あなたは全天球カメラのTHETA(シータ)は知っていますか?
こいつがホントどこで使っても楽しいんですよ。
この間も友達とカラオケとかカフェに行った時
THETA Sが大活躍しまシータ!
ーー「やかましい」という方へーー
今回は割と真面目にTHETA Sを紹介する記事です。
冒頭を見て「もう読まねーよバーカ!バーカ!」と思った方は大変お手数ですが戻るボタン、あるいは閉じるボタンをよりブラウザーバックをお願い致します。
ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでした。
今後は冒頭の一文で吹き出し笑いできるよう面白くして参ります。
ちなみにOOしまシータの言い回しはTHEA Sの使いこなしガイド、RICOH THETA パーフェクトガイドが元ネタだったりします。
人気の示れのごとく品薄続きだった年末年始。
年明けに入手してからあちこち連れ回した全天球カメラ RICHO THETA S
画質が大幅強化!
センサー
まず作例の時点で気になったのがTHETA Sはセンサーを1/2.3型へ大型化したこと。
おかげで従来は2048×1024サイズのみだったが新しいTHETA Sは5376×2688サイズとゆとりある記録が可能になった。
これはコンパクトデジタルカメラで一般的な画素センサーサイズで一昔前のスマホカメラ以上。
画質も準来のTHETAの作例と比較すると色階調が大幅に豊かになり色合いはより深みが増した印象を受けた。
画素のゆとりも増した事で細部はさらにシャープに見えるようになった感じ。
(コンパクトカメラから一眼レフに乗り換えた時のような雰囲気に近いかな)
レンズ
センサーに合わせてレンズも少しだけ大型になり開放F値が2となり大型レンズにより純来以上に明るくより多くの光を取り込めるようになった。
手軽なオモシロカメラというイメージの準来機から画質面の弱点を克服し「作品を撮る全天球カメラ」としてより使いやすくなった。
だから解像度の差を小さくしたかったというのもS型を選んだ理由だったりもします。
THETAの特徴的なレンズの出っ張りゆえに傷がつきやすい。
一度修理に出した後、心配性なヤマヒロはシリコンカバーを追加で買いました。
最初につけていたのがこっち。
THETAはレンズ部分むき出しだからキャップだけでもいいから絶対にしておこう。
ライブビューが使える!
自分的に一番大きかったポイントだったのがTHETAで撮った写真は「どうやって確認するんだろう?」という不安要素。
帰って写真見てガッカリなんて誰だってイヤだからね。
そんなお悩みを吹っ飛ばしたのがS型で初搭載のライブビューモード
スマートフォンやタブレットなどWi-Fi通信機能でデータリンクさせて端末の画面をライブビュー画面として使えるようになりました!
こんな感じにTHETA Sの専用アプリ画面がTHETAの映し出す世界に早変わり!
設定オートはもちろんシャッター優先、ISO優先、マニュアルモードや露光状態、ホワイバランスなど各種設定を確認しながら撮影が行えるようになったのは大きなプラス。
遠隔操作レリーズのおかげで自撮り棒や一脚、三脚に乗せてスマートフォンでシャッターを切れば手が写りこまないので作品としての質を上げることもできるですよ!
(写真はシルイの自立一脚P-324S)
THETA向けな便利アイテムも増えているみたいで利便性もマシマシ♪
スローシャッターが可能に!
同時に長時間露光も可能になりシャッタースピードは最速の1/6400からスローシャッターは最長60秒まで可能になり夜間撮影もOKとなり使用可能なシチュエーションと表現の幅が大きく広がった!
Milky Way from an Norikura Observatory in Mt. Marishiten-dake, Japan – Spherical Image – RICOH THETA
VRビューで見たい!
あたかも自分が操縦席に座ってるかのごとく臨場感。
凄まじい没入体験をしたVRビューがTHETAは対応!
