ブルーコアエンジンのトリシティ155/125にMotoDXスパークプラグと強化点火コイルを取り付けよう!交換に使うものと必要な工具まとめたよ

トリシティにパワー不足を感じている皆様こんにちは。

トリシティ155 強化点火コイル アドバンスプロ製 IGC-YD02

 

 

とかいう自分も「二人乗りだと峠道がちょっときついなー」と。

アイコン用ヒロユリトリシティ155

 

 

思っていることを口にしたら後ろに乗せてたキツネに口を聞いてもらえなくなったヤマヒロです。

ショウエイ GT-Air 2 with トリシティ155

 

 

 

そこで今回はトリシティ155のブルーコアエンジンをパワーアップするため、

点火系の仕組みについてよくわからないままスパークプラグと点火コイルを強化品に交換することにしました!

 

 

それでは、行きます…!

 

 

プラグイン!

MotoDX.EXE、

トランスミッション!!

トリシティ155/125用 強化点火コイル
ぷすっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、

スパークプラグから光がほとばしり、

ヤマヒロの机を粉々に吹き飛ばした。

プラグイン!

とか

ダメ。ゼッタイ。

※画像はイメージです。

 

 

ヤマヒロ
なんかバイクのカスタムや整備も“かもしれない運転”なのかな思うのです。
フウカ
自分の愛車に自分で手を下すだなんて絶対にダメですし、そんな恐ろしいことできないよね。
リオン
だから、しっかり下調べしたり、技術・人柄共に信頼できる人に教えてもらったりして自分にできる範囲でキチッとやろうな!

 

 

ってなわけで今回はブルーコアエンジン搭載トリシティ155/125の強化策として、MotoDX高性能スパークプラグとアドバンスプロ製強化点火コイルの取り付け方について紹介します!

トリシティとのツーリングライフを快適にするために、取り付け検討中なあなたの背中を押すエントリーになれれば嬉しいですっ!

トリシティ155 強化点火コイル アドバンスプロ製 IGC-YD02

アドバイザー:K26殿(@ken26_phalanx)

人柱:ヤマヒロ&ヤマヒロの青トリさん

 

 

強化スパークプラグと強化点火コイル

今回強化品に交換するのはスパークプラグと点火コイル

スパークプラグに関しては“名前だけ知ってる”って人も多いんじゃないかな?

ヤマヒロ
自分も点検の時にスパークプラグは新品に変えてもらってるけど、点火コイルは初めて触るパーツだ。
フウカ
点火コイルは別名イグニッションコイル。
電圧を12Vから30000V以上まで昇圧させてプラグからスパークさせるための電気を作る点火系パーツだよ。
リオン
ほへ〜。
ってことは10まんボルト(100000V)やべぇな。

 

 

 

フウカ
強化品の強い火花で燃焼させれば、始動時のパワーも、トルクも、燃費も上がるのでトリシティでよくツーリングに行くなら絶対おすすめです!
シート下のカバーを外してコイルとプラグを交換するだけですから一緒にやってみましょう!
ヤマヒロ
そういや、工具はどうなんだ?
トリシティのプラグは入り組んでるとこにあるってフォロワーさんから聞いたぞ。
フウカ
そこはヤマヒロさんが人柱になるために買うはずですから心配してないですよ?
ヤマヒロ
そうか。。
リオン
なんつーやつだ。
天使の顔して言ってることが悪魔だ。。

ナンカイ プラグレンチ

↑買った。↑

 

 

 

 

 

交換に使うものと必要な工具

MotoDXスパークプラグ CPR8EDX-9S

MotoDX初期装備されているNGKの標準スパークプラグよりも着火性・燃費向上性・耐久性など全体的に性能が向上したハイグレードタイプ

トリシティのパーツカタログをみると記載されている型番はCPR8EA-9なので、MotoDXやイリジウムなど強化プラグはなさそうでした。

しかし「実はMotoDXならCPR8EDX-9Sがトリシティ155/125に使える」09トレーサーの規格外フルパニア化の際にもお世話になったK26さんから教えていただき購入!

