初めて購入したトリシティ155とオートバイ生活をスタートしたヤマヒロです!
ツーリングや普段の生活に溶け込んだトリシティ155の積載量アップのため、純正のユーロヤマハトップケース(39L)を付けることにしました!
めっちゃデカイダンボールでトップケースきた。
スニーキングミッションできそう。 pic.twitter.com/b1ZtSsvH49— ヤマヒロ (@yamahirok3) 2018年9月24日
今回は後編として買いそろえた部品を組み付けてトリシティ155にユーロヤマハトップケースを搭載します!
穴あけ加工済みテールカバー
自分でトップケース取り付けるため使用するのは穴をあける道具と度胸がないため思い切って購入したトリシティ穴あけ加工済みテールカバー
ワイズギア(ヤマハ)製品を想定しているのでボックスステーの他、純正ミニリアキャリアやバックレストセットにも対応。
商品説明によると、トリシティの製造国であるタイでは純正オプションとして設定されているアイテムだそうです。
質感はブルーの155(ツヤ無し)とは違うけど、目立たない場所だし、ちゃんと付くなら大丈夫!
これならトリシティに穴あけせずともネジを数本外してテールカバーの交換できるし、交換作業でノーマルに戻せる!
梱包はメーカー純正部品と同様でヤマハエンブレムも1枚同梱しているので取り付け前に貼っておこう。
これもケースを付けると目立たなくなるので好きなところに貼り付けても良いんじゃないかな?
他に必要な部品と役割はこれを見てね。
トリシティにユーロトップケースを取り付けよう!
倉庫に眠ってる父さんの工具セットを借りて作業開始!
道具については知識はドライバーやレンチくらいしか触った事がないけれど、「使われない道具ってのもかわいそうだから」と言う教えの元工具の使い方を教わりながら挑戦してみました。
テールカバーの交換
まず始めに行うのがテールカバーを穴あけ加工済みのものへの交換作業。
テールカバーを引き抜く為、始めに手を付けるのがこの4ヶ所。
ネジと写真では隠れている1と4のリベット、計4つを取り外すのだけど、初めて遭遇したリベット(プッシュリターンリベット)の外し方が分からず悪戦苦闘。
真ん中を押したら抜けるのは分かったけど、一つが抜けた拍子にスキマへ転がって行ってしまい、「あああ”あ”ぁ”ぁ!!」ってなりました。
※10分ほどかけて無事救出。外した4本カバーを交換したらすぐ使うのでメットインに入れておこう。
また作業をする中、メットイン周辺にホコリが溜まっていることに気づけたのでこの後清掃しておきました。
ネジを抜いたらテールカバーを後ろへ引き上げるように引き抜きます。
テールカバーは硬質プラながらもわずかに撓る(しなる)ので割れない程度に片側ずつメットインから引き出し、後方へと引き上げたイメージ。
正しいテールカバーの外し方
終わった後に知ったのだけど、自分のテールカバーの取り外しはメットインをずらし方を知らなかったため、割と力技にて交換してました。
自分が知る限りSNSに置けるトリシティ乗りでは一番のインフルエンサーであるSMJのシエロさん(@baikudoga)
トリシティ155へのレーザーフォグライト取り付け動画の中でテールカバーの取り外しを実演してくださっているので正しい手順を確認してね。
っていうか絶対見てから作業してね!(テールカバーの取り外しは3:30辺り)
カバーを外したら今度はボックスステー付属の長いネジを使うため金具に付いてるこの4ヶ所のネジを抜きます。
いずれもネジロック剤が使われており非常に固いのでヘッド交換式のラチェットハンドルを使って取り外そう。
金具の4つのネジを抜くことが出来たらいよいよ穴あけ加工済みのテールカバーに交換。
外す時と逆の手順で内側の金具をずらさないように注意しながら最初に外したネジとリベットで固定してテールカバーはおしまい。
初心者の自分としては最初が難関だったけど、ここが終われば後は説明書通りにパーツを付けて行くだけなので割と簡単。
油断せずにネジ飛ばしたり、パーツ落としたしして車両を傷つけないように気をつけて行きましょー。
自分?えぇ、やっちまいましたよ、くしゃみしてネジ飛ばして傷にした張本人ですからねっ!(おまけにて)
ボックスステーの取り付け
テールカバーを取り付けたら次はトリシティ用ボックスステーの取り付け。
長短2本ずつのネジを先程外した穴から見える金具に通して固定するだけなので、ここは工程としては簡単。
ユニバーサルプレートの取り付け
ボックスステーの次はユニバーサルプレートの取り付け。
自分はこのレイアウトで取り付けてしまったけど、金具の配置が説明書とは違ってました…
ユニバーサルプレートの固定で使うネジは特殊な六角の星形(トルクスネジ)なので普通のドライバーや六角レンチは使用不可。
そこで父さんが用意してくれた先端を交換できるドライバーを使用しました。
下側のナットをレンチ(スパナ)で押さえながら4カ所を固定していこう。
プレートの固定が終わったら車両側はの作業はこれにて終了!
