ペンタの宝刀FA31リミテッドをリコーイメージングスクエア公式アウトレットで発作的に衝動買いという名目のもと保護してしまってから早3年。

 

“写り味”を重視したFA31は気ままに撮るさりげない写真でも「なんだかとってもイイカンジー！！」に見えてしまう超絶描写のチート級レンズ。

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なのだけどフィルム時代の少し古い設計ということもあり、時折フレアやゴーストが気になることがありました。

 

※なお自分はフルサイズ機を所有していないため、本記事ではAPS-C機での使用感になります。

 

 

FA31ミリ兵器化?

ところであなたはFA31ウエポン化は知っていますか？

これが特に風景で絶大な威力を発揮するんすよ。

厄介なアレコレも跡形も無く殲滅できたりもして！

(FA31撮って出し)

 

ーー「FA31ウエポン破壊作戦」が会議の話題になっている方へーー

 

今回は割と真面目にペンタックスのリミテッドレンズFA31のウエポン化を紹介する記事です。

本見出しを一読して

「アンタは一体なんなんだー!!」

 

と心の中で叫んでしまった方は大変お手数ですが戻るボタン、あるいは閉じるボタンをよりブラウザーバックをお願い致します。

ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。

 

もちろん31ミリ(mm)径の弾をぶっ放すFA(ファイア・アーム)ではありませんのでご安心を。

ちなみにウエポン化を施したFA31なら厄介なアレ(フレア)コレ(ゴースト)はほとんどで出なくなるのです！

 

 

「僕がFA31をウエポン化する。でも道が分からない。」

そんな君のためにFA31ウエポン化の方法とそのメリット、必要なパーツも合わせて紹介するっすよ！

 

 

FA31をウエポン化！

 

FA31 Limitedは元々フィルムカメラ時代の古き良きネオレトロなFAリミテッドレンズ。

35mmフィルムを想定した設計なのでデジタルで主流になったAPS-Cで使う場合は焦点距離が伸び、どうしても一体型フードでは深さ不足。

極稀に状況が悪いと大ハズレになってしまうこともありました。

 

そこでアンチフレア・ゴースト対策として施すのがディープなペンタックスユーザーの「ウエポン化」という名称でFA31を追加装備を施す方法。

ざっくり言うとフード一体型のFA31に市販の汎用延長フードを継手リングで取り付けて逆光耐性アップを図ります。

 

マウントぶっこ抜いたりレンズにドリルで穴開けたり、語源にびっくりな魔改造みたいなヲタクの領域では無いのでご安心を。

 

 

ウエポン化のメリット

フレア・ゴーストの発生軽減

ウエポン化一つ目のメリットは本来目的として、取り付けた延長フードでAPS-Cでちょうどいいくらいとなりフレアやゴーストが発生が大きく軽減。

 

100を100抑えるってわけじゃ無いけど、あらゆる場面で逆光耐性が大幅にアップ！

 

 

ノーマルのFA31でも極端に強い光源じゃなければ激しくフレアやゴーストが生じないけど、ウエポン化しておけばあらゆるシーンでも万全に戦える！(なにと)

 

 

通常レンズキャップが使用可能！

ウエポン化することで通常のレンズキャップも使用可能に！

リミテッドシリーズ付属の被せ式キャップが好みでない方には嬉しい仕様変更です！

 

ちなみに奥までしっかり入らない分、ちょっと緩いけどFA31の被せ式キャップも使用可能。

ただ、付けっぱなしは不意に外れて危なそうなのでケースやカメラバッグでの持ち運び程度にしておこう。

 

 

 

キャップ開閉がスムーズになるので町中でサッと撮るスタイルにもピッタリ！

 

 

フィルターワークがしやすい！

奥まった一体型フードから解放されるのでPLやNDフィルターもグッと使いやすく！

58mmしか持っておらずヘンな装着位置でゴメンナサイm(_ _)m

 

 

フロントに付ける場合はレンズキャップ同様に62mmのフィルターを使ってね。

 

またウエポン化で前方に伸ばしている分、フィルターは薄型にしないとケラレが出るかも？

なのでフィルターをワークを快適にするだけなら継手リングのみでFA31CQBショートウエポンな組み合わせも使い方によってはオススメ。

 

