レンズも増えK-3Ⅱを入手したりもしてホクホクしているヤマヒロです。
どのレンズも一長一短と個性があるのですが
自分のよく使っているレンズを写真とともにランキングしてみました。
どのレンズと相性が良いの、どんな描写の傾向なのか振り返ってみるのも大事だし面白いかなと。
ちなみに自分の写真は全てJpeg撮って出し。
必要に応じてリタッチやトリミングしています。
今年の新規編入レンズ
今年の購入レンズに入手のエピソードをそえて。
smc PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED AL [IF]SDM
「進むと決めたからさ!」
本気でペンタックスを使う事と決めて入手。
クセは強いが被写体を表現力豊かに写し出す大口径スター標準ズーム
smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited
イメージングスクエアのアウトレットで偶然見つけ即GETしてしまった。
フィルム時代のリミテッド単焦点、ペンタックスのオーバードウェポン
smc PENTAX-DA★60-250mmF4ED[IF] SDM
ヤフオクで冷やかし入札したら落札してしまった。
ハイエンド超望遠ズーム
HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
K-3Ⅱのキットレンズとしてやってきたどんな被写体でもロックオン!
オールラウンドなマルチロールズーム
僕の言い訳2つ
若干話し逸れますが皆が知るようにレンズとても高価なので僕の趣味といえど周囲から心配される事が時折あります。
そこで僕が言い放ち、周囲を呆れさせる屁理屈(へりくつ)とかいい訳とか。
だってリーズナブルなんだもん。
いい訳その1。
ペンタックスのレンズはAPS-C特化なので10万以内の選択肢が多い。
オープン価格といえどFA31やDA☆60-250は10万を超えるが偶然アウトレットや中古品として入手したため値段のハードルはさらに低かった。
そんな事もあって気に入った物が新品でもリーズナブルに手に入るというのが原因かも(別に安いとは言っていない!!!)
来春のフルサイズに合わせ大きく高いレンズも増えて行くんでしょうけど同じKマウントとして使えるラインナップが増えて行くのが楽しみだっりして♪
Kマウントだもの。
「“Kマウントだもの”ってさ、ヒロ兄いってるけどは一年で結構レンズ買ってるよなぁ・・・」
「レンズ買ってくるだびに新しいおもちゃみたいにいじくり回してさ。すぐに近所の散歩に行ったりして♪」
「ヒロ兄にとってそれだけ写真の時間が楽しいってことだよね!」
ランキング
今年も使用頻度でランキング!
当然といえば当然ですがズームではシャッターチャンスが増え、単焦点使用時はいろいろな角度からじっくり狙って撮る傾向。
さらに新しいレンズはどんどん持ち出して特性を理解しようとする印象も。
それでは写真とともに振り返るレンズランキングに行ってみましょう!
第3位.HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
使いやすい画角を安定した描写で表現するKマウントのNewスタンダード。
うちでの愛称は焦点距離から16-85や赤いハチマキからレッドリングと呼ぶ。
解像力とシャープさを重視したレンズでコントラストも見た目より若干高めに写るので風景メインなユーザーとしては嬉しい描写性。
16mm(広角端)スタートが大きく他のキットレンズより広々撮れること。
サイハテが85mm(望遠端)なのでシャッターチャンスの多くものにできる付けっぱなしレンズでもある。
逆光には別のキットレンズであるDA18-135の方が圧倒的に強いが
こちらも直接強い光源を入れなければ激しく悪影響が出ることはない。
広角域16mmから中望遠85mmまで安定した画質で目立つような歪みや収差はなく全域を安心して使えるところもナイス。
キットレンズとして良き相棒のK-3ⅡならRRSシステムがクリティカルに決まるとベリーベリーカリカリシャープな絵を書き出す。
「静物や自然風景の写真にはDA☆16-50よりベストバイレンズジャン!」と思ったが「描写の傾向が全然違うから単純に勝ち負けじゃないか」
とセルフツッコミしました。
AF(オートフォーカス)もK-3Ⅱに合わせ再調整されたキットレンズラインなので素早くピタッと捉えるし、外したときも切り返しが早い。
目立った不満はなくペンタのAFが進歩してるなぁとK-3と歩んだユーザーとしてひしひしと感じるところ。
F値は可変方式で控えめだがズームレンズながら重量も抑えられているので気軽なハイキングから山登りはこれ一本で撮れない物はない。
入手が遅かったが今後期待のスタンダードズームレンズです。
ヒロ兄の作例だよ!
