プライベーティアフォトワーカーのヤマヒロです。
この度自分の地元、神奈川県の相模原で
トリシティ乗りの、
トリシティ乗りによる、
トリシティ乗りのための、
相模原トリシティミーティング
を開催しました!
撮影日:2020/01/19
もしも、 相模原で、 トリシティミーティング ry…
ことの発端は11月30日に千葉トリシティオフ会のサポーターとして参加した直後のこと。
千葉トリシティオフ会のきっかけになったノノさん(@tricity_nono)ツイートをコピペ。
可変値をいじり来月、相模原で「5人くらい集まればいいな〜」程度の軽〜い気持ちでぼやいてみた結果、平常運転のリプ欄は大荒れ。
もしも来月、神奈川の相模原エリアでトリシティミーティングするってなったらどれくらい集まるんだろう…?
— ヤマヒロ (@yamahirok3) December 4, 2019
誰でも無い小者ヤマヒロの独り言が想像を絶する狂喜のツリーと化したため、LMWビワイチの手法に習ってイベント告知サービスTwiplaにて受け身の募集をかけてみました。
考えもなしの1月後、2020年1月開催となったけど、冷え込む時期なのでがっつりツーリングというよりは交流メインのミーティング(オフ会)が企画のコンセプト。
トリシティ&トレーサーで偵察ツーリングを重ね、自分のお気に入りポイントを点つなぎしたコースで組んでみました。
後々になってから思ったのだけど、「スクーターで行くグルメツーリング!」と化していた気がしてならなかったのは自分だけじゃないはず。。
当日の記録
ナップス座間に集合!
1つ目の集合場所に選んだは246を厚木方面に向かって走るとたどり着ける三角屋根が目印のバイク用品店
開店前から続々集まる色とりどりなトリシティにスタッフさんや他のお客さんも目を点にしておりました。
2019年10月のLMWビワイチでご一緒した静岡からお越しのKazzさん(@fairlytail)をのぞいてオフラインでは全員が初対面同士。
ほぼ、間違いなく
「アンタは一体何なんだー!!」
ってなるのでSNSアカウント名と車両カラーを紐付けした名札を用意してみました。
簡単なご挨拶を終え、グルグル巻きになってしまった名札を渡したり、続々と到着する参加者さんへの案内もひと段落。
そのタイミングで朝食抜きの自分は朝イチの”できたてで一番状態の良い”というホットチリドッグを頂きました!
ーPhoto by 酉つくねさんー
ここにて吹雪の前日にもかかわらず近場に一泊してお越しの空色(ペールブルー)トリシティの酉つくねさん(@3tkn_tricity125)から千葉のお土産物頂きいてしまいました!ありがとうございます!
家族とうちの子チームで美味しくいただきましたー!
尚この日はナップスへ入店できなくてゴメンナサイ。。
開催1週間前に当日着用したエクスプローラーパンツ買ったので許してくださいm(_ _)m
そんなこんなではあるけど、ここでの合流予定の全員集合がそろったことを確認して第2集合場所へ向けて10分前倒しで出発。
青信号と同時に脇道から続々左折する同型バイクに歩道のおばあちゃんが音もなく足を止めたのを横目に、新旧入り混じったトリシティが各々エキゾーストノートを奏ながら246をトコトコ走る。
雲ひとつ無い青空の下、工業団地を抜けて、乾いた水田を縫うように“のどかな田舎道をモダンなフロント2輪のスクーター郡がゆく”というはたから見れば世にも奇妙な後継だったように思うです。
ちなみに、気ままに走る普段とは違ってマスツーで先頭を走るのは初めましてなヤマヒロ&青トリさん。
『このペースで大丈夫かな…?』と一人で走る時以上にバックミラーに目をやりながら映る隊列を確認。
みんなと走っているという安心半分と分断がないか不安半分に目視で後方を確かめながら、ペース控えめに相模川に沿って上流を目指すのでした。
第2集合場所で全員集合!
工業団地特有の平日の渋滞は無く、第2集合場所としていたセブンイレブン相模原城山小倉橋前店へ定刻通りに到着。
まだ参加者の車両は無く、ひとまず全員まとまって一休み。
自動車3台分のスペースに10台キチッと収まるトリシティのコンパクトさよ!
みんなで談笑していると下道のみで群馬から遠路遥々お越しのトリシティ(赤)のしきさん(@Yakiimo_10)が到着!
北は群馬、東は千葉、西は静岡と同じバイクに乗ってるというご縁だけでトリシティとジェントルマンがこんなにも集まると壮観でした…!
