昔もあったとは聞いていたけれど、現行MTシリーズのルーツにあたるMT-09のリリースから10年目。
初じめてのヤマハ公式となるMTシリーズのイベントとなるMT夜会ことThe Dark side of Japan Night Meetingに行ってきたヤマヒロです!
去年のトリシティカフェの非じゃないですね!
撮影日2024/05/11
The Dark side of Japan Night Meeting!
現行MTシリーズのルーツにあたる初期型MT-09のリリースから10年目。
しばらくやっていなかったMTシリーズの公式ビックイベントが開催されました!
2014年の発売以来、「MT-09」が誕生10年という節目を迎える今年、全世界的に展開している「The Dark side of Japan」の世界観をリアルに体感いただくナイトミーティングです。
ヤマヒロ初めての公式MTイベント
年1回のビックイベントであるヤマハモーターサイクルデーやヤマハライダースカフェなどは何度も訪れていた自分ではありましたがMTシリーズのイベントとしては完全に初めまして。
というのも2017年頃まではMTオーナーズミーティングをやってみたいだど、その後はしばらく車種別のイベントはなかったようでした。
とか言う自分はバイク歴6年、MT歴は5年目で2019年に最初の2輪のバイクとして購入したMT-09TRACERでスタート。
ちょうどMTの名が外れたTRACER900/GTへのモデルチェンジしたばかりの時期。
初のマニュアルバイク車でもあり自身の用途にピッタリなバイクからMTの楽しさに触れ、乗れば乗るほど”好きなバイク”へと昇華していくマシンになりました。
2021年には”メカデザインが好き”というだけの直情的大馬鹿野郎な理由でいろんな人に背中を押され、20代にして人生最大のお買い物としてYSP杉並南でMT-10SPを増車。
理不尽な人生をマスターオブトルクで捻じ曲げた1台として。
何にも本気になれないしょうもない20代だった自分の人生を大きく変えるマシンとして。
少なくとも今は、その始まりの一日になったと確信しています。
すっかりヤマハMTシリーズにのめり込んでしまった2023年の始めごろ。
スマホ一つでポチっとバイクが買えてしまうこのご時世において、あろうことか手が滑り初期型のMT-09ストリートラリーを購入。
YSP杉並南やいろいろな人の助力を得てヤマハのアニメに出てきたマシンを完全再現。
ロボットアニメよろしくなヒロイックなスタイリングに仕上げてからは最強の町乗り&最高の下道ツーリングバイクになりました。
そんなこんなで自分は“ヤマハMTシリーズのデザインが好き”
というだけの理由から自宅が大変なことになってしまった個人的としては一度は公式のMTイベントに参加してみたいとずっと思っていました。
ヤマヒロさんもどうせ、
ずっと独り身ですし、
次はMT-07あたり行って、
そのまま、
全機揃えちゃえばいいと思いますっ!
せっかくなので、
青トリさんは、
私が無償で引き取ってあげますから、
安心していっちゃってくださいっ!!
