誰かに一生ついていくことは叶わないかもしれない。
それでも。人生何が起こるか良く分からないとはよくいったもので。
素敵なご縁やチャンスはいつだって、素敵な人を介してやってきた。
で、この度MT-10用のチタン製エキゾーストパイプを譲って頂いてしまいました。(しかも無償で。)
どどどどどうしよう。。
来年死ぬのかな…
何言ってるのかよくわかんないです。。
確かにタダで貰えるようなものじゃねーよな。。
色々ありすぎて勢いで書いた部分が多々ありますが、2023年の最後に改めて「MT-10乗りさんって素敵な人しか居ないな!」と強く感じた出来事のひとつとして。
YSP杉並南の大先輩である、kurokiさんから譲り受けたチタン製エキゾーストパイプをMT-10SP(ヤマヒロ機)に入れたとある休日のお話です!!
kurokiさんからスペシャルオファー
ある日の夜勤明け。
YSP杉並南の大先輩である、kurokiさんからダイレクトメッセージが一通。
kurokiさんは2022年に旧MT-10SPから新型MT-10SP(2022年モデル)に乗り換えたYSP杉並南のバイク乗りの大先輩。
初めてお会いしたのが2021年7月のMT-10SP(ヤマヒロ機)の納車式の時。
以降もYSP杉並南やヤマハの公式イベントなどで何度か面識があり、個人的にめちゃくちゃお世話になったMT-10乗りさん。
バイク乗りの大先輩として乗り方のこと、カスタムのこと、バイクギアのことなどなど様々なアドバイスを頂いたりで10年後の超素敵な自分のモデルにしたいお方の一人。
しかしながら、年の近いMT-10友達のように普段から頻繁にやり取りをさせて頂いている間柄でも無く。。
夜勤明けで頭が回っていない自分としては“チタンのエキパイを無料で貰える…?“というフツーに考えると「そんな都合のいい話などあるわけ・・」状態。
そんなトンデモオファーがあまりにも突拍子もなく飛んできていたものだから、
「え、なにこの凄すぎるオファー。人違いかな?あれボク死ぬ?」と帰りの電車に身も心も激しく揺られてしまったり。
年近なツーリング仲間に返す時のくだけた感じとは別で、その上で字面はヤマヒロっぽさは崩さぬように。
仕事柄なぜか派遣の自分が任されている対プロパー社員にメッセージ送るようなただならぬ緊張感でスマホ・・
は、なんか最近すごーく誤字が多いので、冬の寒さじゃない何かに震えながら自宅でPCのキーボードを叩きました。
YSP杉並南でMT-10SPのエキパイ交換作業!
1週間後くらいにMT-10SPの購入店でもあるYSP杉並南さんでヤマヒロ初めてのエキパイ交換作業のためピットイン。
実はバイクの排気系に手を入れるのは他のMTを含めて完全に初めまして。
おまけに見積もりも無しに作業依頼していたことから「そういえば、工賃とかお幾ら万円になるんだろう…?」と内心戦々恐々としていたのはここだけのお話。
そんな心配をよそにメカさんいわく、MT-10はエキゾーストパイプだけを比較的簡単に取り外せる”親切設計”とのこと。
併せて依頼したラジエーターガードの取り付け工賃も1万円を割るという良心的な価格に収まってしまい逆にびっくりでした。
新型MT-10の純正チタン製エキゾーストパイプ
kurokiさんからお譲り頂いた新型MT-10の純正エキゾーストパイプ。
kurokiさんが駆る新型MT-10のリリースが1年前の2022年10月26日なのでまだまだ全然新しめ。
丁寧な梱包を解いた瞬間、思わず息をのんだ溶接部分がチタン特有の”焼け”が鈍く、そして美しくギラリと輝いていました!
新旧MT-10の純正エキパイ比較
持った瞬間、驚きの軽さな新型MT-10のチタン製と旧MT-10の初期装備のまま使い込んだステンレス製の新旧エキゾーストパイプが並んだ地味に貴重な一枚。
YSP杉並南のメカさんが気を遣ってくださり、車両から取り外したタイミングで新旧比較させてもらっちゃいました…!
新型も旧型も純正品エキゾーストパイプの形状自体は一緒でそのまま交換OKでした。
素材の方は旧MT-10はステンレスでしたが、新型機は純正ノーマルの時点でチタン製なので軽く、ちょっと火が入るだけでも質感の違いは歴然!