参加車両11台プチギャラリー
思いのほか皆さんの集合が早く、時間はバッチリだったので流し撮りポイントに向けて出発。
ここからは平坦な川沿いから、緩やかなつづら折りの山道へ突入。
走り慣れているとはいえ、先頭を走る自分が
「超・エキサイティン!!」
するのは交流メインのマスツーとしては絶対にナンセンス。
安全重視な法定速度にならって、車体を寝かすよりもハンドル操作で歩みを進めていきました。
参加者全員を流し撮り
流し撮りポイント少し手前でいったん集合。
全員の視線が自分に集まった瞬間、頭が真っ白になってしまったけど、考えるな感じろ的な経験則と思いつきで、3分間待ってやる。
ではなく、2分後に1人目発進、その後15秒毎に出走、撮影後は道なりに進んでローソンで待機する旨お伝えして自分は撮影位置へ移動。
ロックされた後輪の感触でパーキングブレーキが確かに入ったことを確認し、脱ぎ捨てるようにヘルメットをメットインへ納めた頃には既に1分以上経過。
「40秒で支度しな。」という待った無しな空耳はよそに、リュックから引き抜いたペンタックスの一眼レフカメラ、KPの設定を動体向けにセットし、左膝を地につけた。
流し撮りフォトギャラリー!
自分のやりたいことでもあったけど、参加者の皆さんの流し撮りをさせてもらいました!
安全のため速度は控えめでお願いさせてもらったけどピースや手を振ったり、ハンドサインなどなど。
人機一体、ファインダー越しにトリシティに乗っている皆さんの心の表れのような、“走り”を見れて、撮ってる自分も楽しかったです!
ヤマヒロさんの失敗談が皆さんに活きてますね!
サンプルで撮ってもらった悲惨極まれりなカメラ目線どころかガン見というライダーが残念な自分の体験からフィードバックして、流し撮りについてはカッコいい系なら視線をカーブの先へ。
楽しそう系ならカメラ目線かつ、笑顔で手を振る(ポーズ)ことを意識してもらってます!
スカルメットがトレードマークの須藤超元気さん(@_sudochogenki_)を最後に無事流し撮りも終了。
ソロで駆け上がる前にヘルメットのインカムがもげて、条件反射で出た裏声にて「マジか!?」が恥ずかしくて死にそうだったのはここだけのお話。
合流後は再び先頭に出て再出発。
山あり谷ありな緑区を宮ヶ瀬ダムに向け駆け上がり信号待ち、インカム越しに「おおー雪残ってる!」と聞こたのはここらへんだったと思う。
実際に信号待ち強くブレーキを握ったまま見上げた先はここらでは珍しい雪化粧でした。
前日は吹き付けるような雪模様だったもので「1日ズレていたら」なんて思うとぞっとしない話(苦笑)
ここから山を抜けるトンネルも増え、路肩に残る雪や路面の凍結に一層の気を配りながら宮ヶ瀬エリアの湖畔を進むのでした。
カフェレストラン オレンジツリーでお昼ご飯
ーPhoto by Kazzさんー
実を言うと今まで相模原の中でも宮ヶ瀬エリアには詳しくなかったもので。。
開催までにトリシティ/トレーサーで繰り返し走り込んでおりました。
3度目の偵察ツーリングで見つけた隠れ家的佇まいと美味しい料理で、すっかりお気に入りとなったログハウス風のカフェレストラン“オレンジツリー”をセレクト!
「同じオートバイ13台くらいでry…」
という普通に考えて無理しないと無理そうな団体予約も快く受け入れて頂き、普段は入れなかった2階席にて自分オススメのチキンのコンフィやハンバーグをみんなで頂きました!
トリシティのこと、バイクのこと、ツーリングスポットのこと、はたまた今後のことや今日の帰り道のことなど。
誰かが話せばみんな耳を傾けて聞いているのになぜか自分だけ箸(フォークとナイフだが)が止まっていたわけで、気づいたら食べているのは自分だけ。
ぬるくなってしまったコーヒーをお供にバターを盛ったクロワッサンや玄米パンにかぶりついておりました。
え
ええ、
え?
えー。。。
ええ、写真のテーブルが違うって?
(言えない。。主催だから、雪をかぶったお店の外観も、店先のトリシティも、みんなと楽しく談笑していたところも、初めての2階席の写真も、1枚も撮ってないなんて言えない。。。)
その代わり、みんなが自分のカメラに代わって世界最強のレンズ、目ん玉を通じて心のフィルムに焼き付けていると信じてます…!
なお、絶賛焼き増し中でニヤニヤが止まらない大馬鹿野郎もここにいるっすよ(殴
真面目な話、ここが13台(当初)のトリシティを受けれてくれなかったら企画としては総崩れだったと思う。
また1階も雰囲気抜群なので流し撮りサンプル撮影のため普段は引きこもり気味な弟と一緒に訪れた時のTHETA SCの360°写真を置いときます!