トリシティ155/125用 強化スパークプラグ

 

 

 

使用するMotoDXはノーマル以上のパワーとイリジウムの弱点である長寿命を兼ね備えたタイプで値段は一本あたりノーマルの約3倍で1600円ほど。

だけど、目安8000km-数万kmスパンで使える上に燃費にも貢献するパーツなので”普通”に乗る分にはガソリン代であっという間に回収できるはず!

トリシティ155/125用 MotoDXスパークプラグ比較

 

 

余談ながら15000km近く走り、今年(2020年8月)に初めての点検を受けた青トリさんのプラグ状態は距離的には交換時期は適性だけど”まだ使っても大丈夫そう”とのこと。

だから、走る距離によってはプラグの交換サイクルを数年単位で見ても大丈夫かも。

トリシティ155 2年目点検 消耗品交換

 

 

フウカ
ちなみにスパークプラグはエンジンの気筒分必要だよ。
単気筒(1)のトリシティは1本あればOKです!
ヤマヒロ
ってことは3気筒エンジンのトレーサーは3本も要るのか。

 

 

リオン
ネットで買うときは一文字違いでも別物だから型番には要注意!
送料要らずのお店で買うときの型番は箱の側面でチェックだよ。

トリシティ155/125用 MotoDXスパークプラグ CPR8EDX-9S

 

 

 

ブルーコアエンジンのトリシティ155/125に使えるプラグはこれらなのでネットで確実に抑えたい人は以下からチェックしてみてね。

NGK MotoDXプラグ

NGK スパークプラグ(初期装備と同じ)

強化点火コイル アドバンスプロ製 (IGC-YD02)

エンジン内に伸びるスパークプラグと繋がっている点火コイルの強化版パーツ

トリシティ155/125用 強化点火コイル

トリシティ125(2018年以降)・155(2018年以降)用 強化点火コイルです。
スパーク電圧が向上し火花が強力になります。
エンジンの始動性、トルク・パワーの向上が体感できます。

ーーIGC-YD02 アマゾン商品ページよりーー


純正コイルに比べ、1次側・2次側の巻き数・巻き数比を変える事により、
スパーク電圧の向上し火花の太さが強力になり、エンジンの始動性、トルク・パワーの向上が体感できます。

1次側コイル抵抗値を、TCI点火コイル抵抗値と同等に設定していますので、ECUに過大なストレスをかけることによるECU破損を防ぎます。

ーートリシティ155/125 強化点火コイル 楽天商品ページよりーー

 

 

という具合に説明文だけ見る限り素敵性能しかない夢のようなパーツ。

問題はネットでも取り付け方や取説等が一切なくパーツ購入を前に「どこへ、どうすればいい…?」状態だったということを除いて・・・

トリシティ155/125用 強化点火コイル

 

 

16mmプラグレンチ(マグネット付き)

スパークプラグの脱着に必要な専用工具で今回は六角16mmのプラグレンチが必要

トリシティの場合かなり入り組んだところにあるのでプラグ交換には首振り機能のプラグレンチは間違いなく必須でした。

ナンカイ プラグレンチ

 

 

また脱着時に落とすとヤバいので多少高くても『マグネットやゴムでプラグを保持できるタイプがおすすめ』とのことで外すときはもちろん、特に取り付けるときはすっごく便利!

トリシティ155 スパークプラグ取り外し

 

 

値段も手頃だったので、そそのかされた自分はこれの16mm(PW16)を用意しました!

