納車整備以降、足回りの駆動部のお手入れが無いまま半年以上。
おおよそ5000キロ近く乗っていたものだから、さすがにトリシティ155のLMWやフロントフォークの動きが渋くなってきたように感じることがありました。
足回りを支える大事なパーツでありながら、メンテにどれを使えば良いのかよくわからないまま家にあったそれっぽいモノを使ってみることにしたのですが。。。
トリシティのフロントフォークを侵しちゃいますよう!
ーー「それ多分ヒロ兄じゃないと思う。多分。」という方へーー
ありがとうございます!ありがとうございますっ!!m(_ _)m
今回は割と真面目にトリシティやバイクのフロントフォークに使える潤滑・保護剤について紹介する記事です。
冒頭を見て「ヤマヒロさんが・・そんな…」とドン引きしまった方は大変お手数ですが戻るボタン、あるいは閉じるボタンをよりブラウザーバックをお願い致します。
ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。
今後はこのようなことがないようユリの教育を重ねて参ります。
今回はバイクのフロントフォークをメンテナンスする時に気をつけて!
ってことでモータサイクルのフロントフォーク全般に使える潤滑・保護剤スプレーを紹介します!
トリシティのフロントフォーク
オートバイの前輪を支える足回りの主要パーツであるフロントフォーク
オートバイとしてはスタンダードなテレスコピックサスペンションにLMW(リーニング・マルチ・ホイール)機構を備えるトリシティは左右独立した2本ずつで計4本!
リコーTHETAで撮ったトリシティのLMWの360°写真を“美脚”って書いたらなんかツイ消しされました。。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
これらを含めたLMW機構によるフロント二輪の足回りでトリシティ155の安定感やクッション性といった”乗り味”に貢献している重要パーツ。
のはずでしたが、二人乗りしていた時に「トリシティでもけっこうガタガタするね。」と言われてしまい、自分でも「言われてみれば…?」状態でした。慣れって怖いね。。
そんな気づきをきっかけに愛車をいたわるのはもちろん、長く乗るためにも自分でできることをやってみようと思いました。
駆動部やフロントフォークってシリコーンスプレーや5-56吹き付けるだけでいいのだろうか?
長く乗るのは大前提として自分でできることは自分でしてあげたい。 pic.twitter.com/MKbjfKu0WF— ヤマヒロ (@yamahirok3) 2019年4月14日
このツイートに対してフォロワーさんから色々なアドバイスをリプライして頂けたのでチェックしてみてね。
フロントフォークのメンテ
ところでフロントフォークのお手入れってやったことありますか?自分はありません(殴)
今回はオーバーホールというような大それたことではなくって、スプレーケミカルを使った簡単な清掃なので自分みたいな初心者さんも安心して読み進めてくださいな!
まずフロントフォークの可動域にゴミがつくことはあまりないのですが、自分のトリシティでも普段沈まないところにはかなりゴミや汚れが付着していました。。
どうやらこの微細なゴミが原因でフロントサスが沈み込んだ時にゴミがフォーク内部のオイルシールを傷つけてしまったり、フロントフォークの内のオイルがにじんだり、、
最悪フォークオイル漏れにつながることもあるそうです。
その場合待っているのは高額な修理だったり、すでにパーツが無い車両だった場合は大事な愛車に乗れなくなっちゃうかも。。
それらがスムーズな動作を妨げたり、故障の原因になっちゃうんですよ。
556はダメ!
自転車や家のシャッターに良く使うというと事もあり最初に手に取ったおなじみKURE 556(ゴーゴーロク)
が、こちらは洗浄力が非常に強いためパーツを侵し、内部ベアリングやシャフトについてるグリスやオイルを洗い流してしまうとのことでした。もし10分遅かったらやらかしてました(汗)
石油系の溶剤が含まれる556はゴム製のダストシールをケミカルアタックなるもので侵し、破損(ちぎれる)させてしまうということもあるそうな。。
556の主な用途としては金属同士で固着しちゃった部分や錆びついた場所をなんとか動かすための最後の砦のイメージみたい。
ちなみに自転車のチェーンはOKだけど、MTオートバイはシールチェーンなので使っちゃダメだとのことでした。
オイルでも潤滑できますけど、ヌルヌルでベタベタで結局汚れの元になっちゃうので私はおすすめしないです。。
潤滑・保護剤にはシリコンスプレーを使おう
そんなこんなで教えていただいたのがシリコンスプレーという潤滑・保護剤。
しょーじき素人目だと556もヤマハの潤滑剤もシリコンスプレーもみんな同じものかと思ってました(苦笑)
シリコンスプレーなら基本的になんでもOKだそうで、皆さん各々のでしたが556と同じKUREのものをセレクト。
KUREのシリコンスプレーは無溶剤タイプなのでゴムやプラなどを傷める心配が無く、幅広く使えるのだとか。
シリコンスプレーを用意できれば小難しいことは無く、フロントフォークにシューっと吹き付けてショップタオルなどでサッと拭き取るだけ。
普通のスクーターに比べ前輪の可動部の多いトリシティだけど、他の駆動系にも同じように吹き付けよう。
入り組んだLMW機構には付属の細口ノズルが使いやすいっすよ!
