ナビとして使うけど、スマホホルダーへの脱着が面倒くさい。。
だから「1秒で脱着できれば良いのに…」
そんな風に思ったことありませんか?
できればメーターが隠れない縦置きで。
願わくば、大きいスマホもいけるヤーツ。
「そんな・・こと…ありますッ!!」という方へ
今回は割と真面目にMT-09に装備したスマホホルダーであるカエディアのバイク用クイックホールドスマホホルダー”ビートル”を紹介する記事です。
「いや、1秒は誇大だろ…」と思ってしまった方は大変お手数ですが戻るボタン、あるいは閉じるボタンをよりブラウザーバックはせず読み進めて頂くようお願い致します。
虚偽広告のご心配をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。本当は1秒じゃなくって一瞬でござる。
わずか一瞬でスマホを脱着できる地元神奈川県、横浜発のバイクパーツメーカー”カエディア”のスマホホルダーで快適なバイクライフのお手伝いになれれば幸いです!
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MT-09用のスマホホルダー
今回もカエディア(Kaedear)のスマホホルダーを用意したバイクが3月走れる状態で正式納車したばかりの初期型MT-09Aのストリートラリー
もうすぐ製造から10年となるバイクではあったけど、エンジンは絶好調で全体のコンディションは上々。
おまけに中古ゆえあちこちカスタムされた車両でハンドルポストのUSB電源に始まりETC車載器やグリップヒーターと至れり尽くせりの初期装備。
そんな中、新しいバイクでツーリングに行くにあたって絶対に付けておきたかったのがスマートフォンをナビとして使うためのスマホホルダーでした。
大きいスマホを使えるやつ
トリシティ、トレーサーではカエディアの初代クイックホールドタイプを使用。
MT-10はバイク用に買ったスマホホルダーは国内の大手パーツメーカーデイトナのクイック脱着タイプを装備していました。
いずれもバイク用品店でもスマホホルダーの売り場に行けばよく置いてあるのでみたことある人も多いんじゃないかな。
購入に際しては、現物を見てネットで買うという暴挙今時の若者どころか、お年を召した人もやっちゃうお買い物あるあるっすよね!(殴、殴、、殴…
そんなこんなで良い感じのスマホホルダーで出先でも困らず、快適なバイクライフを過ごすのでした!
しかしながら、めでたしめでたしと言うわけにもいかず。。
新型機への機種変更を重ねるほどに高性能かつ大型化が進み、プライベートのメインスマホとなったGalaxy Note10+はかなり大きめなスマートフォンでした。
ここは利便性とのトレードオフの結果かな。
スマホナビとしての使用にあたってはトレーサーはカエディアのスマホホルダーの中でも当時最上位のワイヤレス&USB充電タイプを取り付けていたのだけど、、
ワイヤレス充電に対応するGalaxy Note10+は落ちそうだけど、ギリギリ使えるサイズ感ということもありナビとしての出番自体はほぼ無し。
またMT-10で使用したデイトナスマホホルダー3もアームを目一杯引っ張っても幅が足りず使用不可。
結局、機種変更前の古いスマホをモバイルルーターで繋ぎ、USB電源で常時充電しながら実質バイクナビ専用機として運用しているのでした。
スマホを縦置きしたい
今回使用するのは初期型MT-09(ストリートラリー仕様)
MT-09は第2世代までメーターがセンターから右側にオフセットされた独特のスタイリング
お試しで手持ちのスマホホルダーを合わせてみたところメーター上のギアポジションのような大事な情報が隠れたり、キーシリンダーと重なったり。。
ヤマハデザインでカッコいいに全振りしているマシンはどうもスマホホルダーを選ぶ印象でした。
できればハンドルバーマウント
そんなこんなで想定したのハンドルバーへの直接マウント
メーカーの作品のような“ぱっと見ノーマル”が好きゆえ後付け感の強く出るパーツは個人的にNG。
一応ミラーや追加のマウントバーも考えたけど、ストリートラリーのスタイルをなるべく崩したくないというのが今回のスマホホルダー選びの大きなポイントだったので却下。
その上で、モータードライクなフラット&ワイドな広々としたハンドルバーの左側にスマホホルダーをマウントできればベターかなと。
ハンドルバーに直接マウントできて、
脱着が楽で、大きいスマホが使えるやつ。
できれば、縦置きに適したスマホホルダー。
そんな都合の良いもの、、無い。
と思ったら、あった!!
カエディアバイク用スマホホルダー ビートル
そんなこんなでMT-09用に用意したのが上下3方向からホールドするタイプのカエディア製スマホホルダー
バイクへの装着は初代以来となる横浜のバイク用品ベンチャー企業のコレがあちこち進化してて大当たり!
USB電源が付いていたので、数あるカエディアのクイックホールドシリーズの2代目でスタンダード仕様にあたるKDR-M14Cビートルをセレクト!
クイックホールド!
言葉は不要だ。まずはこれを見てくれ!
1秒で脱着できるKaedear(カエディア)のスマホホルダーが大当たりだったからみんな見て!!
→https://t.co/9O9BtX3MwU pic.twitter.com/EWPmYZi8C2— ヤマヒロ (@yamahirok3) April 12, 2023
あ…ありのまま今起こった事を説明するぜ!
「おれはスマホホルダーにスマホを置いたと思ったら、いつの間にかロックされていた」
な、何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をしたのわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか呪術だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと素晴らしいモノの片鱗を味わったぜ…!
