ドールライセンス取得は2015年8月。
ルーと意気投合なブレイド隊員で故事に言う「カモ」というやつなヤマヒロことフランカー(ゲームでの名前)です!
ゲームから1年以上経過したものの無事コトブキヤからキットが発売された任天堂のテレビゲーム、ゼノブレイドクロスに登場するメカ、ライトフレームドール・フォーミュラの1/48スケールプラモデルを組み立てました!
今回は変形メカ大好きなあなたへフランカーが自由レポートとして写真たっぷりな紹介記事としてお大幅追記しましたのでお楽しみくださいませ!
いっくよー!!
オレだけTP足りない・・・・
ー各ゲーム画像はゼノブレイドクロス公式紹介動画よりー
コトブキヤのプラモデル
私的にはアーマードコアのプラモデル、ヴァリアブルインフィニティシリーズの印象が強い国内のホビーメーカー。通称武器屋(ブキヤ)
ヴァリアブルインフィニティのイメージから細かいパーツ構成・分割からなる驚異的な作業量で敷居が高いという先入観があった。
とは言え基本を守って組み上げれば部品の合い悪くはない。
部品数や構成の面で見ても今回作ってみたゼノブレイドクロス ドール・フォーミュラはアーマードコアに比べれば比較的簡単・楽チンだと思うので初めてのコトブキヤプラモを作る方にもオススメ。
紹介するキット
ゼノブレイドクロスのドールとは
設計班「車両!」「人型!」
軍「もう両方採用!!」
パイロット「・・・(涙)」
多分ドールってそんなノリの生い立ちだと思う。
そんな冗談はさておき今回紹介するドールってのはゼノブレイドクロスの主人公達が乗り込む人型可変ロボットのこと。
ドールは戦闘車輌の延長線上らしく地球時代ドールを扱う部隊は統合政府軍特殊作戦車輌教導隊(通称ドール隊)と言われていた。
地球脱出時の移民船防衛、街の復興や惑星探索、原生生物との戦闘までこなすドールは惑星ミラで人類が生き抜いていくためには、なくてはならない頼もしき存在。
フォーミュラ
フォーミュラはすべてのドールの基礎となった高速戦闘を得意とする機体。
ドールにはライト・ミドル・ヘビィと構造の違う3種類のフレームがあり内、フォーミュラが該当するのは軽量タイプのライトフレーム。
ライトフレームは入門向けの機体でもありドールライセンス取得後プレイヤーに支給される最初のドールもUrban(アーバン)というライトフレームの機体。
今回制作したフォーミュラはライトフレームのなかでも射撃ステータスが高めな機種。
パッケージに描かれているのもこの機体でフライトユニットを背負ったドール・フライトカスタム仕様。各種武器のセットもキットの仕様によく似ている。
ドール形態
基本となる人型のドール形態。
物理で殴るマッシブタイプというより蝶のように舞い、蜂のように刺しまくるクール&スマートなイメージのフォーミュラ。
装甲の隙間が多く防御力大丈夫か?って言われそうだけど「当たらなければどうということはない」っていうのがライトフレーム機での戦闘スタイル。
変形機構を備えることから一見複雑な構造に見えますが実際に組み上げてみると基本構成はボディから伸びる手足とバックユニットとロボットものだとよくある構成。
それに加えてボディ後部にビークル形態用のホイールを背負うという、意外とシンプルな機体構造だったりする。
量産機テイストなバイザーに記号的なラインが入った頭部。
頭部はバイザー下のラインを塗ってやると光の当たる角度によっては写真でも栄えるけど、正面の四角部のシルバーは発光部じゃないから塗らなくてよかったかも。
ブレードのついた脚部や細長い指先、波打つように発光する装甲のラインのなどシルエットを特徴付ける部分。
ビークル(車両)形態
フォーミュラは二輪車型のビークル形態に変形!
ゼノブレイドクロスの広大なフィールドを高速で走り抜けることができます!