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
鳥居原 ふれあいの館で記念撮影
食後はオレンジツリーから5分も走らないバイク乗りも多く集まる鳥居原ふれあいの館へ入場。
ーPhoto by 酉つくねさんー
日曜日ということも案の定、大混雑でしたがみんなの協力もあって一角をお借りしての宮ヶ瀬湖をバックに個別の記念撮影と参加したトリシティの集合写真を撮ることができました!
青空に雲が浮かぶ湖畔を背景に集まってくれたトリシティが一同に並ぶ姿は壮観を通り越して心が震える、ある種の感動体験でした…!(主催ヤマヒロ比)
尚ちょうど逆光のため、#ファインダー越しのわたしのry・・目がぁぁぁ目がぁぁぁ!!
と思いきや撮影にはライブビューも併用しており、それでは筋が通らないため「#繋がれトリシティの輪2020」とはぐらかしております。。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
今回自分から直接参加を促すお声かけしなかったことが功を成したのか、初の相模原トリシティミーティングの参加者に”ヤバイ人”は一人もいませんでした。
合わせて自分やみんなと“一緒に走りたい”という一心で参加表明して頂けたことを喜ばしく思います…!
オギノパンで3時のおやつ
鳥居原ふれあいの館からのんびりと湖畔のワインディングを走って15分くらい。
普段よりも空いていた第2駐車場の自動車スペース換算3台分をお借りして11台のトリシティを駐車!
「ここは軽装でいいか!」と思いきや、トップケースに財布を忘れて駐車場まで戻るという愉快なヤマヒロさん。みんなが笑って(ry…
販売所の渋滞回避で自分が全員分のあげぱんをまとめて買うつもりが、さあ大変。しかも、写真撮って無いです。。。
その代わり、みんなが思い思いのパンを選べたのでこれはこれで良かったかな…?
ここにてキャンプ場に宿泊する青トリシティのeuphoriaさん(@euphoria0721)が途中離脱、その後は雪山登山を楽しまれたそうです!
貴重なお時間を使って、相模原までお越し頂きありがとうございましたー!
津久井湖で解散!
日が傾き始めた津久井湖を目指して、市街地を駆け抜ける様は一台離脱しても“総勢10台のフロント二輪スクーター!”という、泣く子が叫ぶ走るパワーワードそのもの。
最奥部のバイク置き場がいつもよりがらんとした津久井湖観光センターへ一列に並べ、解散時刻まで駐車場で立ち話。
完全に実施タイミングを逃した自己紹介タイムも不要なくらい、すぐ打ち解けていて”トリシティ”を通じ、世代を超えて出会った素敵な”仲間”に大感謝!
「次はOOさんの地元で…」というようなお会いする約束を交わしたりもできた辺り、交流メインな本企画としては大成功です…!
津久井湖に響いた17時のメロディを合図に見様見真似の締まらない締めで最後のご挨拶をして、解散!
とか言う自分は超望遠レンズへ換装して出口側でスタンバイ。
既に陽が落ちて暗く、“光を切り取る”写真としてはかなり悪条件だけど、「最善の写真として残せるように」と最後の一握りの願いを乗せてPENTAX KPの設定を追い込んだ。
フロントフェイスのV字ライトが灯り十台十色、音色の異なるエンジンが一台、また一台と唸り各々の帰り道へ走り出す。
カメラを上げると、会釈、ハンドサイン、敬礼…
愛車と一緒に今日一番の笑顔で走ってゆく皆さんをファインダー越しにお見送りさせて頂きました…!