ソケットレンチ

ネジ止めされているコイルの脱着にはソケットレンチを使います。

トリシティ155 点火コイル交換

 

 

コイルはかなりしっかり締められていた上、水気を浴びて錆びていたりもするので最初の一撃にラチェットタイプのものもあると万全っすよ。

ヤマヒロ
パーツの取り付けやオイル交換もできるようになったし、
工具を揃えることは簡単なメンテの第一歩かな。
フウカ
特にソケットレンチは持っていると便利です!
今回の取り付け作業はこの工具一式あればOKだよ。

 

 

後はちゃんとしたものがあるに越したことはないけど、最初のカバーを外すプラスドライバーはシート下のサービスツールでも行けると思うです。

トリシティ155 シート下カバー外し

 

 

 

点火コイルとスパークプラグの取り付け方

点火コイルとスパークプラグを交換する今回のざっくりとした流れは

1.シート下のカバーを取り外し

2.点火コイルとスパークプラグを取り外し

3.それぞれ強化品に交換

4.正常に組み付けできたか確認して元に戻す

 

 

 

今回はエンジンに関わる部分に手を入れるので始動できるかのチェックは忘れずに!

トリシティ155 点火コイル交換

※スパークプラグだけ交換する場合、点火コイルはプラグケーブルだけ外してね。

 

 

 

カバーの取り外し

手始めに点火コイルにアクセスするためシート下のカバーを取り外します。

フットボードの2箇所とメットインを上げた状態で見える2箇所をプラスドライバーで外そう。

トリシティ155 シート下オープン トリシティ155 シート下オープン

 

 

ネジを外したらカバーを外せる状態になるのでメットインをいったん上げて、ずらすようにしてカバーを取り外し。

メットインは開いている間ライトが点灯するのでカバーを外せたらシートロックしよう。(バッテリーが上がってしまうので)

トリシティ155 シート下カバー外し

 

 

カバーを外すと交換対象の点火コイルをバッテリー下に確認できました!

トリシティ155 シート下オープン

 

 

合わせてここのネジも外してあげるとサイドカバーを少し広げられるのでコイルの配線がしやすくなるよ。

トリシティ155 点火コイル/プラグ交換

 

 

 

点火コイルの取り外し

開けてみての第一声が「今まで大丈夫だったのか、これ?」な点火コイル

というのも、ステーを止めている部分(アース)がビックリするくらい錆びていました。。

トリシティ155 点火コイル交換

↑湿気浴びて錆びちゃいます。使い回す場合、要メンテ。

 

イグニッションコイルのアース箇所が錆ているのが確認できます。
この錆が導通不良を引き起こしスパークプラグからスパークし難くなり失火を引き起こす場合があります。
錆は真鍮ブラシで磨き接点復活剤のウェットタイプや、接点グリスを塗布しておくと良いでしょう。
一次側の端子にも接点グリスを塗布しておくと良いでしょう。

ーーALLメンテナンスよりーー

 

 

取り外す前に、まずは向きの記録をするため写真撮影。

正面から見て端子は右側、上が赤。下が黒。

交換後に端子取り付けを間違えるとエンジンが掛からないので、交換する強化コイルも同じように取りつけよう!

トリシティ155 点火コイル交換

 

 

確認用の写真が撮れたらコイルを取り外すため、全ての端子を引き抜き、ソケットレンチで左右のネジを外します。

トリシティ155 点火コイル交換

※無理すると危ないので、最初が固い場合はラチェットタイプを使ってね。

 

 

 

 

プラグケーブルの取り外し (プラグだけ交換の場合ここから)

続けて点火コイルからエンジンの方に伸びているプラグケーブルを引き抜きます。

力をかけにくい入り組んだところにある上、これもかなり固かったので少しずつ緩めていく感じでグリグリと。

トリシティ155 点火コイル交換

 

 

 

スパークプラグの取り外し

プラグケーブルを外すと、その場所にスパークプラグが露出しています。

トリシティ155 スパークプラグ交換

 

 

少し引いた位置から見るとプラグがあるのは赤マルのトコ

シート下開けて現物を見るのは初めてだったけど、サイドカバーやエンジンに囲まれ、聞いてた通りかなり入り組んだところにありました。。

トリシティ155 スパークプラグ交換

 

 

当然、手や工具をつっこんで回せる場所ではないのでここでフレキシブルに首振りできる秘密兵器、プラグレンチ登場です!

トリシティ155 スパークプラグ交換

 

 

先端のソケットでプラグを捉えたら左へ力を込めて回します。

ハンドル型のプラグレンチは力をしっかりとかけやすくていい感じ…!