ーエースコンバット7 PVよりー
そんなゲームや映像業界で話題沸騰なVR(バーチャルリアリティ)画像・映像の撮影をTHETA Sのみで簡単できてしまうのも大きな魅力だった部分。
撮った映像や画像をアプリ側でVRモードにして、VRスコープで覗き込むだけ!
VRモードだとTHETA Sで撮影した世界へ圧倒的な没頭感に浸ることが出来てでスマートフォンのジャイロセンサーに反応して画像が回転するのでライブ感半端じゃない。
そんなVRビューが手軽に楽しめるのもTHETA Sのポイント!
THETA Sの全天球画像をスマートフォン(自分はXperia Z3)使っているのでVRビューで見るためコレも買いました。
全天球動画!
THETA Sは動画も大幅なパワーアップしてそれが目当てに購入に考えている方もいるのではないでしょうか?
従来モデルでも一応動画の撮影はできましたが、1回の撮影可能時間が最長5分しかなくフレームレート(フレーム数)も1秒間15枚(15fps)と少なめ。
それに比べて新型THETA Sでは1回の記録時間が最長25分となりフレーム数も準来の倍、1秒間に30枚(30fps)となり現代のスタンダードに到達し違和感のない滑らかな動画が可能になりました。
ーリコー公式動画 Theta S and Drone – YouTubeー
しかも全天球映像として公式動画のように、「画面を回せる動画」が作れちまうのです!
さらに一定間隔で撮影を続けるインターバルのタイムラプス合成にも対応したりと純来機以上にできることが多いのもS型の魅力。
ストリーミングも可能に
動画をあまり撮らない自分はあまり気にならない部分だったけどTHETA Sの大きな進化の一つとしてTEHTA Sで映し出している「今」を現在進行形としてストリーミング配信することもできるようになった。
パッとしたイメージが思いつかないストリーミング配信だけど、旅先やイベントで「ここにいるよー」と配信したりもできるし設置して最強の防犯カメラになるんじゃないかな?
工夫も使い方も手にしたあなた次第なのも発展途上なTHETAの楽しいところ!
一眼カメラとの使い分け
旅やフォトワーク好きな自分のスタイルとしてTHETA SはメインのPENTAX K-3やSTYLUS1など一眼レフカメラと一緒に持ち出すことは多い。
アプリから簡単に使えるリトルプラネットやパノラマ写真風などもTHETAならではのビューモードだし、全天球から切り出すTHETAじゃなきゃ撮れない世界があるから。
(全天球写真はスマートフォンアプリ、THETA+で編集しています。)
ビュー:Little Planet(リトルプラネット)
フィルタ:Pavo
ビュー:Equirectangular(正距円筒図法)
ビュー:Little Planet(リトルプラネット)
主にメインカメラで撮影を楽しみつつ撮影ロケーションの記録といった使い方が多いけど直線的な被写体や風景では面白い写真が狙いやすいので狙えるものは狙ってみる。
作品撮るときは三脚やTHETA用自立自撮り棒を使ってライブビューモードで映り込みを最小限に抑えます。
ただし完全に全天球から切り出すので魚眼や広角レンズ代わりになるというわけではないのは注意。
ビュー:Rectilinear
所感ではあるのですがTHETA Sはどちらかと言うと遠景側の描写が苦手らしく近景から遠景へいくにつれ解像感が落ちていく印象。
なので気合を入れて撮りたい雄大な風景写真はメインのカメラで撮影して、THETAには撮影ポイントの記録をお任せというのが現在の使い方。
それでもワンショットで旅先の景色を余すところなく記録し、こうして伝えられるのはTHETAユーザーの特権!
ガチガチの作品写真ではなく、時間に追われた格安海外バスツアーの時は“旅の記録”という意味ではこの上ない利便性と有用性を示してくれた!
台湾旅行
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ついでに旅先をSNSにアップしてシェアするのも好きなワケだけどこれもスマートフォンやデバイスとセットで扱うTHETAならではのでスムーズさで加工やトリミングした画像をそのまま公開することもOK!
って手軽に、みんなにお届けできるのはTHETAの魅力だね!