めっちゃ滑って止まらなくなるよ!!
拭き取り後は556に比べてベタつかず、どちらかというとサラサラして噴き上げるといい感じ。
フォークの防錆効果も期待できるので一月に一度くらいのペースでやってあげると良いみたい。
まとめ
LMWやフロントフォークに吹いて拭くだけの簡単メンテでトリシティの”らしさ”とも言える安定感ある乗り心地を取り戻すことができました!
本格的なメンテには工具が必要になってくるけど、足回りの簡単メンテならこれだけあればOK!
以上、シリコンスプレーで愛車をいたわるため“自分にできること”が増えたヤマヒロ(@yamahirok3)でしたー!
自分がやらかしかけたけど、うっかり556を使ってしまわなようにご注意を!
繰り返しにはなるけど、556だと強力すぎてフロントフォークを傷めちゃうから絶対に使っちゃダメっすよ!
そんなわけでオートバイフロントフォークにはシリコンスプレ-を使おう!
洗車後の磨き用ガラス系コーティングでお世話になっているワコーズ製。
こちらも溶剤を含まないのでプラやゴムを傷める心配がなく、潤滑はもちろん吹いておけばネジや金属パーツの錆防止にもなるそうです。
シリコンスプレーはいろんなメーカーが出しているから自分と愛車にぴったりなものを選んであげてくださいな!
コメント
ヒロ兄さん、
トリシティをこれからも末永く使うには
やはり、時折ですがメンテをしないとね!!
って、思っちゃったでやんす…。
シリコンスプレーって、昔はとても高くてね
手を出したくても出せなかったんですよ〜ん
かく言う、僕もクレ工業の小さいのを所持!
何に使うの?って、思ってるヒロ兄さん!!
それはミニ四駆にも実は使えるのですよ
付属のグリスだとベタベタするけれど、
テフロンはそれがないからうってつけなのヨ
初めて買った時のは大きいサイズだったけど
久し振りに見つけた時には小さいのを購入!
ボールベアリングやシャフト等々にと、
使ったりするんで立場的には実車と同等扱い
様々なマテリアルを使いこなし、
さらなる未知の場所へgo-goになって下さいね
>リラックマさん
いつもコメントありがとうございます!
昔は値段がお高かったんですね〜
素材問わず使えるシリコンスプレーは万能みたいなので、我が家では556の代替えが始まっております!
間違ったケミカルは愛車を傷めちゃうというケースもあるみたいなので自分の車両にぴったりなメンテナンスをしていけたらと!
こんにちは!いつもブログにコメントありがとうございます!
ほほぅ・・・これならめんどくさがりなこぜでもできそう・・・この前洗車したときに気づいていれば・・・!
シリコンスプレーは昔ゲーセンでお仕事してた時によくお世話になっていましたが
今はなかなか使う機会がないですね・・・この前ダイソーで見かけたけどあれでもいいのかな・・・?
バイクのアイテム選びっていつもワクワクしますよね。
8月に旅行に行く計画があるのですが毎月コンスタントにバイク装備代が飛んでいくので旅費がまだ全然貯まってない・・・
>こぜさん
こちらこそご訪問とコメントありがとうございます!
シリコンスプレーは万能とは聞いていましたが、趣味も仕事も大活躍みたいですね!
溶剤さえ入っていなければゴムやプラパーツを侵さないので安心して使えるそうですよ。
毎月コンスタントにバイク装備代が飛んでいく
>お気持ちお察し致します(笑)
自分も車両が来てからトップケースやETC、バイクウェアと買ってましたよ!
バイクに慣れてくると乗るのが凄い楽しい時間に変わってくると思いますので、シアントリシティと一緒にバイクのある生活をエンジョイしてください!(^_^ゞ