トリシティ155 スパークプラグ交換

 

 

それにしても、

実際に作業した経験者の方おすすめの道具があれば準備は完璧!

失敗なんてあり得ませんな…!

『俺、このプラグの交換が終わったら、休憩にするんっすよ。』

『美味いコーヒーでも淹れようかと。』

『ドリップのやつを買ってあったりして…!』

と、しょうもないツイートの内容を考えながらプラグレンチにグッと力を込める。

 

 

せーのっ…

トリシティ155 スパークプラグ交換

(グリッン!)

 

 

_人人人人人_

> ゴッ!! 

 ̄Y^Y^Y^Y^Y

 

 

 

「ゔゔっ。」

 

 

 

と。

道具を過信したが運の尽き。

 

プラグが緩んだ拍子に広々としたフラットフットボードのダイヤモンドチェックに手の甲を勢いよく打ち付け、声にならない苦痛にうめきながら休憩にしたのはここだけの話。

トリシティ155 フラットフットボード

 

 

真っ赤なレーザーが飛んできそうな言い回しのツイートも忘れ、カバーを開けたところから交換完了まですっ飛んでおりました。

それでもしっかりスパークプラグを落とさず保持してたマグネット付きプラグレンチスゲーっす。

トリシティ155 スパークプラグ取り外し

 

 

 

ひとまず交換するパーツの取り外しが完了。

写真撮ったり休憩しながらやってたけど、ものが分かれば10〜15分もあれば取り外しできそうです!

 

 

 

スパークプラグの交換

ここからがプラグとコイルを強化品への交換です。

まずはMotoDXのスパークプラグを取り外しと逆の方法で取り付けます。

 

 

では、改めて行きます…!

 

プラグイン!

MotoDX.EXE、

トランスミッション!!

トリシティ155/125用 MotoDXスパークプラグ交換

 

 

 

 

 

 

その時の事だった!

 

スパークプラグから逆流した光がほとばしり、

 

青トリさんの電気系統を粉々に吹き飛ばしたのだ!!

 

スパークプラグ、イン!

※しません。画像はイメージです。

 

フウカ
通電してないのでスパークもしませんっ!
また爆発をネタにして!脳筋ですかヤマヒロさんは!!
ヤマヒロ
ただの“大馬鹿野郎”だ。
それに「芸術は爆発だ!」って誰かが。
リオン
冒頭で1回やってるから不思議と驚かねーな。。
それに2度あることは3度あるって。これも誰かが…

 

 

 

 

 

改めましてスパークプラグの取り付け

さて。手順に戻ります。

取り付けるときは先にスパークプラグをプラグレンチにセットして保持します。

トリシティ155/125用 MotoDXスパークプラグ交換

 

 

ここから逆手順で取り付けて行くのだけど、プラグホールへのアクセスする際も、ぶつけたり、落としたり、引っかけたりしてプラグ先端の電極を破損しないように差し込むときは一層慎重に…!

トリシティ155 スパークプラグホール

トリシティ155 スパークプラグホール

 

 

うまくプラグホールに挿せたらそのままネジ回しの要領でクルクルと。

トリシティ155/125用 MotoDXスパークプラグ交換

 

 

スパークプラグは締めすぎも緩みすぎも注意。

それでも、直感で分かるくらい最後はカチッと決まるからそこ目安に最後のひと締めすればOK!

トリシティ155/125用 強化スパークプラグ

 

 

 

強化コイルの取り付け

最後に強化コイルの取り付け。

これも取り外しと逆の要領で組み付けて行きます。

コイルは最初と同じ向きで取り付けるので、端子は上が赤下が黒で差し込みます。

トリシティ155 アドバンスプロ 強化点火コイル交換

 

 

またアドバンスプロ製強化コイルのプラグケーブルは汎用のものらしく、MTバイクなどタンクがあるバイクで使うプラグホールカバーが付いておりました。

トリシティ155 アドバンスプロ強化点火コイル交換

 

 

 

とりあえず、このまま取り付けても支障はなかったのでそのままでもOK

もしも、気になるならゴム状のカバー部分だけカッター等で切り離してノーマルと同じ状態にしよう。

トリシティ155 アドバンスプロ 強化点火コイル交換

 

 

プラグケーブルをスパークプラグに被せるようにして、最後まで押し込んだらフィニッシュ!!

