MT-09 TRACERと初めての日帰りツーリング!ヤマハ乗り集まれ2019、山中湖〜道の駅道志に行ってきた!

MT-09 TRACER(トレーサー)と高速道路を走ってみよー!

ということで初の日帰りロングツーリングへ行って来たヤマヒロです!

MT-09 TRACER マットシルバー

 

今回は先月8月に納車した大型バイク、トレーサーとヤマハ乗り集まれ2019を目指してふじてんリゾートや帰りに重なって山中湖や同志道を訪れる日帰りの旅をしてみました!

撮影日:2019/09/28

 

旅の記録

ありのままの旅の記録なので今回は感情全載せでちょっと赤裸々に。

雨雲接近にも関わらず、「まあいいや」の見切り発車作戦だったけど、初めてトレーサーと走る高速はもちろん、刺激強めな下道などMTバイクの「愉しい!」知る長い長い日帰り旅でした…!

 

10回目の乗車

まだしっくりとはきていない箱出し新品のブーツAVIREX YAMATOを履き、MT-09 TRACERへ10回目の乗車。

慣れない丈夫な革ブーツでニュートラルにからローへシフトダウンすると

<<ガゴンッ!!>>

と。

MT-09 TRACER シフトレバー

 

 

何やら気合いの入った力強い最初のギアチェンジに思わず、「よし、行こう!」と誰でもない”トレーサー”へ返す言葉をひとつ。

スロットルを開ける度、鋭く響く三気筒エンジンとは裏腹に緩やかな足取りでインターチェンジへと走り出すのでした。

ヤマハ MT-09 TRACER

 

 

快適な高速走行!

料金所から詰まっていた合流車線も走り出すとスムーズな東名高速道路へ合流!

この日が自分とトレーサーは始めましての高速道路でした。

TRACER 高速道路

 

 

大柄でパワーのある大型バイクということもあって、頼もしさを感じるどっしりとした足回りと安定感。

5、6足なら余裕の加速で速度が乗ればそこまで回さなくても100km/h巡航だってお手のもの!

一方で納車時はすご~く固めに調整されていた前後サスが道路の凹凸の毎にお尻や急所を突き上げてきたので要調整。。(多分ガッチリした人か体重ある人が乗ってたのかと)

MT-09 TRACER ローリアビュー

 

 

トレーサーに乗ってる時は自分のペースで走行、追い越し車線を使い分けて行けるのが気持ちと時間に大きな余裕をくれたのは言うまでもなく。

いつも通りすり抜けは一切無し、手探りのこの日は70-110km/hあたりで走っていきました。

 

私的には6速、ノーマルマフラーで3~4000回転の間で「キイィィィィン」って低く鳴き始めるところがひっそりと胸キュンポイントです。

何を言っているのか分からねーと思うが。(自分でも分からねーっす)

TRACER 高速道路

 

 

また標準装備の大きなブラッシュガードやスクリーン、ハーフカウル速度の割には風圧も上手にガードしてくれてる印象でした。

東名高速は120km/hまでOKだけど、生身ひとつのオートバイだと自分も愛車も疲れちゃいそう。。

ちなみに新品革ブーツは全体的に固く、特にシフトチェンジで曲げきれない左側足首にダメージが蓄積していったのもこの頃だったような。。

MT-09 TRACER

 

 

 

山梨県のふじてんリゾートへ

足柄ICから下道に降りると田畑を横目にのどかな景色の中をのんびりと走る。

林道を抜けた曲がり角の先で富士山が姿を現した開けた場所にハッとトレーサーを停めて写真撮影。

 

 

ポケットインカメラGRIIIで捉えた“圧倒的な旅してる感”の写真に自己満足をひとつ、日本一の山を視界に捉えたまま再出発。

目指すは富士山、ふじてんリゾート!