全天球画像
いろんなところで撮ってますがここで載せるのは記事にしていないようなツイッターやフェイスブックでシェアした日常のほんの一部。
日常の記録
お外でお仕事。
同上の画像にTHETA+のビューモード、リトルプラネット!
鎌倉・報国寺
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
行きつけのカフェ. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
カラオケとTRPG! #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
旅先
ちょいとTHETA持って散歩してるけど天気がいいと気持ちも良くなってくるね! 行動モチベーションに繋げたい。 あとお腹すいた #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
江の島イルミネーション
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
まとめ
さっと出しワンショットでその場を一気に切り取ることができる手軽さは旅の記録カメラとして最強の一台と思う。
THETAを空に掲げ全天球撮影してる自分はまるでウルトラマン変身ポーズ(笑)
文学的な表現に困ってしまう全天球写真だけど、自分にとっては初THETAだから写るすべてが新鮮で純粋に撮るのが楽しい。
そして撮れた写真を見て、デバイスでグリグリいじくり回すのもまた楽しい。
体感ですが普通の写真同様かそれ以上に面白い絵を狙うならTHETAという全天球カメラの活用にユーザーの工夫も試されるのが率直な印象。
だけどそもそもTHETAやVRなど全天球を活用するデバイスも発展途上なので持っているユーザーはみんなTHETAや全天球カメラのこれからが楽しみだと思う。
ユニークで面白いものが好きな方や写真撮影に工夫を凝らすのが好きな方、人とは違う斜め上を行く個性派なあなたが手にしたら絶対に楽しめるリコー(RICHO)の全天球カメラTHETA Sの紹介でした!
今後もフォトワークのお供として楽しく、いろんな場所へ連れ回し、色々なシチュエーションで全天球写真を撮りますので乞うご期待!
購入したTHETA S用アクセサリー
安心感のため有るか無いかの違いだけど手軽にバッチリレンズを守るプロテクター。
うっかりでレンズを損傷した際 、修理費に15000円ほどかかってしまったのでレンズ部は万が一に備えておこう。
シルイP-324SはかさばりすぎるのでTHETAはこっちで。
コメント
楽しそうですね〜!!??
シータの様々な機能!!!!
ヤマヒロさんもコレはイイ買い物をしたぞ〜
と、手にした時に思ったのかなぁと思います
VRと連動するなんて、更に面白そうですね
新作のエスコン7もVR対応でしたし…。
そうそう、プレステ4と言えばですね
確か、ゲーム画面の中でガンプラを仕上げる
ソフトがあったと思いますが、
ヤマヒロさんにオススメしたりします!!
場所を取らないし、製作の時の事もある程度
実際に仕上げるより楽そうな気がします!!
リラックマさん
>いつもコメントありがとうございます!
THETA Sは間違いなくいい買い物ですッ!
リラックマさんも一本いかが?
VRは本当楽しみだったのでパーフェクトガイドブックの付属品
とスマートフォンで撮った写真を楽しんでおります。
ゲーム画面の中でガンプラを仕上げるソフト
>ガンダムブレイカーですね。
好きなシリーズなので先日出たばかりの3がやりたいんですけどPS4がないっす・・・
ガンダムの組み立てはもちろん前作からカラーリングも怖いくらい自由自在になったので
組み立てだけでゲームがすすまないことも(笑)
コメントありがとうございます^ ^ 全天球カメラも楽しそうですねー!!記事冒頭の天の川なんて素晴らしいです。。。Pentax k-1を買おうと思ってますが、60sec開けるTHETA Sもつで買いしたくなりましたー!!
Makoto Igarさん
こちらこそコメントありがとうございます!
前天球写真楽しいですよー!
S型は機能の細かい部分も大幅改善されたので
一眼レフカメラユーザーとしても嬉しいグレードアップでした!
なにより「THETAでしか撮れない世界」に飛びこむことができたので
本当に入手して踏み込んでよかったです!
Makoto Igariさんも一本いかが?