かなり根気がいるけど、走っている時にここが外れてしまうと単気筒エンジンのトリシティの場合一発でアウトだから入念に!

トリシティ155 アドバンスプロ強化点火コイル交換

 

ちなみに点火コイルには導通性を上げるためプラグケーブル内部や錆防止など長寿命化のため端子に接点復活剤を吹いておくといいみたい。

↑タンク下に上から下に被せるように配置されるMTバイクの話でした。

入り組んだシート下に横向きに押し込んでいるトリシティの場合、プラグの緩みや電気が内部でリークしてしまい走行中のアイドリング不調や最悪エンスト原因になるのでケーブル内部に接点復活剤を吹くのは避けておいた方が吉。

 

 

交換後のエンジンチェック

最後にきちんエンジンが掛かるか実際に始動してみてチェックします。

やることは普段通りキーオンして、サイドスタンドを上げて、セルを回すだけ。

トリシティ155 エキゾースト

 

 

 

 

もとを辿れば、

あれは同志道を走った、

初冬の日ことだった。

 

 

「峠道で2人乗りは重い」

って言ったらユリが怒っちゃって、

話を聞いてくれないくらい、

不機嫌になっちゃってさ。

 

買ったばかりのヘルメット

投げつけられたよ。

新しいヘルメットだよ!それっ!!

 

 

無事に交換して、

点火系強化が終わる頃には、

機嫌がもどってると良いけどな。

ははっ。

 

 

 

 

 

それに、

ここで元気よく、

ブルーコアエンジンを始動できれば、

SNSのフォロワーさん達に胸を張って、

「良い買い物だったよ・・」

って言える気がする…!

 

 

 

 

 

 

それでは・・エンジンスタ…

スパークプラグ、イン!どーん!!!

 

 

※しません。

電気系統の扱いは気をつけましょう。

 

リオン
またか。。
フウカ
すたどん食べたいですねー(棒)

 

 

 

緊張の交換後一発目の始動。

心の声ダダ漏れなのと、スマホカメラの持ち方を盛大にミスしたのはご愛敬。。

 

 

 

要因は他にあるかもだけど、セルを回してワンテンポ遅れ気味だった始動が一瞬に戻った。ないし、変わったのは確実に感じた部分。

また、普段通り安定しているアイドリングの音量も僅かに大きくなったような気がする。

音に関してはいわゆるプラシーボ効果かもしれないけど、強化コイルとMotoDXスパークプラグの相乗効果でノーマルよりも力強い火花が飛んでるのは間違いないはずです。

 

 

始動チェックと合わせ、少し近場を走ってみて段差等の衝撃で外れてしまわないかチェックできるとマル。

もとよりLMWのフロント2輪で段差に強いトリシティだから少し大げさなくらいのシェイクダウン(テストライド)できればバッチリ!

トリシティ155 ワインディング

 

 

 

交換後の感想

2020/12/29 追記:

プラグとコイルを交換してみて地元相模原と千葉ツーリングに行ってきました。

その中で強く感じたのが加速感とトルクの向上でした。

 

加速と速度

00〜60の初期〜中間加速が速度の伸びが確実に良くなっていて、同程度アクセルを開けた状態で+7〜12km/hくらい出る印象。

60〜80あたりの高速巡航でも同じアクセル開度でメーター読み+5-7km/hくらいまで伸びていたので感加速に一回りほど余裕ができました…!

トリシティ155 海ほたる

 

 

一方の速度は長い下りでありったけ引っ張ってもノーマルと同じ116km/hから伸びなかったので(スピードリミッター発動?)最高速は同程度

言葉的には“限界突破”よりは“基本性能の底上げ”が正しい表現だと思うです。

トリシティ155 高速道路

 

 

トルク&レスポンス

いわゆるインプレ記事とかで言う“レスポンス”も良くなった感じでアクセルに対する加速の鋭さがアップ!

