなった新型機カメラのデビュー戦。
途中から分厚い曇が出て若干眠い雰囲気になっちゃったものの、トータルとしてはまずまずの結果には撮り切ることが出来ました!
初めまして&Newマシン
ここからは撮らせて頂いた皆様とバイクの超カッコいい走行写真。
まずは初めましての方やNewマシンに乗り換えた面々の紹介です!
タイカブさん&SV650
このブログで度々登場しているバイク乗りの親友の一人であるタイカブさん(@ThaiCubWave125)は去年自分と同じレッドバロン町田で乗り換えたSV650にて初参戦!
もともとはワンオフのフルパニアトリシティ155に乗っていた個人的に今じゃ貴重なトリシティ繋がりの人。
ほぼ隣町ということもあってマシンが変わってもよく一緒にツーリングや地元のお店で夜ご飯に行ったりする間柄。
いろんなマシンを乗り継いでおり、ちょうど1年前の果ての海撮影会ではSV650の納車が間に合わずレンタルのスズキカタナで来てくれたりもしていました。
SV650に乗り換えてからのツーリングは何度かご一緒していたけど、走行写真撮影を撮らせてもらうのは初。
スポーツツーリングライクなフルパニア仕様にヘルメットも自分と同じ白のGT-Air2に新調して、乗り手もマシンも新装備な姿を撮らせて頂きました!
シンさん&トリシティ155
同じくトリシティ乗りの親友であり、果ての海の常連さんでもあるトリシティ155のシンさん(@Traveler_Rabit)
先のツーリングにてスリップダウンしてしまい、2月末に一部パーツを引継ぐ形で同型機へ乗り換えてから初参戦!
自分と仲のいい面々の中でも特におしゃべりなムードメーカー的存在。
Sonyのフルサイズ機振り回すカメラ仲間でもあり長野や福島へ泊まりのツーリングで一緒に行ったのは個人的にどれも良い思い出。
ワインディングでは大型MTチームをちぎる程度に走るのが上手でこの日はもみじロードで先発隊の先頭を引っ張ってもらいました。
シンさんを追いかけたMT-10のnoririnさんいわく「動きがおかしいトリシティが居るw」とのことで今回もコーナーでちぎられた模様(笑)
乗り換え以降、ご一緒するのは初。
トリシティ155は自分たちの世代にどストライクだったブルーがカタログ落ちしたため、カウルがブルーとグレー混成なパッチワークのようなのカラーリングで本人曰く“キメラシティ”だそうな。
異彩かと思いきや期せずして過去に誕生日プレゼントとしてお渡ししたクシタニのオールシーズンジャケットが似合う大人なカラーリングでした!
れむさん&MT-09A
今回初めましての初期型MT-09Aのれむさん(@zero_music)
先のMT-10ツーリング果ての海撮影会の後にお声掛け頂き、自分企画のツーリングには初参戦。
もともと関西在住とのことで居たら逆にびっくりのなにわナンバーでバイク歴もYZF-R25、CB400と乗り継いできておりMT-09Aは3年目とのこと。
ペースも大型をゆったり走らせるタイプで帰りはビーコムを繋いで一緒におしゃべりしたり、コンビニでしばらく談笑したりを楽しみました。
愛車のMT-09は毎週のように普段から乗り回しているそう。
大型ハンドガードを備えたモータード風カスタムにカジュアル寄りのパーカースタイルで軽い身のこなしで普段着感覚なマシンとの雰囲気のマッチングしててキマってました!
泥トレさん&TRACER900 GT
今回初めましてでトレーサーの第二世代であるTRACER900 GT乗りの泥チャレさん(@doro_ga_suki)。
千葉房総エリア在住とのことで地元民ならではの知見も深め。
道中コースのアドバイスや勝手にどっか行った白トリシティを引っ張って来てくれたりとヤマヒロ的にこの日一緒来てくださった中で何かと心強かったお方。
普段は剣道を嗜んでいるそうで、いわゆる”イケおじ”という風格ながら表情豊かに赤トレGTを乗りこなし、武骨なフルパニア装備に合わせるミリタリーライクなウェアがキマってて素敵でした!
