ヤフオクでMT-09ストリートラリー購入してから早2年。
最初の登録や整備などやって頂いたYSPさん継続車検をお願いしてきたヤマヒロです!
2年もあると人生色々あるもので、2024年9月で5年も居た現場に「くそお世話になりました!!!」
思い返すと“ただただのらりくらり”とやってた仕事からオンもオフも良い方にステップアップできた2年間でした。
そんな中、MT-09ストリートラリーの購入時からガラリと仕事や生活も変わった2025年。
今回の車検では代車としてYSPさんから125スクーターも用意して頂きました!
確か、MT-09ストラリ買ったのは2年前で、
MT3台体制にしたのも2年前で、、
…そういえば、青トリシティどこ行ったんです…?
ーー「…君みたいな勘のいいガキは嫌いだよ。」という方へーー
今回は購入から2年目となったMT-09ストリートラリーをYSP杉並南へ継続車検で持って行ったこと。
それから代車トリシティ125を借りて、YSP杉並南周辺をぶらぶらした時の雑記です。
冒頭を見て「ところでその言い回し、よく聞くけど元ネタは?」と思ってしまったを示してしまった方はこちらをご覧ください。
ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。
ちなみに、最盛期のお庭はこんな感じで頭の中がお花畑状態でした。はい。
今回は大好きなヤマハバイクを通じて繋がった、ささやかな休日のお話。
MT-09ストリートラリーの継続車検
購入と1年目
さかのぼること2023年01月14日
ワンオフ機のようなスタイリングに惚れ込んだ、頭の悪い自分はスマホ一つでポチっと購入してしまったMT-09ストリートラリー
というのも、ポチッと入札したら、凄まじい勢いで増えていたウオッチリストに反して競りらしいことは一切発生せずそのまま落札。
30を若いというか怪しいのだけど、たぶん“若さゆえの過ち”でストリートラリー外装を纏った初期型MT-09の車両を抑えてしまい、ひと月後には陸送で自宅に無事到着。
庭にはヤマハの大型MTが3機。バカです。
もはや”末期の庭”で繰り広げられる30になった直上的大馬鹿野郎の幸せなバイクライフはいささか「冷ややかな目で見られるんだろうな」と思わずにはいられないのでした。
ヤフオク購入の代償として肝心のマシンはエンジンこそ掛かるけど車検切れ、ナンバー無し、そのままでは公道走行不可。
結果、あれこれ勉強しつつ「無理しても無理!」となったものの、YSP杉並南を始めいろんな人の力も借りて、走れる状態に持っていくことが出来ました。
個人的なこだわりでほぼヤマハアニメに登場していたEUオリジナル仕様まで仕上げた1年目。
残念ながら原因がなかなか掴めずにいたエンスト現象やバッテリー上がりでエラーコード出たりとトラブル多めでツーリングとしてはあまり乗れず、、
1年目はどっちかというといじるの多めに楽しんでいました。
ちなみに、赤い斜線が入った仮ナンバーの使い方を知らなかったことから輸送費や書類関係で走らせれるようになるまで10万近く掛かったのはここだけのお話。
車検が切れてしまったMT-10で使った仮ナンバー「知は力なり」かな。
2年目
そんなこんなで迎えた1年点検とリアサスペンションカスタム
拍子抜けするようなしょうもないトラブルを潰して頂き、合わせてアナログとデジタルの過渡期にあったマシンを出回っている中古パーツを中心に取り入れて近代改修。
特に足回りの回収は効果絶大で最強の町乗り要員&下道ツーリングバイクとして大活躍!