武器・装備
キットに付属する武器はオートアタック用の基本武装にあたるハンドウェポンのソード(Sword)とマシンガン(Machine gun)。
背中に背負い強烈なウェポンアーツをぶっ放すバックウェポンのグレネードランチャー(Grenade)。
リキャスト(再使用)時間の短いスペアウェポンのビームサーベル(Beam saber)とアーツは補助効果を発揮するアームウェポンのシールド(Shield)。
各種武器をクローズアップしていきます!
マシンガン
ドールの射撃基本武器の一つ、実体弾を連射するS130SA Machinegun(マシンガン)。
フランカーがフォーミュラやインフェルノなど射撃系ドール使用時のハンドウェポンはコレ!
アサルトやエーテルマシンガン、ハイビームライフル共々お気に入りの装備。
だからオーバークロック・ギア(O.C.G)のTPを稼ぎやすいんだ。
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ソード
ドールの近接基本武器の一つ、折りたたみ式実体剣、F210SA Sword(ソード)。
近接ハンドウェポンの一つでロッド(こん棒)と同様に物理で殴るのがこの実体剣ソード。
接近戦を得意とするアーバンを使う時は装備させている武器。
しかしハンドの近接武装だとプラズマナイフやパイル、ビームクローなどデザインが好きな装備が多く悩ましいところ。
これなら切ったり突いたりいろんな戦い方ができるよね。
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ビームサーベル
機械兵や敵ドールなどマシーン属性のエネミーに効果抜群な膝部内蔵のスペアウェポン、F150SA Beam saber(ビームサーベル)。
入手が容易なおかげで敵基地や要塞に望むときは左右スペアをビームサーベルにしていたストーリーではお世話になった武器。
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ビームサーベルのいくつかはライトルームでビーム刃を雑に露光オーバー加工してみた。
グレネードランチャー
強力なヒート属性の弾丸をブッパするグレネードランチャー型のバックウェポンGrenade(グレネード)。
とりあえずデカイ。某カスタムロボットアクションゲームだと///重量過多表示///されそうで機体シルエットに外観的強さを付与する特殊効果もあると思われる。
砲弾を叩き込めば並の敵兵や原生生物なら吹き飛び、宙を舞う。
フォトギャラリー
ちなみに取説ではなぜかフランカー的に「バックウェポン迷ったらコレ!」なRailGun(レールガン)となっていた。
がコトブキヤの公式サイトやゲームで確認したところこのデザインの武器はGrenade(グレネード)が正解。
シールド
主に補助効果を発揮するものが多いアームウェポン。
ドールでは貴重なオーラアーツタイプのシールド。
かなり小型だがエネルギーシールドを発生させるのでエフェクトだと防御面積は広め。
しかしシールドと言えど使用時の効果が自機の能力アップだったりするのはオーラアーツらしい というか。
取説だと左腕指定だけどは左右どちらの腕でも装備可能。
キットと工作
フォーミュラは現状ゼノブレイドクロスのドールシリーズとしての展開はない唯一の立体化。
立体化するにあたって、パネルラインが増えたり、装甲にスリットがあけられたりとゲーム発売時お披露目されていた試作品よりもディテールアップしてますね。
手足とも二重関節で大きく動きポージングの幅は広め。
ウエストやボディブロックを始めで特に腕部と脚部はビークルへの可変機構のおかげでペンタK-1のような変態液晶人間離れした方向へ動くのでドール形態だと稼働範囲はこーんな感じ。
(一部装甲はずしています)
胴体の主要部はポリキャップの稼働部があるおかげで人間らしい力強いひねりのあるポージングも難なくこなせる。
任天堂つながりでこんなポーズもOK!
(ジャンプモーションは違います)
変形
ドール・フォーミュラの特徴であるビークル形態への変形をプラモデルでも完全再現されていて平手の状態であれば差し替えが一切不要の完全変形!(強度アップ用の交換パーツも付属)
ゲームだとボタン一つで一瞬で変形してしまうのよく分からず、すごく気になっていた部分。
変形メカで大興奮な方はビークル形態を楽しむために作ってみてはいかが?
