50Lユーロヤマハトップケースを注文したトリシティ155&MT-09 TRACER(トレーサー)乗りのヤマヒロです!
最安値でも3万円は必要なAmazonより遥かに安い楽天のバイクショップ はとやさんからびっくりとするほど大きな大きなダンボールが届きました!
その箱サイズは姿勢頑張って段差のない場所を選べば、あたかも“置いてある”状態まで行けるほど…!(身長174cmくらい)
しかも最初はあからさまにカッコ悪く、絶対“見つかる”と思っていました。
が、実際に使ってみると不思議と見つかりません。知人曰わく、ダンボールの有無が生死の境目だそうです。
暗がりの箱の中で特異なこだわり、はたまたヲタクの領域のような“何か”に目醒めそうなその心は不可能を可能にする男、あるいは伝説の英雄のみぞ知る。
この箱を見ていたら無性に被りたくなったんだ。
いや、被らなければならないという使命感を感じた、と言う方が正しいかもしれない。
そしてこうして被ってみると、これが妙に落ち着くんだ。
うまく言い表せないが、いるべきところにいる安心感というか人間はこうあるべきだとう確信に満ちた安らぎのようなものを感じる。
メタルギアソリッド(MGS)
とあるダンボールの商品レビューより
そんな劇中の再現で庭を歩いてみたくなってしまい、立ち上がってしまった大馬鹿野郎がここに一人。すると…
ユリ
だ、誰だーっ!!
レッドアラート。
例の効果音と共に、頭上には赤のビックリマーク(!)がひとつ。
その瞬間ユリの手から閃光がほとばしり、ヤマヒロ入りダンボールを粉々に吹き飛ばした。
「ヤマヒロさんはどっか行っちゃったけど…。
ダンボールがひとりでに動くなんてことないよね…!?」
などと、供述しておりました。
が、ドライブレコーダーが決め手となり、労災認定となりました。
なお、”戯れていた”なら適応外ということで保険はおりませんでしたとさ。ナムナム。
ーー「なんの記事だっけ…?」という方へーー
今回は割と真面目にトリシティ155に装備した大型リアボックス、50Lユーロヤマハトップケースについて紹介する記事です。
冒頭を見て「ヤマヒロさんが・・そんな…」と哀悼の意を示してしまった方は大変お手数ですが戻るボタン、あるいは閉じるボタンをよりブラウザーバックをお願い致します。
ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。
今後はこのようなことがないようユリへダンボール愛を説いて参ります。m(_ _)m
今回紹介するアイテム
トリシティ+50Lユーロヤマハトップケース
トリシティ155購入から最初の大掛かりなカスタムとして装備したのがトップケースでした。
スタンダードな39Lを1年半ほど使い込み、大きく増した積載力は日常使いはもちろん、二人乗りや長距離のツーリングまでこなし、まるで車両の一部のような頼れるパーツとして大活躍!
今回さらに積載量アップするべく、購入したのはリアボックスとしては大型となる、50Lのユーロヤマハトップケースです!
結論から書いてしまうとトリシティ125/155へ50Lの取り付けは可能です!
さらにユーロヤマハトップケースは脱着がとても簡単なので別のバイクと共用したり、使わないときはキャリアを残して取り外したり他のバイクへの積み替えもOK!
数あるトップケースの中でも一際シャープで現代のオートバイにマッチするモダンでスタイリッシュなヨーロピアンデザインはグレートですぜ、こいつは…!
組み立てと取り付け方
大型リアボックスとなる50Lもトップケースにキーシリンダーを組み付けるところは39Lと同じ。
トリシティに取り付け基部となるボックスステーやユニバーサルプレートの取り付け方はこれを見てね。
開封とエンブレム貼り付け
非常に大きく、そのままだと持ちづらいことから思いの外大変だった箱からの開封作業。
早くダンボールを被りたくてソワソワしてたけど、サイズがサイズなだけにダンボールから出すときに引っかかりやすかったのでくれぐれも落とさないように!
サービス軍手
余談ながら、39Lやエンジンオイルを同じはとやさんで購入した時もそうだったのだけど、今回もサービス軍手が付いてきました。
キーシリンダーの取り付けで小さいネジなどを扱う作業が多かったので使わなかったけどこういう心配りしてくれるネットショップに出会えると嬉しいよね。
キーシリンダー(B)組み付け
ここからはキーシリンダーの組み付けについて。
50Lユーロヤマハトップケースはキーシリンダーが付属しないため組み込みが必要で、車両のメインキーに合わせて作るAタイプと付属のケース専用キーを使うBタイプからの選択式。
自分の場合2台で換装しながら使う予定だったので今回もトップケースと一緒に購入しておいた専用キーのキーシリンダー(Bタイプ)で組み付けます。
手始めに取説にも書いてあるけど組み付け前に潤滑とサビ防止のため、シリンダーの内外にシリコーンスプレー等を吹いておくとマル。
続けて最初から付いてるシリンダー裏のカバーをプラスドライバーで取り外してトップケースへセット。
トップケースのレバーを起こしてシリンダーの裏側からストッパーをネジ止めしていきます。
ここが弱いと中身を盗難される被害者になったり、走行中にケース落下という大惨事で加害者になりかねないので必ずネジロック剤を使おう。大きなの50Lなので尚更っすよ!