TRACER ふじてんリゾートへ

 

 

 

ヤマハモーターサイクルデイ2019

富士山に近づくにつれ、山々を縫うような自動車専用道路や深い森の中の進む。

 

 

高速を降りた直後に最初の長い燃料計が消えてから、ポツリポツリと減っていく目盛りに一抹の不安を覚えたり、

いよいよもって自分のオートスキル、雨男が発動したため、ここからはエンジン出力を押さえたBモードにセット。

回転数と走行ペースを落として13時頃ふじてんリゾートに到着…!

ヤマハバイクの日2019

 

 

見渡す駐車場はどこを見てもドキッとするほど、ヤマハのバイクだらけでした!

 

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

 

ここらでスマホの充電しないと…。って思いきやUSBタイプC”じゃない”ものを持ってきていたため、ナビ代わりのメインスマホが瀕死だったのはここだけの話。

 

 

バイクのイベントは初参加だけど、誰かと合う約束をしたわけでなく。。

楽しみ方をよく知らないまま訪れた為に、ブースを一回りして退場。

もしも、トレーサーを用意してもらってなかったら、今はどれに乗っていたんだろうね?

 

 

 

帰り道(迷子)

MT-09 TRACER ヤマハバイクの日

 

さて、人生山あり谷ありとはよく言ったもの。

ふじてんリゾートまで一直線。無事にたどり着いた。そこまではよかった。

来るときも内心半分を切ったあとの減りの早さに焦ったけど、キーを回すとガソリン残量が1目盛り。。

相変わらず回転数は控えめに、それでもいよいよ持って最後の目盛りが点滅し始め、時に下りはエンジンを切ってニュートラルで転がしながら真っ先にガソリンスタンドを目指すのでした。

内心焦った。iPhoneに向かって「OK Google、近くのガソリンスタンド出して!」とか訳のわからないことを言う程度に。(iPhoneはSiri)

スマホ(携帯電話)

 

 

ナビのお導きのままにたどり着いたこ少じんまりとした看板もない田舎風のガソリンスタンド。

それでも「どこから来たの?」とか「10Lも入るんだねぇ」というような都会の有人スタンドよりも人の温もり強く感じる地方の小さな屋根の下で、

あたかも長い長い旅をしているような、他愛のない会話を楽しみながら重量増を嫌って10/18Lだけ給油して再出発。

避暑地であろう静かなリゾート地を抜けて、庶民とは縁遠そうな森の大きな住宅郡を横目にあまり整備の行き届いていない一応の”道路”をひた走る。

「この先になにがあるんだろう?」と。今度は燃料切れとは別の、この先に待ってる嫌な予感に気づかないふりをしながら。

さて、ヤマヒロ&トレーサーは迷子です。

MT-09 TRACER 山中湖

 

 

山中湖でお昼ご飯

路地を抜けると、ふと景色が開けた場所に出た。

昼飯も空腹も忘れたまま息切れしない程度のペースで走り続けた、成り行きでたどり着いたのは名前だけ知っていた山中湖の湖畔でした。

ひとまず湖畔の駐車場にトレーサーを停め、山中の冷ややかな風と空腹から逃げるように赤黒バックに白字で“麺”の看板を掲げたお店に逃げ込むのでした。

MT-09 TRACER 山中湖

 

 

ラーメン中吉小吉&Hurry▲Gannet

ラーメン中吉小吉&Hurry▲Gannet

 

「何系ラーメンだろう?」とヘルメット抱えて恐る恐る踏み込むとガチガチのバイクウェアと店先の木彫りの鷹が不似合いな暖かいモダンなカフェのような店内でした。

スタッフと親しいお客さんが和気あいあいと話しているがらんとした店のテラスに着席。

メニューを広げ、何も考えぬままお店オススメという、豚骨ラーメンnero(黒)を頂きました!

ラーメン中吉小吉&Hurry▲Gannet

 

あまりの温度差に全身の毛が逆立つような、熱々のラーメンは肌寒い湖畔を走った冷え冷えの体に染みますな!