お手軽工作
ご多分に漏れず素組+部分塗装のお手軽フィニッシュでドール・フォーミュラを組み上げました。今回は自分の施した簡単にクオリティアップな一手間工作を紹介!
プラモデルでのカラーリングはドールをデザインしたメカデザイナーの柳瀬敬之氏が設定したカラーリングを整形色で再現(ゲームでは再現不可)。
胸部はアクセントカラーのオレンジなのですがここのパーツはなんと塗装済み!
ほかフレームはダークグレーや細部のライトグレーなど豊富な整形色と白線の水転写デカールが付属しているのでキットをそのまま組み立てるだけでも満足度高い!
マーカーや細筆でダクトやインテーク、ボルトのモールドやアクチュエーター部をシルバーやゴールドなどをメタリックカラーで塗るのがフランカー流です!
フォーミュラの特徴の一つである装甲の発光部はGXメタルグリーンを墨入れ代わりに塗り、ペイントリムーバーで拭き取った。
整形色を活かしたキャラクターモデル向けの手法ですがドール・フォーミュラではこの一手間だけで見栄え大幅アップ!
一方武器はほぼモナカ分割で全体の部品数は少なめ。
シールド・ビームサーベルに至っては ランナーから切り離すだけ。
しかし武器はどれもハイデティールな割にグレー単色なのでちょっと寂しい雰囲気。
撮影前にシルバーであちこち塗ったのだけどこれではまだそっけない感じが否めず、公式作例のように差し色塗装もしてあげたいところ。
同じコトブキヤが出しているM.S.Gシリーズのウェポンユニットも似合いそう。
ディスプレイ用のスタンドも付属。
しかし短い上に接続機部の内側がコレを最後に自重に負けスタンドジョイントが割れてしまいました。
(ハイパー・メガトン・ブレードキックやりたかった・・・)
幸いHGガンプラ用アクションベースと同径の穴だったのでジャンプや不安定なポーズなんかはアクションベースで代用OK!
こんな人にオススメ
- 変形メカが好きな方
- ゲームをプレイした方
- ドールテストパイロット(実験台)なあなた
- 柳瀬敬之氏のメカが好きな方
- コトブキヤのプラモにチャレンジしてみたい方
- いつもと違うプラモを作ってみたい方
- 「故事に言うカモといったところ」なあなた
- ワンオフ機より量産機が好きな方
- 豊富な武器装備を楽しみたい方
- 素組で気楽に作りたい方
- 自動車や二輪車が好きな方
- 我こそはドール・フライトカスタムを作る!という方
- 「尊敬できない元上官ならとっくにタメ口です」というあなた
- なぜかノポン人を保護する義務があるあなた
制作・撮影後記
ゲームの熱も冷めてしまうような今更感あふれるタイミングでのプラモデル発売となりましたが3D CAD(三次元設計システム)で設計するガンプラと違い、原型師さんが試作するこの手の業界ではよくある話っぽい。
ゼノブレイドクロスゲーム本編で使用する機体ではライトフレームのアーバンやミドルフレームのインフェルノが好みだけど作ってみた感じ上位機やシリーズ化しそうな部品構成ではないように感じたのがゲームファンとしては残念・・・
Urban LINCOLN フランカー機
紹介動画でもあるように機体カラーはかなり自由に作れるのでゲームで試作しつつアクセントカラーを加えてみようかなと思う。
バックウエポンは右側専用のジョイントしかなく、背中が特に寂しいからおバカ(ロマン)変形な超兵器とか出してくれたりしないかなぁ?