ー酉つくねさん&空トリさんー
全員を見送りバイク置き場までに戻り、静かに佇む青トリさんの隣に座り込りこむ。
若干の震えはやり切った嬉しさなのか、緊張の糸が切れたからなのか、ひとまず寒さじゃないことだけは明確でした。
同時に初の主催を無事にやり切ったという満足感と安堵感にも包まれながら、感無量に浸るにはあまりに簡素な道の駅の片隅でしばらくぼんやりと自分の愛車と空を眺めておりました。
ふと立ち上がり、ヘルメットに頭を収めて深呼吸ひとつ。
今は誰とも繋がっていないインカムからしんみりと流れ始めた“For Us All“(ACEX2)の歌い出しが耳に届くことを確認し、エンジンに火を入れる。
『さあ、帰ろう 青トリさん』
誰に宛てたわけでもなく、心の声は響かないはずだけど、スターターで回り始めたブルーコアエンジンからは静かで力強く、それでいて普段より少しだけ高揚感のある音がした。
そして「全員が笑って家に帰ること」をお祈りしながら、ほのかな明かりが灯る相模原の町へ走り出すのでした。
レッドバロン町田
帰りは渋滞らしい渋滞にはさほど捕まらず、普段よりスムーズに家の近くまで帰ることができました。
その足で道の駅で買ってあったお土産のお菓子をバイク屋さん”レッドバロン町田”へお届け。
店先にトリシティを停めた際、最初に出てきた店長さんが首からぶら下げてた名札を見るなり、「後ろの子は本懐ですか?」って冗談まじりに聞いてきたけど、流石に夢見過ぎな自分が恥ずかしくて死にそうでした(笑)
お店にお土産を持っていくのもそうだけど受けた恩には「ありがとうございます!」と面と向き合って、有形無形で感謝をきちっと伝えるのがマイルール。
初対面の友達も、一緒に走ってくれた仲間はもちろん、
自分自身の”したいこと”を支えてくれる家族や”走ること”を応援してくれるバイク屋さんへ今日も無事に愉しんだ”喜び”を分かち合うために。
終わりに:
“物事に巻き込まれるのが普通の人。行動を起こすのがヒーローである。”
なんて言葉もあるけれど、
シエロさん(@baikudoga)主催のLMWビワイチ2019という感動体験を経験した26の“大馬鹿野郎”が口を滑らせたことから始まったのが、相模原トリシティミーティング。
真面目に5台くらい集まればラッキー程度の認識だったので自分でもびっくりだけど、“トリシティが好き”という共通点だけで各地からたくさんの仲間が参加に手を上げたことに重ねて感謝申し上げます。
企画として動き出した以上、最後まで走り切るべく「全員が笑って終われますように…!」という願いを乗せて、初の主催者として自分の好きなことを交えながら楽しく企画させて頂きました!
静岡や千葉、群馬と遠方からお越しの方、そして貴重なご自身のお時間を使ってまで一緒に走ってくれた皆さまも、本当にありがとうございました!!
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ネットでは引き続きにはなりますが、青トリさん共々、今後ともよろしくお願い致します!m(__)m
以上、相模原の青トリさん&プライベーティアフォトワーカーの大馬鹿野郎、ヤマヒロ(@yamahirok3)でしたー!
あとがき.
To:一緒に走ってくれた皆さまへ
無愛想でうまく笑えず、人前で話すのも正直苦手ですゆえ解散時に言うべきだったことをブログという書き言葉にて失礼致します。
本企画を通じて、喧騒とした都市部から少しだけ離れた、 時間の流れが穏やかな自分の地元、相模原をより深く知り、好きになることができました。
そして、初めてのツーリング主催者として、また一人のトリシティ乗りとして、
来てくれたみんなをいつもより”ちょっといい時間”へ導く存在になれたなら、誇らしく思います。
これが参加者さまがトリシティで走った楽しい記憶の1ページになれたなら、自分と青トリさんとしてはこれ以上のことはありません。
だから、本当にありがとうございました…!
予告:第二回やります!
この日走り抜けた道を振り返ると山も、川も、田んぼも、青空も、オートバイに必要な景色が全部ある。
「新緑が綺麗な時期にまたみんなで走りたい」という想いもあり、暖かくなってから似たようなコースでの第二回や車種不問の相模原ツーリングを企画しようと思っております…!
予定としては5〜9月辺りにまたヤマヒロ(@yamahirok3)のツイッターで募集かけるつもりなので乞うご期待!
スペシャルサンクス
空色(ペールブルー)のトリシティ125で千葉から参加の酉つくねさん(@3tkn_tricity125)が二泊三日のご自身の旅を動画にまとめてくださりました!
初めての編集とのことでしたが、写真や文章よりもずっと臨場感あるのあるツーリング動画になっているのでみんなで走ったツーリングを追体験してみてくださいな。
房総半島でフォトツーリングをしたり、ビータスカフェでお茶会をしたり、千葉でのトリシティオフ会を企画してもらったり。。
自分ら以外にも、場を作る側として今に続くご縁があったならこれ以上のことはありません!
ネットでは引き続きにはなりますが、青トリさん、09トレーサー共々、今後ともよろしくお願い致します!m(__)m
コメント
先日はお疲れさまでした!( ゚Д゚)ゞ
関東圏は自動車で行こうと思えば行ける!けどその気にならない感じでしたが、不思議とトリシティなら前泊しても行きたいとなりました( ´∀`)
吹雪でなければ三崎や江ノ島も訪れたかったのでリベンジしたいと思いますー!
多くのトリシティ乗りの皆さんとの交流は新鮮で、楽しかったです!また都合あえばご一緒しましょー!ヽ(´ー`)ノ
酉つくねさんコメントありがとうございます!
当日は吹雪の中千葉から遠路遥々ありがとうございました!
次は自分から青トリさんと千葉の方に遊びにいくので、
酉つくねさんのオススメスポットに連れて行って下さいな(‘v’ゞ