つまり、どういうことだってばよ?
「何が起こったのかわからねー」という方へ簡単に要約すると、
カエディアのビートルはスマホを置くだけで中央のボタンが押され“カシャ”っと3方向から瞬時にホールド。
解除はレバーを握るだけで“カシャ”っとホールドオープンし、スマホを取り外すことができてしまうのです!
よくあるネット広告の誇大詐欺にならないように冒頭は一応の”1秒”としたけど、あらがち一瞬も間違いではないっす。(強い)
“原文ママ”ですね。。
大きなスマホの縦置きにぴったり!
2代目のビートルは本体から伸びる上下3つのアームやホルダーが大型化。
Galaxy Note10+といった、大きなスマホにも対応できる余裕あるサイズ感になりました!
縦横両用でありながら初期のスマホホルダーにありがちだったサイドボタンや充電ポートを邪魔しない形状なので相変わらず使い勝手もマル。
上下非対称なホルダーの形状的で第三世代も出たカエディアクイックホールドシリーズの中でも縦置きに最も適したタイプでメーターがオフセットされた初期型MT-09にぴったりでした!
通常は縦持ちで使うことがほとんどなスマホなのでナビとしても手持ちで街を歩く感覚で使用可能。
個人的に曲がる場所の把握しづらい横置き時に比べて、交差点や信号までの距離感が掴みやすい感じで市街地走行がだいぶ楽に走れてます!
ハンドルマウントも大丈夫
ハンドルマウントにあたっては充実の付属品で別途必要なものはなし!
もともと豊富だった付属品も初代からさらに増えて特に防振ゴムのサイズや種類がより取り見取り。
数ある中でもMT-09のハンドルバーへのマウントは25.4mmmがジャストフィット!
六角レンチも付属し、取り付け自体もとっても簡単。
付属の六角ネジでマウントパーツの位置決めをして、本体のボールジョイントをはめ込むだけでOK。(ボールジョイントはしっかり目な作りなのでちょい固め)
アルミ合金の金属製マウントパーツはそのままに最初期の初代クイックホールドからボールジョイント部が大型化していて強度もアップ。
トリシティ、トレーサーでの使用に際して経年でのブロンズ色に退色こそしてるけど、ガタが出たり破損した試しは無いので信頼の実績から大きな安心材料に…!
合わせてダイヤル部分も形状が改良されていてガッチリ固定するのはもちろん、縦横の切り替えする人にも使いやすくなっていました。
まとめ
今回はMT-09に「大正解!」だったカエディアのクイックホールドスマホホルダー、ビートルの紹介でした!
ハンドルバーへの直接マウントで、大きなスマホも行ける縦置きスマホホルダーのは初の試みとなったけど、
再びカエディアのスマホホルダーに戻ってきてみたら細かい部分まで進化しててびっくり!
“カッケー”全振りなMT-09ストリートラリーのスタイルを崩さず、ますます便利に走れるようになりました!
実は“地元神奈川(横浜発)のブランドを微力でも応援したい”ってのもあって実体験ベースで好き勝手書いた記事だけど、
真面目に、あなたの期待を裏切らない。
きっと、あなたの想像を超えていくカエディアスマホホルダー”ビートル”の紹介でした!
大きなスマホも1秒で脱着できるKaedear(カエディア)のバイク用スマホホルダーあなたもいかが?
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今回紹介したアイテム
カエディアクイックホールドスマホホルダーの第二世代のビートル
大きく厚みがあるスマホにも対応できるようになり、スマホナビを縦置きしたい人には特におすすめ!
コラム:手ぶれ補正が壊れる?
スマートフォンをバイクのスマホホルダーに付けると走行中の振動でカメラの手ぶれ補正が壊れることがあるそう。
症状としては”ローリングシャッター現象”のような油彩画“叫び”みたいな歪んだ写真を量産するようになっちゃうのでアルバムの中がムンク美術館状態。
ゆえに普段用スマホがダメになってしまうと「たかが、メインカメラがやられただけだ…!」どころじゃないそうで、泣く子が”叫ぶ”大惨事に。
実はこれに関しては“光学式”(レンズ等が物理的に動く)手ぶれ補正の場合のみ。
なので、電子式(スマホの画像処理)手ぶれ補正なら影響はないからご自身のスマートフォンのカメラをチェックしてくださいな。
別事例としては振動でフォーカシングユニットが壊れたって話(こちらも光学系)もあるみたいなので別途ナビ専用の安いスマホを用意したり、機種変更前の使っていないスマホがあるといいかも。
その対策品としてカエディアからはビートルと合わせて、スマホホルダー用バイブアブソーバー(防振ダンパー)もリリースされています。
もしメインスマホをナビ替わりに使っていて、振動が大きいバイクになら是非装備してあげよう。
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おまけ:箱根、西伊豆ツーリングにて
スマホホルダーを付けてからMT-09の初ツーリングで西伊豆方面へ行ってみました。
朝ご飯を食べに行った箱根ターンパイクの展望台でMT-10仲間の紳さん(@shin_MT10_2)とばったり。
その後は西伊豆スカイラインを目指してマイペース走行。
スマホの脱着も楽なので関東らしくない景色が綺麗な西伊豆エリアで停車→スマホでパチっと撮影が捗りました!
西伊豆スカアタック pic.twitter.com/UAKYs3hXzN
— ヤマヒロ (@yamahirok3) April 21, 2023
写真・動画:Galaxy Note10+