 

 

湖畔散策

お店を出ると日が傾きだしたようなどんよりとした曇り空。

山中湖

 

 

富士山を見上げながら、時折雲から差す木漏れ日にフォーカスしながらカメラを持って湖畔を散策。

薄暗い空模様と相まってちょっとダークな、時代に置き去りにされたような水辺の遊具郡が印象的でした。

 

 

道の駅同志でお土産購入

社用携帯にナビを任せ、帰りのルートにちょうど重なったバイク乗りが集う道の駅同志へ入ってみました。

道の駅同志

 

 

いかにも”バイカー”というアメリカンクルーザーを囲って談笑する叔父様のグループや良くも悪くも乗り手の心を映すようなスポーツバイクなどなど。

バイクの楽しみ方はひとつに繋がらない。

旅人が訪れる自分が知っている”道の駅”とは定義が異なる不思議な場所のようでした。

道の駅同志 MT-09 TRACER

 

 

持ち帰れるかはさておき家族と職場、バイク屋さんへのお土産をツーリングネットで縛り付け再びエンジンに火を入れる。

タナックス(TANAX) ツーリングネットV モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック LLサイズ(60L) MF-4566

 

 

出会いと別れが生まれるこの場所に再訪するのはいつになることか。

同志村

 

 

MTバイクと峠道

聞いていた話によると同志村を目指す道は”難易度ハード”なワインディング。

それを逆からなぞるような初めてのコースを縫うように走る。

『自信がつくほどの実績はないけど、やってるうちに付いてるくる。何をやるにせよ一緒だ。』

ドライブモードをSTDからAに切り替え、朝よりも確かに馴染み始めたライディングブーツでシフトアップ、加速。

 

 

5足で走り抜けたS字から今度は270°はありそうな下りの急カーブ。

ペダルを蹴りこみ4足にシフトダウン、力強いエンジンブレーキが唸り減速してゆく。

「よし、そのまま、、今だ!」

車体を倒し、ワンテンポ遅れて遠心力に負けないように体を寝かせ旋回。

行けるという確信があって、センターやや左側を維持しながら綺麗に曲がれたとき、MTの操る楽しさ(愉しさ)を五感で感じる瞬間でした…!

これぞ、トレーサー(追順者)、MTバイクの操るの愉しさだっ!!

MT-09 TRACER 2015モデル

 

 

“勇気と無謀は紙一重”と肝に命じながら自分とトレーサーと法定速度の範疇で、それでいて自身のいい感じを探りながら、貸し切り状態のワインディングを楽/愉しみました!

ここらでアクションカメラのバッテリーが切れていたが残念でならない。。

頂き物 ICONNTECHS C1R

 

 

お気に入りの場所

山梨県の同志村から突然繋がった自分の知ってる相模原のいつもの道。

MT-09 TRACER 2015 シルバー

 

 

少し走り疲れた自分とトレーサーもこの日最後の休憩に選んだのはトリシティとよく訪れてる相模川の河川敷でした。

MT-09 TRACER 2015 シルバー

 

 

お気に入りの場所でゆくゆく愛車へと昇華するであろうバイクの横でコーヒーをすする最高に贅沢な時間を独り愉しんでおりました(*´-`)

お気に入りの場所

 

 

まとめ

家に戻る一歩手前でレッドバロン町田へツーリング報告とお土産をお届け!

レッドバロン町田へお土産配達

 

この日は約100キロ走ったトレーサーとの初の長距離は無事故無違反ノートラブルで楽しむことができました!

加えてトレーサー/MTバイクの運転に気持ちの余裕ができたからだろうか。

いつも以上に長く、遠くへと走ったトレーサーと二足二輪で見たすべての景色が鮮烈に感じました…!

 

 

まだまだノーマルだけど、旅する道具として、もっとずっと磨いていける原石のようなマシンだと思うので、旅するオートバイとして人としての自分と一緒に磨きあげて行きたいと思います!

 

以上、MT-09 TRACERともっと旅したヤマヒロ(@yamahirok3)でした!

 

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