かっこいいショルダーウェポンが付くなと嬉しいね。
あとはゲームでも大活躍なフライトパックはパッケージの機体やマイドールには必須だから後発で別売してくれるとひっそり願ってたりする。
何あれゲームで見ていたあのドール・フォーミュラをプラモデルという立体品にこの手で組み上げ完成時には「出来た!」とほっこりするのフランカーイズム。
武器装備をさせてポージングをして飾ったり変形させてみたりしても文学的表現とぼしく「かっけぇ・・・!」とばっかり言ってるのもフランカーイズム。
撮影してみていい感じに撮れたら「うひょー!」とか言ってしまうのもフランカーイズムなのでござる。
以上、ゼノブレイドクロスのドール・フォーミュラを組み上げたブレイド隊員、フランカー((@yamahirok3))の自由レポートでした!
紹介したプラモデルはコレ!
公式のドール紹介動画
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コメント
ヤマヒロさん、台湾ですか??
お隣の大国と違って全然、先を行ってるとか
よく、言われていましたよね!?
欲しかったモノがプラモデルになると、
とても嬉しくなりますよね〜!!!!
僕も、ハセガワから欲しい戦闘機のですね
マーキングのが出てしまうと買ってしまう!
そうやってそうやって積みプラの山が??
ゼノブレイドのフォーミュラって、
一瞬、見た時にトランスフォーマーみたい
と、僕は思ってしまいました…。
トランスフォーマーの変形のもとを辿ると
マクロスに通ずると言うのはお互いの、
ファンの間では黒幕的な話とか言われてます
初代トランスフォーマーの話に、
バルキリーの形のスカイファイアと言う、
サイバトロン(現オートボット)軍と、
デストロン(ディセプコン)軍の両方の
スパイをしていたと言うツワモノでした!
リラックマさん>
いつもコメントありがとうございます!
ゲームから一年待たされた立体化だったので心境は複雑でしたが
ゲームの機体をプラモデルとして組み上げることができて感無量です!
ドールも完全変形する機体なのでたしかにトランスフォーマーみたいですね(笑)
はじめましてフランカーさん。
手足可変部の細部と動きのあるポージングの写真お願いします!
種ポーズって言って伝わりますかね?
あといくつか前の記事のアーマードコアのような写真加工も楽しみにしていたりもします。
今回名前は即席なのですがわかりますかね?
追伸
台湾の記事一日目から読ませていただいています。
キャラクターとの会話を交えながらラノベ風に物語性のある記事で
フランカーさんの旅を追体験しているようで面白かったです!
更新待ってます!
ゴーストウォーカーさん初めましてとこんばんは!
プライベーティアフォトワーカーのヤマヒロです!(本記事ではフランカーと名乗っております)
手足可変部アップと種ポーズ了解しました!
フォーミュラはカメラアイが量産機ながらも記号的で特殊なんで発光加工はしておきますね。
お名前のゴーストウォーカーはフルメタルジャガーの回避アーツですね!(あってますかね・・・?)
追伸の方もありがとうございます!!
自分の好きを語る趣味ブログですので記事のテーマがバラバラですが真面目にバカやっております!
「尊敬できない元上官ならとっくにタメ口です」なゴーストウォーカーです。
素人の自分的にもコトブキヤ公式ページよりアクティブな写真かっこいいです!リクエスト分もありがとうございます!
ヤマヒロさんのドールのハイパー・メガトンキックも是非見てみたかった(笑)
撮影には2つのカメラつかってるんですね。今回の撮影ではどちらが使いやすかったですか?
いえいえ!
むしろ貴重なご意見ありがとうございました!
動的ポーズはアニメのカッコイイポーズを参考にしたり、写真は四角く切り出すことを意識したら
今回のフォーミュラのような絵になりました。
ハイパー・メガトンキック(グラブル)はもはやネタのつもりだったのですみません(笑)
今回だと全体的に使いやすかったのはオリンパスのSTYLUS1の方ですね。
意図的なボケも作りやすいですし、ボケすぎず、タッチパネルでフォーカス出来たりいろいろと快適でした。
プラモ撮影の場合だと高価で大きなセンサーのカメラよりも
プレミアムコンパクトカメラの方が使いやすいのかもしれないですよ。