もともと初期型MT-09がハンドルで振り回す系なマシン。
さらにストリートラリー仕様としてモータードなキャラ強めで長い距離を粛々と乗るタイプでは無く、ガッツリ走るのを楽しむツーリングに呼んで頂き何度か乗り出しました。
倉庫に眠っていた車両だったとのことで自分のところに来た受領時点でオドメーターは10990kmほど。
そこから、2年経った時点での走った距離は“2500kmちょい”というところでした。
YSP杉並南へ
今回の継続車検はYSP杉並南さんにて。
夜勤明けに新宿(初台)からふらりと来れていたのが去年までのお話。
新しい案件を始めてからは気軽に来れなくなってしまい、顔を出したのがちょっと久しぶり。
MT-09ストリートラリーを走らせるため最初の登録や手続きや1年目の点検とカスタムしてもらったことから、やっぱり安心してお任せできるお店ということで今回もお願いすることにしました。
あぶら~亭でお昼
持ち込み当日。
ライトウェイト&大パワーなMT-09に1月の健康診断でまた体重50を割った軟弱者ボディの自分が吹き飛びそうになる強風の中、高速道路を飛んできてYSP杉並南へ。
お店に到着するとメカさんが「代車を取りに行ってる」とのことで、時間調整のためお昼を食べにYSP杉並南から徒歩3分くらいのあぶら~亭へ。
あぶら~亭はYSP杉並南の常連さん御用達な町中華で新宿勤務時の夜勤明けにバイクデビューしちゃった後輩と一緒によく食べに来ていたお店。
良い意味で若干ガサツで明るく元気な外人さんスタッフ含め、ガッツリ食べて元気をもらえる看板メニューのあぶらー麵と半チャーハンセット(略アブチャーセット?)を頂くのが通例でした。
↑定番のアブチャーセット(1200円 2025/02現在)。こんなご時世なのに安い。
あぶらー麵は最初にチャーシューをアツアツな麺の下に潜らせておくと柔らかくなってグレート。
油そばとしては重すぎず、香ばしく風味豊かなしっかりめの味付けで常連さん曰く最初にラー油を垂らし、後半はお酢でさっぱり頂くのがおすすめだそうな。
セットはゴロゴロチャーシューがこれでもかと入ったガツガツ食べれる系な半チャーハン。
たまに“半どころじゃない”物量の暴力で胃をぶん殴りにやってくることもあるので小食な自分は注文するかはその日の調子と要相談。(でないと吐く。社会的に死ぬ。)
★平日のお昼ならランチセットでチャーハンメインに食べることもできるっすよ。
代車はトリシティ125
お仕事がフルリモートになったことから、都心までの定期券は貰えず。
公共交通機関だと乗り継ぎや駅から家まで移動にも遠回りで時間がかかることから、今回は代車として125スクーターを出してもらえることになっていました。
SNS運用が“人は思ったより人のことを見てない”スタンスなので生意気にもMT-09を持ち込む1週間前に“こんなこと”を呟いたことから気を使って頂いてしまったのか。
俺、今週乗りきったらYSP杉並南に車検に行くんっすよ。
早めにMT-09の車検受けようと。
125スクーターの代車も用意してもらえたりもして…!
(トリシティだったら懐かしくて泣いちゃう) pic.twitter.com/TuZ0Bu1T4K— ヤマヒロ (@yamahirok3) January 28, 2025
で、出てきたのが23の時に青トリシティ155でバイクデビューして界隈での紆余曲折を経た自分にとって切っても切れないような。
それでいて、非常に馴染み深いトリシティ125の初期型だったのですっ!
トリシティ125 初期型のこと
ご厚意でお借りしたMWS-125、トリシティは自分のMT-09と同い年な2014年リリースの初期型。
ブルーコアエンジン搭載と合わせて細部が詰められたトリシティ155や2型と比較するとエンジンのパワー不足や燃料タンクの少なさ、フラットフットボードの狭さetc…。
伸びしろしかない初期型らしく、いざ乗ってみると悪徳なタイトルを付ける動画配信者やブロガーのやり玉に挙がっていた”弱点”やLMW機固有の”特性”など、実際に乗って155との違いを随所に感じた部分がいろいろ。
- 押し引き→155や2型より軽め。小回りもマル。
- 加速、坂道→必要十分。自分が軽すぎてあまり気にならず。
- 燃料タンク→35km/Lあたりを叩き出していたので申し分なし。
- フラットフットボード→別に狭くは無い。綺麗に座面も広いので気にならず。
- シート→155と比べてモチモチで柔らかめ。好み分かれそう。
- ライト→ヘッドライトが暖色ハロゲン。デザインに対してちょっと”らしく”ない?
- メットイン→フルフェイスヘルメットが入らず。。(155や2型で改善)
※身長174cm、50kgやせ型な個人の感想です。
個人的に気になったのはメットインにフルフェイス(GT-Air2 Mサイズ)が入らなかったことぐらい。
通勤通学みたいなシティコミューターとしては間違いなく申し分ない完成度の高いマシンじゃないかと…!
↑スクーターとしては最高にスタイリッシュでカッコいいデザインと思うです。
新宿TEIBAN展へ
借りたトリシティでお隣、新宿のパークタワーまでぶいーんとひとっ走り。
都心はルールをガン無視でもしないと、まともに停めれる場所が絶望的に少ないので新宿都庁下のバイク駐車場まで停めに行きました。
今年も移転してなければ元職場の新宿パークタワーで開催されていたTEIBAN展
毎年1月末くらいに新宿パークタワーで奈良県、滋賀県、三重県からモノづくりに取り組むメーカーや職人たちが参加する催し物。
2025年のコンセプトは”コンパクト”とのことで各ブース凝縮感高め。
三重県鈴鹿市からここ2年間で顔なじみになったクラフトアルマジロ(MAVERICK)も出店しており、1年ぶりくらいに嬉しい顔合わせ。
新作チタンカップやタンブラーのことや友達の結婚記念にペアで送り付けてやろうと思っていること。
それからヤマハMTシリーズの集まりで三重県に遊びに行ったこと。
鈴鹿でMTミーティング&ワークショップ企画をやらせて頂けるお約束。
などなど、短い時間ながら、これまでとこれからをたくさんお話することが出来ました!