キットレンズながら16mmスタートで広々撮れる。
風景、静物相手に色彩の豊かさが光る。
PENTAX K-3 1/160s f/5.6 16mm
白川郷の帰り道、雨に打たれつつ空の境界線を見た。
キットレンズながら防滴構造なので旅先が悪天候でも大丈夫。
SPコーティングでレンズに着く水をガンガン弾き、HDコーティングで遠景までクリアな写りを発揮。
PENTAX K-3Ⅱ 1/640s f/7.1 16mm
被写体の読めない場合もそつなくこなせて心強い。
見た目よりやや強調されるコントラストも風景写真に程よいメリハリをくれる。
PENTAX K-3Ⅱ 1/3200s f/5.6 26mm
K-3Ⅱに合わせて新調されたのでAFがペンタックスの中ではかなり高速、高精度。
人懐こく足元で忙(せわ)しなくウロウロする猫も一瞬で捉えた。
撮影倍率も0.26と高めなのでクォーターマクロとしてもあつかえる。
PENTAX K-3Ⅱ 1/160s f/5.6 85mm
シャープな描写を持つこのレンズとK-3ⅡのRRSシステムは静物撮影に効果大。
このシーンでは三脚は使用せず橋に備えられた用具ボックスにカメラを置きセルフタイマーで撮影。
風はあったが工夫次第で普通に撮れる。
PENTAX K-3Ⅱ 1/320s f/8 16mm
普段の散歩道でもいろいろな画角を試せたり時間帯によって思わぬ発見をする事も。
Jpeg撮って出しのクォリティに満足している自分なのです。
PENTAX K-3Ⅱ 1/50s f/5.6 16mm
F値はキットレンズ同様にズームに合わせて変動する可変方式なので凡庸。
黄昏(たそがれ)時などはカメラ側で良くてもディスプレイで見ると若干ぶれがあったりする。
今後は気をつけなくっちゃ。
PENTAX K-3Ⅱ 1/25s f/5.6 66mm
超広角入り口から中望遠まで扱いやすいズームレンジなので弟も好んで使っており気づいたら持って行かれる事も。
遠征時にゆずる事も多く自分がこのレンズで撮った写真はまだ多くありませんでした〜
第2位.smc PENTAX-DA★60-250mmF4ED[IF] SDM
遠距離砲撃戦ならお任せ!(何と)
バズーカと言うほど大きくないけど我が家の愛称はコンパクトバズーカ
(補助グリップは普段は付けません)
開放(最小F値)から全域F4通しで使いやすい。
カリカリではなく柔らかさのある優しい描写性を持ち解像力も高くピント面はきっちりシャープというメリハリある表現力を持つ。
特に中間域の中央画質は他の単焦点に匹敵するスターレンズとして恥じない満足度の高い解像力。
三脚座が付いている見た目ほど重くないのでフットワークは良好で三脚座は保持にも便利。
トータルの重量がフルサイズ+フルサイズ標準レンズクラスなのでガリガリ君な僕が一日中振り回しても疲れることは無い。
また三脚座がじゃまなら簡単に脱着して若干軽量化もできる。
そのため長めの望遠が必要な時でも編成への躊躇が少ない望遠エース。
ヒロ兄はこんなの撮ったよ!