※メインキーで1本で開閉できるキーシリンダーAの場合、キーのカギ山パターンに合わせてシリンダーを組み立てる必要があるよ。
ユニバーサルプレートへ搭載!
シリンダーを組み込んだトップケースをユニバーサルプレートに乗せて、固定すればOK!
トリシティへ50Lユーロヤマハトップケースの取り付け完了です!
脱着操作に関してはキーを回して、
- ハンドルを起こしている状態だとケースの脱着可能
- レバーを引いている時はフタの開閉可能
という感じだけど、操作に関しては使うほど仕組みがよく分かるので習うより慣れろ的な感覚かな。
※くれぐれもレバーを引いた状態で脱着しないように!
39Lで中身ぶちまけました・・・
39Lユーザー的使用感
以前と仕組みは変わらずケースの開閉やレバー操作、キャリアへの脱着は変わらずしっかりしていていい感じ!
ただ、上蓋の重量が増しているから、サイドスタンドで止めている時は不本意に上蓋が閉まっちゃうことがあるかも。。
収納も39Lをそのまま横に広げたようなイメージでジェットヘルメットなら2つ収まる余裕のサイズ感なのでツーリングはもちろん日用使いにもバッチリ!
個体として大きいものや高さがあるものは苦手だけど、トリシティならメットインと合わせて買い物は余暇スペースがあるし、手荷物ありでの2人乗りはすごく快適になりました!
また横幅が増えたことで39Lでは良くも悪くもピッタリだった中型カメラバッグや長めの三脚も積みやすくなり、今まで通りの写真旅をするなら余裕の容量になりそうです!
「見た目をとるか、便利さをとるか?」ってなると見る角度によってはリアビューの存在感が出過ぎるけど、自分的には真後ろから見ない分にはあまり気にならないかな?
シャープなヨーロピアンデザインゆえ、上面に荷物を詰めるトップケースではないのでどっちかというと街乗りに向けな感じだと思うです。
そんな防犯性を含めてトップケースの利便さは一度使うと手放せなくなると思うのであります!
車幅の変化が注意点!
積載だけで言えば大は小を兼ねるとはよく言ったものだけど、これに関してはそうとも言えず…
車両に対して車幅の変化が大きく、公式パーツカタログが50Lを推奨していない理由は多分それ。
トリシティの場合、おおよそ横幅が1.5倍近く広がるので39Lから積み替えて使う場合ミラーは要調整。
また大きなバイクであるトレーサーに50Lを積む時と比べて車体に対して存在感あるパーツため、トリシティに積むと取回しの変化には一層気を使いました。
取り付けたばかりの時は家の門から出す際、軽めに、それでも何度か擦ってしまいましたので車庫やストレージなど狭い所を通す時は一層慎重に…!
まとめ
トリシティ125/155にも一応の搭載は可能な50Lユーロヤマハトップケースだけど、積載の余力と取り回しの点からトレーサーの標準装備になりました。
もちろんトリシティに搭載すればメットイン+50Lの大容量で利便性を大幅アップできるということで大荷物の時や二人乗りなどシーンに合わせて活用して行きたいと思います!
そんなこんなで今回はトリシティに取り付けた場合の大型リアボックスとして50Lトップケースの取り付け方や使用感、注意点について良いとこ悪いとこを思ったままに書いてみました。
もしも、ミドルスクーターである「トリシティ125や155に50Lのユーロヤマハトップケースを取り付けてみたい」という方の一助になれたなら幸いです…!
以上、自分とバイクのちょうどいいを模索中なヤマヒロ(@yamahirok3)でしたー!
次回はMTバイクであるトレーサー+50Lトップケースのレビューを書くのでお楽しみに!
※トリシティへの50Lケース取り付け・運用は自己責任のもとよろしくお願いしますm(_ _)m
おまけ:39・50Lの最安値はここ!
39、50L共にユーロヤマハトップケースに関しては特別な仕入れルートがあるんじゃないかと思うくらい強気な価格設定のバイクショップ はとやさん(楽天)で購入しました!
埼玉県のいくつか店舗を持つ地域密着型のチェーン系バイクショップなので安心して購入できるよ。
Amazonよりも遥かに価格が安いだけでなく、楽天ポイントバックはもちろん、被れる段ボールと丁寧な梱包でサービス軍手も付てきたので是非チェックしてみてね!