同時に全域のトルクアップで特に坂道での再加速にも一段と磨きがかかり、課題であった坂道発進や速度回復がしやすくなりました…!

青トリさん

 

 

アクセルワークに関しては暴力的に変貌するわけではなく、トリシティならではの扱いやすさに余裕が生まれるイメージ。

みんな感じてるであろう坂道での“頑張ってる感”が薄れたのは間違いないので1人でも2人でも、もっと楽しめるようになるっすよ!

幸せを運ぶ青トリさん

 

 

 

「それやっちゃダメー!!」

2020/12/29 追記:

ヤマヒロ
記事公開後に実際に交換してくださった方のナレッジを紹介するっすよ。
ユリ
下手にいじると爆発するよー
リオン
なんか、4度目の爆発が起きそうだな。。

 

エンジン警告灯

交換した点火コイルやプラグを戻していない状態でキーオンにするとエンジン警告灯が点灯して異常診断されちゃいます。

しっかり組み付けて走る分には問題はないのだけど、精神衛生上よろしくないよね。

警告灯を消すためにお店に電気系統の診断を依頼すると4400円かかちゃったそうなのでキーオンにするのは交換作業が全部終わってから!

青トリさん トリシティ155 メインキーカバー

また、センタースタンドで立てた状態での過度な空ぶかしもNG。

これも同じように異常診断のもとになるそうなので、始動確認はアイドリングだけにとどめよう。

 

 

エンスト現象?

商品レビューにもあったけど、人によっては強化品を入れた後に稀にアイドリング不調やエンスト現象が起きるケースがあるそうな。

どう言うワケか、運悪くかなりのレアケースを引いてしまったヤマヒロ機は割と重症だったので2022年修理と対策しました。

強化コイル・プラグに交換したトリシティ155がアイドリング不調(息継ぎ)とエンストで死亡 原因の点火系部品を対策したよ
トリシティ5年目の大馬鹿野郎なヤマヒロ(@yamahirok3)です! 楽しい楽しいバイクライフ、何が起こるかよく分からないとはよく言ったものだけど。 時としてあってはならないことが起きたりすることありませんか? たとえば、、 はい。 何考...

 

 

 

まとめ

今回はブルーコアエンジン搭載型トリシティ155/125のMotoDXスパークプラグとアドバンスプロ強化点火コイルへの交換でした!

トリシティ155 強化点火コイル アドバンスプロ製 IGC-YD02

 

「劇的に変わる」っていうとおおげさ だけど、コイルとプラグ強化で「確実に走りが良くなった!」ってのは断言できる。そんなカスタムでした!

 

フウカ
点火系交換で今までよりも強いスパークで大きい火種を作れてるから、混合気がより完全燃焼に近い状態で燃えるんです。
エンジンは完全燃焼に近いほど大きな力を発生することができますからパワーアップは間違いなしですよ!
リオン
調べてみたら強化プラグだと低〜中回転域のトルクが向上、
強化コイルでは高回転域のトルクが向上するんだとよ。
ヤマヒロ
前より力強く回ってるのは明確だし、点火系のリフレッシュにもなったと思う。
やってみると案外簡単だし、仕組みがわかるといじるのも面白いね。
ユリ
1人でも2人でも、きっと楽しくなるからみんなもやってみてね!

 

そんなこんなで、毎週のようにトリシティでツーリングを楽しむあなたもプラグコイル交換で点火系を強化してどんなシーンでもトルクフルで”余裕のある走り”を楽しんでみませんか?

相模原トリシティミーティング

 

 

ブルーコアエンジンのトリシティ155/125にもうひと押しのパワーが欲しい方は是非チェックしてみてね!

 

 

NGK MotoDXプラグ CPR8EDX-9S

アドバンス・プロ トリシティ125 155 強化点火コイル(ブル―コアエンジン) IGC-YD02

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