それは、幸せを運ぶ青いトリ
初めてのバイク、トリシティ155を買って走り出あの日から、
「今までの人生なんだったんだ」と思うほど「楽しい!!」と思うことが増えました。
思い返せば、子供の頃に新しいおもちゃを買ってもらって、満面の笑みを浮かべはしゃぐ“あの感じ”に似ています。
超高性能全領域三輪車
「トリシティ155」
それは人生に“風”を、
僕らに“幸せ”を運ぶ第3の乗り物。
それにしても、
三輪車って良いよね。すごく。
二輪にはない抜群の安定感で、
気負いなく乗れる楽しい乗り物。
低速安定性はもちろん、
ちょっと攻めた走りをしてもこいつに乗っている限り転ぶ気がしない。
今では、
屋根やワイパーの付いたハイテク三輪車も発売されるほど。
そんな人車一体の乗り物は今僕らを乗せ、
キコキコと漕ぎ出した世界で風は音も立てずに揺れているんだ。
さあ行こう、
未知なる道へ・・
ーー「ト、ト、トリシティ!?」という方へーー
今回は割と真面目に自分のバイクデビューを飾った超高性能全領域三輪車、トリシティ155を褒めちぎりながら趣味ブログ的インプレする記事です。
お目当の情報が「対象年齢1歳6ヶ月〜」の方は大変お手数ですが戻るボタン、あるいは閉じるボタンをよりブラウザーバックをお願い致します。
ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。
今後はこのようなことがないよう、画像処理能力の向上に勤めて参ります。
ートリシティの画像はヤマハ発動機公式サイトよりー
幸せを運ぶ青トリさん
信じられないほどしょうもない20代の自分の人生にあっと驚く“幸せ”を運んできた通称“青トリさん”こと青いトリシティ155
もともと写真の足として、最初のバイクとして。それから一つの夢として乗ることを選んだのだけど、
シエロさんを始め、多くの年の近い素敵なトリシティ仲間に恵まれて幸せなバイクデビューして10ヶ月ほどになりました。
そんなわけで、もうちょいで一年目を迎えるバイク初心者の自分がトリシティ155でバイクデビューして「本当に良かった!」と思えたことをプライベーティアフォトワーカーの“大馬鹿野郎”が趣味ブログっぽくインプレしていくっすよ!
気軽に乗れる”スクーター”
「そうだ、バイクに乗ろう」
と、初心者の頃から身構えず、原付や自転車感覚で気軽に乗って”走ること”を楽しめたコト。
それは三輪の安心感と日常に寄り添うスクータータイプであるトリシティ155のおかげだろうし、今でもその“気軽さ”はお気に入りポイントのひとつ。
乗り慣れた今でも相変わらず気軽に乗りだせるスクーターなので「ちょっとそこまで」
・・・のつもりが手ぶらで走りだして気づいた頃には日常が遥か彼方へ行ってしまうことも。
ホイールベースも広すぎないことから小回り旋回もしやすく、取り回しも教習車より全然ラク!
なので旅やツーリングでも「最悪Uターンすればいいか!」と気になった道を見つけたら楽観的に突撃しております(笑)
日常生活に寄り添って便利、いつもより遠くへ旅できて、その上で楽しいのは他には無いミドルスクーターならではの魅力じゃないかな。
そして、トリシティに乗るようになってから”スクーター”って響きがなんだかジェントルな感じがしてもっと好きになったような気がするのは自分だけじゃないはず。
+トップケース
トップケースを付けると車両のデザインが崩れると思っていた時期が自分にもありました。
ところがギッチョン、リアのボリュームが増えたしツーリングはもちろん、お土産や買い出しでも色々と積めるようになって日常を彩る乗り物として利便性が大きく高まりました!
見た目に反して重量級装備という程でもないので押し歩きが苦になるというようなこともないし、メットインのように熱を気にせず、積載性が大きく高まるのでおすすめです!
パーツを揃えて自分で取り付けてみたい方はこれを見てね。
過不足ない”155cc”
トリシティ155はその名の通り、排気量155ccのエンジン搭載機
初心者には速すぎず、日本の公道を”普通”に走る分には力不足でもなく、バイク初めましての自分にはピッタリでした!