マシンセレクト
イベントの告知を見かけて嬉しい半分、困惑半分。
というのも嬉しい悲鳴としてさっそく頭を抱えたのがマシンセレクトでした。
車検上がりで自分の最初のMTでもあるMT-09TRACERにするか。
それとも知り合いも多く、人生を変えた1台なMT-10SPにするか。
はたまた買って一番新しい変わり種のMT-09ストリートラリーにするか。
誰と楽しむ、何で楽しむを決め切れていなかったものだから、案の定自分の中で堂々巡りとなってしまい、事前エントリーを割とギリギリにやったのは言うまでもなく。
で、散々迷った挙句の果て。
いろんな人やお店の力を借りて仕上げた納車から一番新しい初期型MT-09ストリートラリーを出すことにしました。
MT夜会当日
臨時駐車場にて
ヤマハMTシリーズのDark side of Japanな世界観の再現するため、バイクのイベントとしては珍しく遅めの時間にスタート。
とりわけ夜勤明けかつ、楽しみ過ぎて日が昇る前から起きておりました。
ちょっと眠い目を擦りながら磨いたり、軽めのメンテを済ませて、日が傾き始めた16時ごろ東京方面へ出発。
5月の嵐吹き荒れる中、ライトウェイトマシン&体重50キロを切った軟弱者ボディの似た者コンビで高速走行へ。
大きな橋の上では風速12mを超えるような突風に流されたり、フロントがちょっと浮くような(実際に浮いてたかも)感覚にビビりながら飛ぶように走ってお台場を目指すのでした。
メイン会場となるCITY CIRCUIT TOKYO BAYは普段はゴーカートのコースとして運営されている施設なので開場する18時までは臨時駐車場にて待機。
見渡す限りヤマハのMTしか居ないという言い得て妙な光景で広々とした臨時駐車場も奥から1列、2列とあっという間にいっぱいになってしまってしまう大反響っぷり。
仲間で来ている面々も多く駐車場換算すでに致死量のMTがなだれ込み、主会場に収まるのか割と真面目に心配になってしまったのは自分だけじゃないはず。
そんな中でもMT-09の知り合いほとんど居ない上、小心者でコミュ障なヤマヒロは「仲間の到着はよ…!」と内心そわそわしておりました。
(そもそもストラリが初期型MT-09と認識されてたか怪しい。。)
慌ただしく駐車場を徒歩で3週くらいグルグルするうちに声をかけてくれたMT-10乗りの響さん(@h_quadrifoglio)、MT-10SPのヒビキさん(@hashigen02)と初めまして。
その後、開場30分前あたりで”果ての海撮影会“などツーリングでも何度かご一緒しているnoririnさんやよしはるさんら顔見知りなMT-10チームも到着!
18時前にもなるとヤマハMT軍団がクロスプレーンの快音を轟かせながらお台場の街を大移動開始。
並べての記念写真もほどほどに、自分はMT-10チームの後ろに付いて歩道の人が二度見からの目がテンになるのを横目にメイン会場に向けてGo!
チェックイン
メイン会場のCITY CIRCUIT TOKYO BAYへ到着すると駐車場として案内されたゴーカートサーキットコースへ。
今回は事前エントリーしていると頂ける特典もあり、さっそく凄まじいことになってるチェックインの列に並びます。
自分たちが並び始めた大行列の最後尾あたりにはリリースされたばかりの最新型MT-09 2024年モデルのアクセサリー装備車が屋外展示されていました。
フロントデザインがスタイリッシュにまとまっててすごく素敵です。カッコいいっ!
仲間内でMTのことやMT以外のことでワイワイお話していると長い長い待ち時間だったはずが気持ちあっという間。
大混雑の中で「MT3台持ちの人!」と言われてしまう程度に顔見知りなMT-10乗りの女性スタッフさんに軽く挨拶して、このイベント限定の蓄光キーホルダーとステッカーなどを頂きました!
自分の中でちょっとずつMTロゴやシリーズのアクセサリーが増えてホクホクしてます…!
MTシリーズ10周年記念BOX
モーターサイクルショーに合わせて発売か開始されていた立派でカッケー化粧箱に入ったMTシリーズ10周年記念BOX
チェックイン後すぐ横の物販コーナーで自分も買おうと思っていたのですが、、
ここでも、これまでも、ヤマヒロはなんかいろいろあってまだ買えてませんッ!
YSPの定休日
頭の回転数が上がらない夜勤明け。
ヤマヒロおなじみの定休日に行ってしまいました。
当然お店(YSP)が開いているはずもなく、MTシリーズ10周年記念BOXは買えてませんッ!
MTシリーズ10周年記念BOX…!
MTシリーズ10周年記念BOX…!!