野毛 槙さん&FJR1300A
今回バイク乗りでの最年少で一番大きいマシンに乗っていたFJR1300Aの野毛さん(@Shin_Noge)。
絵に描いたような好青年というタイプでモーターサイクルショー2024後のYSP杉並南の反省会(という名の飲み会)にて初めまして。
その場で参加希望と伺い、当日朝にショップでECUを書き換えかてから途中合流という形でちょうど03月31日が学生生活最後という特別な日に果ての海ツーリングに初参戦してくれました!
現地でサイドパニアから羽のほうきやフクピカを取り出しその場で綺麗にする気合いの入れっぷり。
個人的に「YSP杉並南のお客さんだなぁ」と感じた次第で撮り手の自分としてもうれしく心の中で小躍りしておりました。
鏡のように磨き上げられたツヤありブラックのFJRにヤマハストロボデザインのレーシーなウェアをパリッと着込んで走る姿をカッコよく撮らせて頂きました!
野毛さんセレクション
先日の
“学生生活最後の1日は愛車と共に”
学生生活の思い出を彩ってくれたFJRと一緒にいる姿、文句なしのベストショットでありがとうございます😭撮影 ヤマヒロさん@yamahirok3 pic.twitter.com/2AosgGpIy0
— 野毛 槙 (@Shin_Noge) April 5, 2024
個人的なプレゼント
ツーリングの時に学生生活最後の特別な日と聞いて。
大馬鹿野郎のひとつ覚えで写真を贈らせて頂きました!
ヤマヒロさん(@yamahirok3 )に撮って頂きました写真、無事に受領致しました!
そしてその写真とのツーショットをたかすけさんに撮って頂きました。
ツーリングの企画から催行、撮影、それだけでなく現像から額装まで、最後まで美しく仕上げて頂きありがとうございます! pic.twitter.com/pJsDkflk7V— 野毛 槙 (@Shin_Noge) April 21, 2024
紳さん&アバルト(ABLTO)
最後にクルマ枠として元MT-10仲間の紳さん(@shin_MT10_2)
ツーリングの2日前に納車したばかりというコンパクトなイタリアンスポーツカーのアバルトで参戦!
乗っていたMT-10は2023年信号無視による事故でぶつけられてしまい、車両は失われてしまったものの治療の合間に伊豆箱根などで何度か会ったりしておりました。
今回アバルトの紳さんは物静かなタイプで一緒にトリシティのシンさん、FJRの野毛 槙さんと何かと”シンさん”が多かったツーリング。
野毛さん合流時にはおしゃべりなシンさんと入れ替わりで紳さんを紹介したため「あれ?」ってなってたのが印象出来でした(笑)
自分としてはここでは初のクルマ撮影でもうちょい構図のバリエーション出したかったのがちょい心残り。
それでも、納車したばかりのピカピカな車両で洗車や磨きの上もバッチリして来たという空がよく映るアバルトがまるでCMに出ていそうな凛とした佇まいでカッコよかったです!
撮影会の常連さん
noririnさん&MT-10
果ての海の常連さんでこのブログで度々登場してるMT-10乗りの親友であるnoririnさん(@noririn_mt10)
自分や紳さんを含めた20~30代の若手MT-10乗りの中でもバイク乗りの先輩として“みんなの良い兄貴的”な感じでMT-10界隈との繋がりも深い方。
今回はひと月前の前回と同じカスタムのままということで、他の方優先と気を遣って頂きテイク数は少なめ。
お馴染みハンドルのバーエンドミラーとシルエットが重なるガッツポーズ(?)は今回も撮らせて頂きました!
バイク乗りならが腕振り上げて決めポーズするnoririnさん(@noririn_mt10)に
重火器みたいなフルサイズカメラ向けるシンさん(@Traveler_Rabit)の絵面が面白くて笑ってる。 pic.twitter.com/5I1ylUcxWO— ヤマヒロ (@yamahirok3) April 4, 2024
みなみさんご夫婦&新型NIKEN GT
同じく果ての海撮影会ではすっかりの常連さんとなったみなみさん夫婦。
2023年12月以降純正サイドケースを追加装備したNIKEN GTで参戦!
かつてのシエロさん(@baikudoga)主催の2019LWMビワイチから今に続く数少ないバイク仲間さんで現在は横浜在住なトリシティ/NIKENといったLMW界隈と繋がりが深い方々。
トリシティ155やハンターカブ他も数台所有しており、1台でも2台でも一緒に同じ趣味を楽しむ素敵無敵ご夫婦。
とにかく寛大なお人柄で兼ねてからLMW界隈との繋がりが深く、前日はトリシティ125にも乗っている系太さんを家に泊めていたそう。
同じく初見さん優先として撮影は他の人に譲って頂きテイク数は少なめに撮影の旗振りなんかでもお手伝いして頂きました!