自分+青トリさんだと下道のワインディングは最高のフィールドで前二輪の安定性と相まった余裕のある走りで刻々と変わってゆく景色を一層楽しめるようになりました!
圧倒的されるような景色じゃなくっても、のんびりバイクに乗ってるという非日常が大好きだし、ずっと走っていたくなっちゃうの青トリさんのおかげ。
またヤマハの“ブルーコアエンジン”としてノーマルマフラーなら下手な原付よりも排気音が静かで実はその力強い音質もかなり気に入ってる部分。
燃費も31~43Km/L前後を記録しているのでご近所さんにも環境にもお財布にも優しい乗り物ですっ!
もしも、燃費落ちてきたら、ガソリン添加剤使ってあげると良いっすよ!
さらに高速を走れるのも155ccの大きなメリット。
飛ばし過ぎない性格な一方、力強い加速感で回せば60キロまではすぐ出せるし、道路の継ぎ目の衝撃が二倍(?)来る以外は直進安定性が高め。
スクーターながらフロント二輪のおかげで大きな橋での強い横風にも車体が流されにくいので初めから高速走って怖いというシーンは特にナシ。
高速でのスピードレンジは60~90キロ巡行が得意な印象なので、すり抜けや追い越しとは無縁にのんび〜り走行車線を走れば乗ってる自分も気持ち穏やかです。
そんな自分は「幸せ者め!自分も幸せだ!」と言えるようなオーナーでありたいのでござる。
参考:自分とトリシティ155の高速通常ペースは65-90km/h(すり抜けなし)
コラム:155ccの高速走行時間
追記:トリシティ155で琵琶湖まで二泊三日で1000km走った記録より。
多くのナビが高速道路を使う場合、所要時間は100km/h計算。
新たに増車した大型バイクのトレーサーで高速ツーリング(100km)した時や家族を乗せて車で秋田の横手(600km)へ行った時はナビ通りの時刻でたどり着いたので大体あってるかと。
この時は時間との戦いもありで普段よりハイペースで走っていたけど、自分+トリシティ155のペースだとx1.2倍、休憩を入れてx1.5倍換算という印象でした。
加えて渋滞や巡航速度のペースによっては到着時間がズルズルと後ろ倒しになので超長距離を走る際は到着時間にはかなり余裕を持たせて出発しよう。
逆に時間を気にせず穏やかに巡航できるならトリシティ155の燃費の良さビックリするはず!(65-90ペース時37-41km/Lで走れてました!)
トリシティ155をパワーアップ!
点火系周りのパーツ交換でブルーコアエンジン仕様のトリシティ155/125をパワーアップ!
モノさえ揃えばカスタム入門としてパーツの交換で簡単に基本性能の底上げができたので高速走行や峠道を楽しむなら必須のカスタムです!
“怖い”知らず!
「バイクは怖い乗り物」
親の教えか、周りの環境か、世間の認識か。
いつからそんな風に決めつけるようになったか良くわかんないけど、そう思ってた時期が自分にもありました。
そんな自分もトリシティでバイクデビューしてから怖いは”楽しい”へ、数多の体験を通じて自他共変わっていきました。
そもそも「バイクは危ない」と反対だった親の説得材料になったのも三輪のトリシティのおかげ。
その助けもあってか、楽しい乗り物として走り続けることができるし、今では我が家の日常に溶け込んだ存在になってます。
ここまでトリシティ155と一年近く走ってみて、少なくとも無理な運転をしない分には走っていて怖いと思ったシーンはありませんでしたっ!(断言)
バイクは「考えるな、感じろ!自分で感じなきゃダメなんだ!!」の世界です!