継手リングだけでも真横からの光をカットできることから、58mmの通常キャップを使ってこれを通常仕様しちゃうのもありかも？

 

 

極めて高い解像度や艶やかなボケ味、味わい深い描写性から風景写真に非常に向いたレンズでもあるので是非とも活用してあげてくださいな！

 

 

レンズ自体の保護にも

フードが深くなるのでレンズプロテクターを付けない派でも安心！

 

 

自分みたいにスナップ中にうっかり鏡筒をぶつけて、身も心もレンズも凹むその前に・・・！

 

 

 

 

 

ペンタ・オブ・ザ・リング

FA31のウエポン化に必要なのはお店に売ってる3つのリング。

 

使用者を呪いで蝕んだり、世界を滅ぼす魔力を秘めていたりはしないのでどうか葬り去ったりしないでください。

 

 

 

パーツと組み合わせ

自分が使っているのは金属製レンズフードやキャップ、マウントアダプターなどカメラアクセサリーを扱う八仙堂というショップの継手リングと標準汎用フードの組み合わせ。

いずれもアルミ削り出しで継手リングは滑り止め加工が施され、フィルター用のネジ切り仕様！

塗装もしっかりしたもので、プリント模様もシンプルなので主張がすぎない仕上がりです。

 

上の写真の手前から

・継手リング オス-オス(58mm)
・継ぎ手リング メス-メス(58mm)
・標準汎用フード(58mm)

 

これらを順番に組み合わせて使うよ。

 

 

 

八仙堂はYahooと楽天に出店してるよ。

特にYahoo側の商品レビューはFA31ウエポン化ユーザーだらけでもう大荒れ…(苦笑)

追記：八仙堂さん閉店に伴い同じ構成は組めなくなってしまいました。。

各種継手リング自体は下記楽天、アマゾン、Yahooショッピングにて今は、同等品かそれ以上のものが探せるのでそちらで組んでみてね。

 

 

フード内は反射防止構造かつリング内も反射を抑えるマットブラック塗装なので描写性への悪影響も全くというほどありませんでした！

 

 

そのクセお値段は送料なども合計して2600円ほど。

なのでサードのメタルフードや、純正プラフードなどに比べるとよりずーっとリーズナブルでスペアの用意も気兼ねなく行けるです。

 

 

逆に八仙堂製リング以外でウエポン化するとして似たようなパーツ自体はかなり安価なものもあるけど…

実例があまり多くないあたり、しっかり使えるのか分からんのであしからず・・・。

 

 

それにしてもブラックじゃ無いから最初は不安だったけど、レンズもリングもアルミ製でFAリミテッドの上質な質感を壊さずいい感じ！

おまけにシルバーカラーにマットブラックの金属製フードの組み合わせって渋くてめちゃくちゃカッコイイと思いませんか！？

 

 

まとめ：

レンズフレア/ゴーストの抑制効果のみならず、レンズ保護や使い勝手面もアップするFA31のウエポン化の紹介でした！

 

 

もはやパッと見はロマン改造っぽいけど実用性もバツグンなウエポン化でFA31をより多くのシーンで使って行けるようになりました！

全長が伸びるので携帯性ではマイナスだけど、自分の用途だと使い勝手を含めて有り余るメリットを得る装備として愛用しています。

 

「もっともシェアの小さなものが世界の運命を変えるのです。」

 

 

そんなわけでFA31の超絶描写性を武器に「自分の写真でペンタックスの魅力を広めたい！」と言う方は是非ともあなたのFA31を対風景決戦レンズ、リサール・ウエポン(最終兵器)化しちゃいましょう！

きっと周囲は

「さ、31ミリだぁー!!!」

 

と恐れおのき集中砲火を浴びせてくること間違いなしです！( ‘ v ‘ )ゞ

さておき、グゥレイト！なFAレンズでステキな写真を撮ってみんなでペンタックスを応援しよう！

 

追記：八仙堂さん閉店に伴い同じ構成は組めなくなってしまいました。。

各種継手リング自体は下記楽天、アマゾン、Yahooショッピングにて今は、同等品かそれ以上のものが探せるのでそちらで組んでみてね。