みなみさんの動画
撮ってもらった写真
Photo by 野毛さん(@Shin_Noge)
Photo by noririnさん(@noririn_mt10)
ヤマヒロ&MT-10SP
カメラをバトンタッチしてMT-10SPの自分も3テイクほど。
納車時から身なりも変わって機能もデザインが好きなクシタニスタイルで乗ってるとこを撮ってもらいました!
タイカブさん撮影
シンさん撮影
同じ場所、同じ時間帯、同じくらいの望遠レンズでも撮り手によって全然別の絵になるのがやっぱ写真は面白いですな!
個人メモ:撮り手の乗り手の合作
今回の撮影会を撮影会通じてをバイクの走行写真って乗り手と撮り手の合作だなって思った。
撮影者も一定以上の技術はいるし、ライダーは最低でもバイク乗りとしての身なりは整えて欲しいなと。
走るときも簡単な例だと体を引いてアクセルを開ける加速姿勢や運転技量がある人ならマシンを寝かせたり、体を入れたり。
はたまたサンバイザーの有無や身振り手振りのポーズや表情を加わえて変化は出せる。
そこが上手く噛み合うとただの”走ってるとこ”が“写真作品”に昇華する感じで撮れたとき旨が熱くなる感じ。
整理時にそんなことを考えながら合作としての個人的にこの日1番のベストショットは野毛さん&FJR1300Aの1枚でした!
果ての海撮影班
帰りにカフェ 千の光へ
撮影前の時間調整でも立ち寄ったカフェ千の光。
普段は18:00閉店であるものの、前職は”懐石料理人”でおしゃべりなおじいちゃんマスターが“気ままにやってるお店”ということからご厚意で少し長めにお店を開けて頂けることに…!
Photo by野毛さん(@Shin_Noge)
名物サザエカレー
そのまま帰ると大混雑なアクアラインの時間調整と合わせて、夜ご飯に名物で自信作というのサザエカレーをみんなで頂きました!
海沿いにひっそりたたずむお店でありながら、店内や駐車場のキャパシティも大人数での殴り込みも大歓迎と言って頂けたことが非常に頼もしい限り。
また帰りの時間は引っ張るものの、ここで夜ご飯を食べて海沿いの下道でのんびり帰るとアクアラインの渋滞回避できちゃったので今後もお世話になりそうな予感しかない。
ツーリング後日
先日訪れたカフェ千の光のおじいちゃんから電話が来た。
「先日はたくさんのお友達と来てくれてありがとうね。
ヤマヒロさんみたいな人に来てもらえてよかった。」と。大人数での訪問だったのに快く受け入れて頂き感謝しかないし、
これは、もう…
千葉サザエカレーツーリングやるしかないですな!! pic.twitter.com/G9hO0F4I3L— ヤマヒロ (@yamahirok3) April 5, 2024
まとめ
今回ツーリング記事を前編後編と分ける形でしたが、制御不能な人たち(特定の団体?)の参加は個人的に大事件でそういったマイナス部分はどうしても目立ちやすい感じ。
それでも、親友面々を通じての何名かこのような雑多な撮影会企画を通じて初めましてできたことはホントに恵まれたツーリングだったと思うです。
思い思いのマシンで走る姿ってやっぱカッコいいし、改めてカメラ振り回して撮るのが好きだとも思えた日。
そのうえで、撮影会ツーリングの企画担当やってる旗振り役として「恥じない立ち回りが出きるようになりたい」と強く強く思ったり。
お勉強も合わせて、気持ち的にはちょ~っとしばらく人様のツーリング企画に参加しさせて頂く方にシフトしてみたいとも考え中。
そんな気持ち複雑だけどこれにめげず、みんなからも背中を押されてみんなで楽しむ場を作って、素敵な人と人を繋ぐ人でありたいなと。
日が長くなるのでしばらくは休止期間になりそうですが、撮影会企画は今後も続けていきたいプライベーティアフォトワーカーのヤマヒロ(@yamahirok3)でしたー!