ちなみにビビリな自分はどんなバイクでもすり抜けはしないことにしています。危ないし、大事に乗りたいから。
怖いとは無縁に“楽しく走る”がモットーだからこの際”ビビリ”とか”バカ真面目”だとか言われても構いませぬ。
ここ最近は親からの「気をつけてね〜」だった出発のあいさつが「行ってらっしゃい!」に変わってきたし、お気に入りの愛車と共にこれからも無事故無違反で走り続けたい。
“楽しすぎ”て発狂しそう
超が付くほどの安全運転だった納車初日の感想は「初心者の自分でも走りやすかった」
それは10ヶ月乗っても変わらず、ATのイージーさがひとつ。
それに加え前二輪で地面を掴んでいるような安定性を持ちながら、身軽に右へ左へと地面をスキーで滑るようなスポーツライクな走行性をも持ち合わせているのはトリシティの大きな特徴。
この安心感はスラロームで一歩間違えればズコー。。
と行ってしまうMT教習車CB400(普通)やNC750(大型)からは想像できないレベルだから良い意味で裏切られました。
さらにフロント二輪の安心感に加え、LMW機構を持つトリシティはスポーツスクーターのようなキャラも持ち合わせていて、バイク初心者のイージーなスポーツライドにはうってつけ!
“わたし”も”ベッド”でやりたいです♪
えぇ・・?
えええぇ……!?
トリシティのフロント二輪はおおよそ足を下ろした先の位置。
スクータータイプゆえニーグリップはできないのでスキーのように両足をフラットフットボードに思い切り踏み込むイメージでスポーツライドを楽しんでいます。
秩父の299号線を走った時、コーナーをフルバンクで思いっきりリーン、狙ったラインをなぞって起き上がった時は頰を緩ませて真っ赤な顔してたと思うです(笑)
※二輪ロードスポーツほどのバンク角は無いので気持ちよく寝かせすぎには注意!
高速旋回のコツはいたずらにバンク角を稼がず積極的な重心移動で。
すぐ火花散らして、センタースタンドを擦っちゃうよ。
そもそも「スクーターなんか乗って楽しいの?」って聞かれた事あるけど、シティコミューター(スクーター)のトリシティ155は高速道路が退屈に思うほど、一般の峠道が楽しすぎて発狂しそうだから安心してね!
バイク乗ってない人に「スクーターなんかで山や海沿い走って楽しいの?」って聞かれたけど、三輪スクーターでも楽しすぎて気持ち良すぎて発狂しそうだからご心配はご無用だよ!#トリシティ pic.twitter.com/czzmSOWGQ5
— ヤマヒロ (@yamahirok3) 2019年3月25日
結論、スクータータイプでありながら、フロント二輪の安定感を武器にどんな人でもどんな道でも気持ち良く走れるということ。
これは原付スクーターから乗り換えた時に強く感じたし、大型デビューした後もこの特性から最初のバイクをトリシティにして良かったと思うところのひとつです。
大型とトリシティの安定感
身軽なのにLMWとフロント二輪を備えたトリシティと大きな車体でアスリートのようなガッチリした足回りのトレーサー(大型)。
トリシティは三輪で地面を掴むような、トレーサーは教習車以上にどっしり構えた印象です。
一括りにはオートバイなので走り出してしまえばそれぞれ別々の、それでいて確かな安定感を持ち合わせているというのがトリシティ2年目、トレーサー半年になる自分の感想。
全くキャラの違う2台だけど、下道に関しては乗り手が安全運転に努めて乗り回していれば二輪も三輪も声を大にするほどの優劣はありませぬ。(オートバイ全部最高!!説より)
もちろんルールを守らなければどんなバイクも事故に会うと思うので「トリシティだから事故らない」は無いっすよ!
キャラが立ってる分乗り分けしやすく、2台持ちになってみるとそれぞれの楽しさがあるもので「不器用な自分にはどっちも必要だっ!」 ってのは欲張りですかね?
二人乗りもラクラク!