こう並べてしまうとステンレス製のエキゾーストパイプが一気に色あせて見えてしまったのは言うまでもなく。
タナックスの耐熱ワックスを吹いていたところはともかく、手の届きにくい根本部分や溶接部周りが気づかぬうちにくすんでしまっていたので今後の維持の参考に…!
重さに関してはステンレスエキパイは両手でしっかり抱えるように持ち上げたのに対し、チタンエキパイの方は支点さえ間違えなければ片手でも持てるようなイメージ。
ヘンな例えだけど、筋トレ器具と管楽器くらいに感じてしまったは4気筒ゆえか一層重さの違いを強く感じた部分でした。
付けてたやつはお持ち帰り
ではでは、帰ります。 pic.twitter.com/jy1EsaUxbx
— ヤマヒロ (@yamahirok3) December 23, 2023
★5000円くらいで売れました。
MT-10用ラジエーターガード&オイルクーラーガード
一緒に付けてもらったMT-10用ラジエーターガードとオイルクーラーはアマゾンの市販品。
秋口の東北ツーリングで連日大量の虫(そこそこデカい羽虫とかも)を巻き込んでおり、フィンも潰れ始めていたため装着を決意。
そんなこんなで購入していたのが1万円ちょいでラジエーターガードとオイルクーラーガードも付属するお手頃価格なやーつ。
取り付け自体は引っ掛けてネジ止めするだけ。とはいかず…。
ラジエーターはもちろん、オイルクーラーまでもがMT-10の入り組んだところにレンチを入れるの必要があり、自分の工具と技術と度胸では”無理しないと無理”となるまであまり時間はかかりませんでした。
早速でバイクいじりの時間もなく、取り付けを諦めてしまい、放置してから早ふた月ほど。
この度タイムリー過ぎることに、エキゾーストパイプをお譲り頂けるということで、お店で合わせて取り付けしてもらっちゃいました!
フロント部が素地のシルバーでむき出しだった素っ気ないラジエーター周りが黒で引き締まった印象にスタイルチェンジ!
市販品ながらぱっと見純正アクセサリーのようなフィッティングでMT-10のロゴがさりげなくプリントされているところもGoodです!
まとめ
今回は譲り受けた新型MT-10のチタン製エキゾーストパイプとラジエーターガードをYSP杉並南で取り付けてもらったお話でした!
チタンのエキゾーストパイプはしっかりメタルコンパウンドで磨き上げて、耐熱ワックス吹いて、焼き色付くのが楽しみです…!
と思いきや、事故渋滞にはまってしまい「冬場だとMT-10のエンジン熱あったけぇ・・・」と1時間ちょいかけて家に帰った時点で青系の色味に焼き色が付き始めていました。
4気筒の造形と焼けたチタンの質感、エロいデスネェ…
女の子があんまりそういうコト言わない方がいいと思う。。
チタンのエキゾーストパイプを「エロい」って言ってたのが今ならちょっとだけ分かる気がする。
↑冷めると少し落ち着いたけど、海洋生物のような艶やかさ。
バイクの排気系に手をいれるの人生初でしたがスタンダードなステンレスと別ものでビックリ!!
心なしかエンジンサウンドも小気味良くなったような、語彙力の無さに書き言葉での表現に困りながらも自分の好みに近づいたような気がします…!
kurokiさんやYSP杉並南とMT-10が紡いだ素敵すぎるご縁にただただ、感謝しかありません!
以上、チタンエキゾーストパイプの機能美溢れる質感と頑張って買った大好きなMT-10SPと一緒に大事に磨き上げて行きたいヤマヒロでした!
あとがき:お礼の写真
誰かに一生ついていくことは叶わないかもしれない。
それでも。人生何が起こるか良く分からないとはよくいったもので。
素敵なご縁やチャンスはいつだって、素敵な人を介してやってきた。
当時20代の自分が憧れたMT-10に乗ることを選んだこと。
素敵な大人が集う、YSP杉並南からMT-10SPのスタートを切れたこと。
少なくとも今は、あの日の選択が人生レベルでの「大正解!」であったと、確信しています。
今回これだけの物を頂いておきながら、 お返しに贈れたのが写真だけっていう自分が悔しいのだけど、
1枚の写真だったものが、別の何かに変わる。 ささやかな”想い”を込めて贈り出せば、さらに特別なものになる。
大馬鹿野郎だから今でも自分はそうあると良いなと思ってます。