デビューフォトワークとなった相模川の鯉のぼり大会。
60mmから使えるズームとして遠距離の被写体にはこの上なく頼もしい。
PENTAX K-3 1/400s f/5.6 60mm
ピンポイントで切り出せるのは望遠の楽しいところ♪
ちょっとした散歩でも気兼ねなく持ち出せるのもこのレンズの良さ。
内臓フラッシュで逆光シンクロ。葉脈まで繊細に解像し高い描写を見せてくれる。
PENTAX K-3 1/180s f/5.6 250mm
昼寝中のカモさんをロックオン!つぶらな目をつぶった表情も可愛い♪
しかし近年川はゴミが目立って残念な限り。
PENTAX K-3 1/160s f/5.6 250mm
うっすらと飛行機雲をなびかせ飛んで行く輸送機。
日の丸が見えるあたり自衛隊機かな?
トリミングにも強くそういった情報を読み取れるのも高い解像力のおかげ。
PENTAX K-3 1/1000s f/5.6 250mm
仲の良さそうだったカップル?2羽をツーショット。
優しい写りと質感を書き出す描写性を活かせたんじゃないかな?
PENTAX K-3Ⅱ 1/250s f/5.6 250mm
載せた写真以外でこのレンズで撮った写真の5割近くがが135mm以内でカバーできているのでより明るく軽量なDA☆55-135でも大丈夫かもしれない。
これも描写の傾向が違うので好みの差があるけど。
ともあれ望遠レンズの大幅ステップアップになったグレイトな一本。
これ持って動物園行きたい。
第1位.smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited
使用頻度的にもベストショット的にもまさかの単焦点、FA31がダントツだった。
僕の所有するのはシルバーモデル。
フィルム時代のレンズだが遠景までシャープなキレッキレ。
被写体を強調して魅力的に写し出す見た目より高めのコントラスト。
艶(つや)やかで美しいボケ味、F1.8の明るさなど抜群の実写性能。
単焦点やリミテッドでは少し大きめだが持ち出す事が苦にならない携行性。
アルミ削り出しの質感やフォーカスリングの操作感触。
などペンタックスこだわりのリミテッドレンズならではの所有する満足感などなどある意味走・攻・守の三拍子揃ったレンズで僕自身使い込みが足りてない(汗)
ペンタックスのカメラを使っているなら一度は手にして欲しいレンズです。
デジタルAPS-C機では31mm、換算47.5mmの標準レンズにカテゴライズ。
日常使用やスナップにも使いやすい画角で旅や遠距離フォトワークの際は必ず編成に組み込む切り札レンズでもある。
各レビューサイトで何気ない一枚も魅力的に写る反則レンズといわれ我が家の愛称はオーバードウェポン
過大評価にも聞こえるが実際に使えば納得。
このレンズを使いたいためにペンタックス機を所有したりマウントアダプタを咬ませて他社フルサイズカメラで使う人も多々いるみたい。
ヒロ兄、写真の出し惜しみしてない?
色乗り豊かでボケ味も美しくどんな被写体でもこのレンズならよく見えてしまう。
プラシーボ効果とよく言われているが1ユーザーとしてうなずける。
PENTAX K-3 1/400s f/5.6 31mm
PENTAX K-3 1/160s f/5.6 31mm
世界の終わりとまでは行かないけど町が燃えて見えた。
描写の特性から綺麗な夕日がファイヤーストーム状態。
PENTAX K-3 1/50s f/5.6 31mm
ウィンタースポーツしててもこういうところには持って行きたくなるのでスキーウェアのポケットに放りこめるサイズもナイス!
見た目よりも雲がはっきりくっきり写るほど高コントラスト。
PENTAX K-3 1/80s f/5.6 31mm
モノクロでも質感の表現力が損なわれない写りは本当にすごいと思う。
まるで「透明」という色やその場の空気感まで写し取っているよう。
PENTAX K-3 1/30s f/5.6 31mm
K-3系の高感度ではノイズを残しつつ解像力を優先する描写なので等倍でもなければ満足度は高い。
開放が1.8と明るく十分シャープなのでこのくらいのイルミネーションなら手持ちで望める。
しかし自分は開放で使っていなかったという(笑)
PENTAX K-3 1/20s f/4.5 31mm
購入前は「微妙な画角」というイメージが使用を重ねるうちにヤバい!何コレ!?と「絶妙な画角」としてしっくり来るようになった。
フルサイズ機では本来の広角レンズとして扱う事が出来るので楽しみです!