だいぶ先行していた普通二輪免許取得から1年経って二人乗りもアンロック。
以降は自分とパッセンジャーの“行きたい”を叶える力にもなりました。
初めてだと乗ることに抵抗があったりするけど、自分の場合は普段の性格やフロント二輪で安定性の高いトリシティのおかげで思いのほか安心して乗ってもらえてる印象です。
特に休みが合う弟はよく乗せて相模湖へダムカレー食べいったり、会社で聞いたという山中のパン屋さんを目指したり、町の喫茶店で朝食を食べたり、YSPツーリングに同行したり、二輪体験会に連れて行ったり。。
今は休日しか乗れない分、1人でも2人でも特別な時間を運んでくるトリシティで走ることは最高に楽しいです!
スクータータイプのトリシティならメットインがあるし、2つめの置き場に困るヘルメットもトップケースがあれば収まりもマル。
無理やり乗せるのは誘拐だし、独りよがりな思い上がりのようにならないように気をつけつつ、
弟に譲ったものと別でスペアヘルメットも購入して「バイクに興味がある」って人はご縁さえあれば積極的に乗せてあげたいと思ってます。
そもそもバイクは自分で感じてみなきゃ分からない”体験”なので、実際に乗ってもらえばバイクに触れる良い機会になるはず。
「一緒に乗って楽しみましょう!喜ばせましょう!」ということで青トリさんと幸せを運びたい!
まとめ:
人生は決断の連続だというけど、そのほとんどが成り行きだ。
それでいて大型教習を終えた、あの時もう一度トリシティ155に乗ろうと思えて本当によかったと思う。
トリシティ155乗ってるとちびっ子にフロント周りを指をさして凝視してくるけど、すかさずフリーな左手で手を振ると花が咲いたような笑顔を見せてくれる。
この瞬間が最高に好きです(´ ˘ `∗) pic.twitter.com/g81DX7iW0A— ヤマヒロ (@yamahirok3) 2018年11月15日
トリシティが自分の人生(?)を輝かせるのか、自分がトリシティを輝かせるのか。
写真を好きになったことから始まって、今はこのブログの主要コンテンツにもなったバイクのある生活が最高に楽しいです。
去年からはバイクに時間もお金をかけたけど、率直に投じた100倍以上は還ってきるこの体験価値はプライスレス!!(ヤマヒロ換算)
「良いことにお金も時間も使えたな〜」って思えてる自分は幸せ者です!
以上、幸せを運ぶ青トリさんと幸せな未来へと人生を走るヤマヒロ(@yamahirok3)のヤマハトリシティ155インプレでしたー!
お気に入りのバイクのある生活で幸せになろう!
終わりに
トリシティに興味を持っていて、
最後まで読んでくださった方へ
幸せを運ぶ“青トリさん”こと一人のトリシティ155乗りとして、
バイクに乗って幸せを掴んだ一人の“大馬鹿野郎”の体験記をブログというカタチで体験していただきました。
実を言うと、まだまだ書きたいことはいっぱいなのだけど、今日は一旦ここでペンを置かせていただきたいと思います。
免許、車両、その他いろいろと苦労して始める趣味だけど、バイクに乗るためには少しばかりの努力は要る。
それでも自分の体験に触れ、その先にあるあなたの”これから”が、”いままで”を笑い飛ばせるような“幸せな時間”で溢れますように。
ヒトの何倍もの力を発揮するバイクを操って、感動体験が連続する幸せな未来に向かって、走り出すキッカケになれたなら幸いです。
青トリさんと一人の大馬鹿野郎のバイクライフを見届けた、あなた自身の手で。
コメント
初めまして、最近免許を取り立てのバイク初心者ですー!
バイクを決めるとき色んな動画やブログをみて、トリシティどうかな?と悩んでたときヤマヒロさんの記事を拝見しました。この記事が後押しになって125ccですが現在納車待ちです!
ヤマヒロさんの、幸せの青いトリさんが購入のキッカケになってくれました、ありがとうございますー( ´∀`)
酉つくねさん
コメントありがとうございます!
免許取得ならびにトリシティの納車待ちおめでとうございます!
しょうもない趣味ブログではありますが、トリシティとバイクデビューする一助になれたなら自分も青トリさんも幸せ者でございます(^_^ゞ
日常の足としても便利でオートバイとしても楽しいトリシティといっぱい走って、たくさんの心震える瞬間を楽しんでくださいな!