↑2024年 日本橋のチタン焼き付けワークショップにて
車検後のMT-09引き取り
MT-09を預けて1週間後。
代車生活ですっかり小春日和な庭でバイクをわちゃわちゃしていた土曜日。
代車とは言え、連日の強風ですっかりホコリ被っちゃってた白トリシティの磨き。
あたかも自分のマシンのように手入れする代車の写真を取ろうとスマホをポケットから抜くと、
車検と点検が無事終わりMT-09を引き取れるとのメッセージが来ていました。
借り物もそんながっつり洗車するんですか?
ワックスのフェーズ。元々ツヤあり白なのでピッカピカー。
自分の納得いくレベルで拭き上げ終わり、日が傾き始めた16時頃に出発。
都心まで伸びる国道246はやや混み始めでスクーターでないと左手が死ぬストップアンドゴーの繰り返し。
信号で停まっていると前の車のリアガラスに張り付いた子供に手を振られ、フリーな左で振り返してほっこりしつつ東京都へ。
そんなこんなで返却前の給油後、突入した夕刻の都心は大渋滞。
スマホホルダーのナビが無いため道を間違えたりで、細い住宅地を縫うように走ることになったりでしっちゃかめっちゃか。。
結果、残り10数キロ進むだけのはずが、全行程の半分である1時間近く取られすっかり日が暮れてしまうのでした。。
LEDヘッドライトをRIZING2にアップグレード!
今回の車検と合わせてLEDヘッドライトバルブを上位モデル(2)にアップグレードして頂きました!
というのも、もともと入れていた国産スフィアライトのライジングアルファ(1)からに換装しようと幾分か前に購入。
しかしながら上位モデルからは別体型コントローラユニットの配置も必要な上、割ったらもう替えが無いストラリカウルの脱着と併せて安心安全の心折設計2段構え。
度胸も無ければ、適切な技能も無く、、ちょうど車検時にライトテスターも通すことから部品持ち込みで取り付けを依頼するのでした。
割と最近の2024年にコントローラレスでアシストハイビーム機能を備えた上位互換のアルファProもリリースされましたが、ライジング2に入れ替えたことでハイ/ローを同時点灯できるようになり光量もアップ!
上位グレードに換装して貰って青白い光はそのままに、光がよりパキッとした雰囲気となり個人的にめっちゃカッコよくなりました…!
また、車検持ち込みの出発直前に届いたカプラーオンでバッテリーを積んだまま充電できる車載ケーブルも取り付けして貰っちゃいました。
車検費用と点検カスタムの合計
みんな気になる車検費用とかカスタム費。
確かYSPさんの点検費用は気筒数がベースで、とりわけ今回は3気筒のMT-09
ちょうどオイルは自分で変えたばかり。
2年経過し、交換が必要と思われる冷却水やブレーキフルードなど液体類とスパークプラグ清掃(交換?)をヒアリングしてもらった上で変えてもらいました。
また、カスタムとしてはLEDヘッドライトバルブの換装と車載ケーブルの取り付けの2点ほど。
明細を貰うの完全に忘れてしまったものの、車検代行手数料と整備、カスタム費を合わせてトータル86690円に収まりました!
まとめ
今回は4番目のバイクとして迎え入れたMT-09ストリートラリーの車検とYSP杉並南周辺でのお話でした!
大型MT3機とか馬鹿です。
でも、お気に入りのマシンで遊べるささやか喜びがあるし、バイクも自分も磨いてしょうもない人生をもっと頑張れる。
みんな違って、みんな超カッコいい。
そして、自分にとってヤマハのMT全部最高で、バイク全部最高だからしょうがないよね。
MT-09の車検の傍らで訪れた好きな場所、懐かしいもの、少し先の約束ごと。
なんだか、バイクを通じて自分の”いままで”と”これから”が交わった密な1週間でした。
2月中旬、早くも暖かくなり始めてきた今日この頃。
まだまだ楽しみ切れていないカッケー最強のライトウエイトマシンとしてのMT-09ストリートラリーをもっとずっと楽しみたいヤマヒロでした!
あと、イラスト熱も上がってきていることから、今年はうちの子もMTやバイクのイラストも楽しくやっていきたい!