これから?
風景写真を歪みなく切り取れる16mm以下の超広角レンズが欲しいなーというのが正直な所。
狙っているのはDA12-24とかシグマの8-16あたりの超広角レンズを三脚立てて使ってみたい!
また単焦点は好みなのですが利便性には変えられずズームレンズばっかり増えているという自分が残念・・・
これぞ故事に言う有限不実行ってやつですね!(オイ)
しかしスナップでよく使う21mmがリミテッドのHD DA21mmとしてラインナップにあったりするので単焦点は揃えて使い倒したい!
他のマウント生やしてみる?
鳥撮りブーム?
屋根に鳥が来ましたぜ。
すげー鳴いてまずぜ。
— ヤマヒロ (@yamahirok3) 2015, 11月 13
超望遠レンズを持っているといつものように鳥を探す。
町中のハトやスズメはもとより野鳥探しもしてみたいとか思い始める。
「あのカワセミ、カメラ向けたらこっち見てくれたんすよ」
「これってもしかしたらプロポーズかと」
「花束も買ってあったりして!」
とか言ったら赤いレーザー飛んできそうな気がする。
そんなこんなでEVF越しにときめいたのが全ての始まり。
さらにはニコンやキヤノン辺りで望遠システムを組み鳥撮りに本格的に望んでみたいとか思っていたりする。
長い人生と機材欲はまだ続く。
この思考がいわゆるレンズ沼への直行便ってヤツ。
「分かる人しか分かってくれないけどさっ!!」
少し立ち止まって
増やすのもいいけど立ち止まって初心の戻るのもいいかもね。
トラブルのK-3Ⅱをメンテに出してK-3に単焦点だけ持って歩いた。
これは初心に戻る貴重な時間だったと思う。
PENTAX K-3 1/20s f/5.6 31mm
単焦点を使っている時は自分から動き、自然に構図の工夫を凝らせる。
その時撮影自体が面白く、「今ある道具で自分がどう活かし工夫して撮るか」そんな風に考えるのが最高に楽しいのかもしれないね。
写真としても自分的には自然と面白いものが多くなるんです。
The Way
今後ともペンタックスと歩んで行きたいって決めてます。
その道を選んだから今のレンズシステムがあるワケなのですがカメラ好きだと気になるもんは気になってしまうという人間としてあるあるな悪い性分。
なにか他のマウントにも手を出してみたいと思う複雑な心境にある。
あと今年はもう1月くらいしかないっすね。
コメント
使い分けてますね〜!?
ヤマヒロさん、どれもこれも特徴があって
その日気分や撮影環境に応じてるのかな?
来春に出る新作も待ち遠しいでしょうね〜?
ヤフオクも時々、えっコレが出ているぅ!!
ってなりますよね?
運が良ければ誰も入札しないで落札するし
僕も先日、ヤフオクにて欲しかったですね
F-16の本を2冊手に入れるのが決定です!
片方はコクピット等々の撮影している本で、
片方はアグレッサー等々を掲載している本で
出版社はどちらも同じ所なんですよ〜!?
ちなみに洋書で中古でもかなり高い場所ある
レンズの特徴を知って行くのはとても楽しいです♪
一眼レフを使っているので気分や状況によって持ち出す交換レンズの編成が違って来ますね。
欲しいなと思ってその場の気分で入札して誰も参加せず落ちてしまい拍子抜けでしたね。
定価の半額近くで美品が手に入ってしまったのでDA☆60-250は満足度が高いです(笑)
ヤマヒロさん、はじめまして。
僕もペンタユーザーなのでこういう記事は参考になります!
割と似たようなレンズをお持ちだなという印象ですが、僕とは全然ランキングが違うので、カメラというのは面白いものですね。
瑞希さんはじめまして!
コメントありがとうございます!
振り返りといういう意味でも前ブログで去年から始めてみた企画だったんですけど
お役に立てて光栄です!
レンズのクセや描写の特性がわかるので書いてる自分も楽しかったです(笑)