キーシリンダーの組み込み
ユーロヤマハトップケースにはキーシリンダーを組み込みが必要。
今回自分が購入したのはトップケース専用キーが付属するBタイプなのでタンブラーをあわせたりはせずにそのまま取り付けます。
※メインキーで開閉できるキーシリンダーAの場合、キーの鍵山パターンに合わせてシリンダーを組み立てる必要があります。
最初から付いてる背面のカバーを外してシリンダーに防錆潤滑剤(おなじみ5-56)を散布してセット。
トップケース本体へ付属のストッパーに交換してネジ止めします。
ここは外れてしまうと中身を盗難される被害者になったり、走行中にケース落下という大惨事の加害者になりかねないので必ずネジロック剤を使おう。
裏側から固定するストッパーはハンドルやレバーで入り組んでるけど、向きを合わせてスクリューを固定してきちんと開閉できるかチェック。
シリンダーを入れてネジ止めするこの作業は屋内で済ませてしまいました〜
ユーロトップケースを搭載!
シリンダーを付けたらトップケースにヤマハエムブレムを貼り付けて完成!
ヤマハ車以外への配慮だと思うけど、汎用マークも付属していました。
トップケースをユニバーサルプレートに乗せて固定すれば作業終了!
トリシティへユーロヤマハトップケースの取り付け完了です!
文章で書いてみると長く感じるかもしれないけど、ネジを落としたり、工具探したり説明書を確認しながらやっていたので作業時間は2時間半ほど。
実際に手を動かした時間は全然短く、30分程度でノーマルに戻せそうです。
使用感
YJ-17ジェットヘルメットや2Lペットボトルを入れた買い物袋を入れてもまだまだ余裕だったので日常の足としても使い勝手も良くなりました!
ケースの開閉やレバー操作、キャリア脱着もしっかりとした感じで大満足です!
23.5Lのメットインより大きな39Lの容量で目的の1つであった中型カメラバックと三脚はOK!
きちんとフタも閉まるので日帰りフォトワークに期待大です!
自分が愛用しているメッセンジャーカメラバックはこちら!
もちもちクッションなるものを入れてもギリギリフタできました。
ちょっと大きな買い物やツーリングのお土産も余裕を持って行けるっすね。
リアにボリュームが増えたけど、車両にマッチしたスタイルは“モダンなスクーター”感を損なっていないので安物で妥協しなくてホントよかった!
まとめ
今回はトリシティのテールカバーの内側をちょっとだけいじって自力でユーロトップケースを取り付けることができました!
初めてのオートバイとしてトリシティ155を買ってひと月半程度のバイク初心者ができたのであなたもきっと大丈夫!
トップケースは車両のシルエットが崩れるとマイナスに思っていましたが、むしろリアのボリュームが増えて“楽しい”トリシティを一層”便利”にできたことで満足感もすごく高いです。
今回の作業はこのソケットレンチセット一式があれば行うことができるので是非チャレンジしてみてくださいな!
以上、愛車を愛でる楽しみに目覚めてしまいそうなヤマヒロ(@yamahirok3)でしたー!
※ケース取り付け・運用は自己責任のもとよろしくお願いします!
繰り返しにはなるけど、テールカバーは取り外し作業の前に必ずシエロさんの動画見てね!
必要なパーツ
前回の記事でトリシティにユーロヤマハトップケースを付けるためのパーツと役割について紹介しているので自分でトライする方は参考にしてみてね。
おまけ:傷は思い出
そう、それはテールカバーを取り外しボックスステーを取り付けるためネジを抜いたときのコトだった。
予兆などなく、しかし起こるべくして起こった生理的不可抗力で抜いたネジをレンチに付けたままヤマヒロはひとつくしゃみした。
するとなんということでしょう。レンチからこぼれた落ちたネジは宙を舞いトリシティのグラブバーを直撃。
アルミのグラブバーの青い塗装が剥げてしまったのです。
地味にちょこんとできた傷は目立つ部分ではなかったけど、見るたびに取り付け作業と原因作った自分のくしゃみが思い出として甦りそう。
こうして愛車との思い出一つ、自分で取り付けた作業と記憶は生き続ける。
コメント
ヤマヒロさん、
そのキズは痛いですね????
他人にやられたんならば畜生この野郎〜!!
って、なってしまうかも知れませんが
自分がやったんですからそこはしからばです
やってしまった所を周りをマスキングをして
エアブラシで吹いてごまかすっててもアリ?
危うく紛失しそうになったパーツは、
時間はかかりますがましたが出てきて何より
ヤマヒロさんの家では、
○○に困ったらお父さんに聞けとか、
△△に困ったらお母さんに聞けとか、
□□に困ったら弟さんに聞けとか色々と
困った時には助けてくれそうですね????
そうやって、みんなで助け合えば
すぐに解決するものですよね…。
洗車したばかりだったので気持ち的には痛かったかもしれないですが、キズは思い出です!
直して上げられるならタッチアップしてあげたいという気持ちもありますが半端な修正だと逆に台無しですからね。
幸い休みだったので父さんのアドバイスのもと工具を使ってみんな仲良く楽しい取り付け作業でしたよ(^_^)