MTシリーズ10しゅ…
・・ウワァァァァァァァァァァ!!! pic.twitter.com/Zb1DvxjPVi— ヤマヒロ (@yamahirok3) March 18, 2024
GW休業
その後、足を運んだ際も別件ですっかり忘れていたりでひと月が経過。
意を決してMT夜会に間に合わせるため、GWの夜勤明けに買いに走ったのですが。。
イベント1週間前時点で、まだまだMTシリーズ10周年記念BOXは買えてませんッ!!
MTシリーズ10周年記念BOX…!
MTシリーズ10周年記念BOX…!!
MTシリーズ10しゅう…
・・にゃああぁぁぁぁぁぁん!!! pic.twitter.com/YEcPdflcN7— ヤマヒロ (@yamahirok3) May 5, 2024
開場の物販は瞬殺
チェックインの大行列待ち中で悲報のアナウンス。
みんな”ここで買うことに意味がある。”と考えることは一緒だったのか、気持ち開幕から30分程度完売したらしく瞬殺でした。。
ということで、MTシリーズ10周年記念BOXは買えてませんッ!!!
MTシリーズ10周年記念BOX…!
MTシリーズ10周年記念BOX…!!
MTシリーズ…《10周年記念BOX完売になりました~》
・・ひょわぁぁぁぁァァァァァァ!!! pic.twitter.com/yVF1ENBGrm
— ヤマヒロ (@yamahirok3) May 11, 2024
買ったら買ったでなんだか自分への誕生日プレゼントになってしまいそうな時期。
いくつあっても困らないから別に台数分買ってもいいのだけど。(オイ)
ナイトミーティング!
チェックイン後は先日知り合ったばかりのMT-09乗りのれむさんと合流!
バイクのところへ戻って、あれこれおしゃべりしているうちに冷ややか風が吹き抜けあっという間に”都会の夜”というの雰囲気に。
普段はあまり見かけない野生のMT-10も思いのほか台数が居たり、各世代まんべんなく来場していて会場はホットで超クールでした…!
MT-10チームと記念撮影
今回初めましてだったヒビキさんは関西から来ているためちょっと早めの離脱。
一発勝負ながらお見送り写真を撮らせてもらいました…!
20時あたりのヤマハやバイク雑誌の集合写真が終わるとぽつりぽつりと帰路につき始める人も多め。
ありがたいことにコース内(駐車場)に幾分か広いスペースができたのでみんなのMT-10を並べて記念撮影!
十人十色なマシンカラーのMT-10チームが最高に日本のダークサイドしてました!
自分もMT-09を押して走り、会場のロゴをバックに何枚か。
買ったばかりの撮影用の新装備お試しも兼ねて「MTは夜の街が似合うなー」とファインダー越しに心底ニヤニヤしておりました。
その後、プレスのカメラ振り回してる人にMTロゴ入り背負い籠のShikiさんが目に留まり、一緒に居た自分も「なんか見たことある人!」と言われてMT-10チーム共々捕まったり。
楽しい時間はあっという間で仲間内でのおしゃべりやいろんなマシンを見て回るのに夢中になり過ぎて、普段以上に枚数撮れてなかったのはここだけのお話。
終わりに
昔もあったとは聞いていたけれど、
30になった自分や同年代のメンツにとってヤマハMTに乗り始めて初の公式MTイベントでした!
ナイトミーティングとしてMTのらしさというか、世界観を仲間同士で楽しめる一夜限りにはもったいなさすぎる大イベントとして最高に良かったです!
ヤマハのMTシリーズを好きになって、乗ってて良かったと改めて思ったよ。
使い手の想いや願いが”もの”に本質を与えていく。
ヤマヒロさんのMTだってきっとそういうものだと思うんだ。
バイクが好きになって、その中でも大好きになったヤマハMTシリーズをもっとずっと楽しみたい。
MT=”みんな・ともだち”とも言うようで、自分のできることで”素敵な人と人を繋ぐ人”でありたいなと改めて強く強く思いました。
以上、大満足な初めてのヤマハ公式MTイベントを楽しんできたいろいろなヤマハMTシリーズに乗ってるヤマヒロでしたー!
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