アルバイトのあの時は
生きているのか死んでいるのかよく分からない自分が居た。
でも自分は生き延びた。
前を向いて進んで行けるように“変わる”ことができたから。
今回は自堕落なアルバイトだった自分を変えるきっかけとなったリゾートバイトをはじめて良かったと思う5つのことのまとめ。
リゾートバイトで過ごした2017年は自分の人生の中で、最も充実した時間だったように思うし、自分的働き方大改革で人生感までもがとても豊かにしてくれたリゾートバイトを広めたい!
そんな想いを乗せて働きながら旅した自分のリゾートバイト体験記をつづります。
旅立ちのきっかけ
2017年の1月頃。
お店のアルバイト人数が増えて自分が入れる時間が減り、お金も貯まらず・・・
写真撮りに行くことも減り、やりたいことを切り詰めてしまい、塞ぎ込んで意欲も失せて、出口の見えない20過ぎの自堕落な日々。
アルバイトの仕事入りたくても入れず、金銭面から遊びたくても遊べずせっかく時間はあるのに生活はグダグダ・・・
しかもこの状況を「どうやって変えよう?」とヘンな話、人生の迷子状態。
そんな中で見つけたのが2月スタートのスキー場でのリゾーバイト求人
もはや興味本意での挑戦ではありましたが急遽アルバイトをやめて、スキー場のリゾートバイトに申し込みました。
道は自分で決めればいい。
そんな想いを胸に今思えば人生が大きく変わる住み込み派遣旅が始まるのでした。
5つのこと
各地を転々としながら過ごしたリゾートバイトで掴んだ有形無形の様々なこと。
形となって現れるようなものに始まり、ルーチンワークになりがちなアルバイトでは掴めないものから、自分を心身ともに成長させるような経験まで。
旅しながら働く中で掴んだものがたくさんありました!
生活のリズムができたこと
まず始めに寝たきりな生活を脱出するきっかけになったこと。
アルバイトだと昼入りや夕方入りのことが多く、典型的な夜型生活気味で休みの日は昼過ぎから夕方まで寝てたことも・・・
一方で現地に住み込みしながら働くリゾートバイトの多くは勤務時間が決まっているのでフルタイムで働く日はガッツリ稼げる。
おかげで短時間労働や半日インで「この日も仕事だから遠くに行けねぇ・・・」と精神的に拘束されがちな普通のアルバイトとは全然違った部分。
逆に休みの日はフル活用してその土地ならではのことを全力で楽しんだり、部屋で自分のしたいことに打ち込んでおりました。
働く時はキチンと働くし、自分の稼いだ分はしっかり遊ぶ!
アルバイト時の異様に長かった睡眠時間が減り、自分の生活にメリハリあるリズムができたのは明らかでした!
また、自分の経験上通勤がそもそも無かったり(ホテルの一室が寮)、徒歩5分ほど。
長くても送迎車で10分という通勤という最も無駄であろう時間の浪費や疲労も少なめなのもリゾートバイトの魅力だと思う。
金銭面にゆとりができた?こと
ざっとひと月のお給料が週4~6の半日バイトでは7~8万円ほどだったのですが、リゾートバイトでは安定の週5日8時間のスキー場で月23万円+αくらい。(下手な正社員の時より高いw)
初めての親元離れ(笑)っていう不安もありましたが、派遣先の従業員寮なら食事や家賃がかからないので一人暮らしの初体験にもピッタリ。
自分がお世話になった派遣会社は全部時間換算での給料計算。
深夜時間や残業代は全額出た辺りそこらの大手よりホワイトな環境としてお仕事頑張った分はきちんとお金になって還ってきておりました。
おかげで家族にも金銭的負担をかけずに済むし、実家に居るときよりも浪費が減ったおかげで“バイト”ながら結構貯まっていろいろ買えたました٩(´v`)۶
しかしながら自分の場合、貯まるとすぐにオフ会やアメリカへ旅に出たり二輪免許取りに行ったり。。。
レンズや新型のイチデジ、360°カメラやiPadなどなど貯まる都度な散財しておりました(苦笑)
2017年 散財まとめ
アルバイトよりもたくさん稼げた分は欲しいものやしたいことに回せたぜぃ!
旅しながら働けたこと
契約ごとに交通費が一定額(全額もある)支給されるのもリゾートバイトのいいところ。
派遣先は地元とは違ってちょっとした散歩でも新鮮だし、現地の交通機関やレンタル自転車やレンタカー使って写真撮りに行ったり。どこへ行くにも休日は毎日大冒険!
趣味の写真的にも「もっと遠くへ旅をしたい!」という意味では派遣先での仕事さえ良ければ自分の理想のライフスタイルの具現化だった。
また自動車持っていれば車持ち込みもOKな勤務先もあるし、派遣先でみんなのヒーローになれる。(公共交通機関の無いスキー場や地方や山中のリゾートホテルは特に)
いろんな土地で過ごすうち「ゆくゆく東北住みたいな〜」って感じ始め、岩手の大船渡からそのまま宮城(南のお隣)へ東北へと2月2連続で行きました(笑)
実際に地方に出てみて人でごった返した都会よりは穏やか東北の人や環境や風土そのものが自分に合っているように思ったのが一つ。
好きな土地に出会えるのもリゾートバイトの魅力として気づいた頃、自分は「ずいぶん長いこと関東(地元)に引きこもってたんだ」と思い知らされた次第でした。
もう一つ地方だと公共交通があれば大まかな移動はできるけど、そうでない場所や観光に関しては車やバイクがないとものすごく不便だったということから。
それが自分の見つけた“自分のしたいこと”へと繋がり、二輪免許取得という“カタチある行動”を起こさせるのでした。
リゾートバイトなら「この月は働いて、来月はOOしよう!」ってのが自由。
ON・OFFはっきりするので自分のしたいことに向き合いやすくなったように感じます。
自分の”したいこと”を見つけたこと
専門学校3年目になって好きだったはずの3DCGも2DCG(イラスト)もぶん投げ、写真に逃げた自分はもうすぐ卒業だからと一般職で就活してた。
しかしいざ正社員になってみると自分時間を持つことが難しかったし、俗にいうキャリアとか自分が本当にしたいことがよくわからないまま望まない仕事漬けになってた。
仕事は一流でもごく普通のサラリーマンとして生きたであろう上司が空っぽな言葉振り回して“将来”とか“夢”とか語ってもなんかズレてる感じで…
自分の心にかすりもしなかったのはそういうことなのだと思う。
今思えば就活用自分づくりをしてたのがバカみたいに思えるし、とりあえずでの入社だったものだから結局すぐに辞めちゃった。
あの頃冷静に少し立ち止まって「正社員じゃなくて自分探しのリゾートバイトに飛び込んでいれば」っていう一つの後悔。
逆にどうしてそうなっちまったんだか・・・
でもさ、それの何が悪い?
要は今思うと“自分がしたことが”分かってないのに学校出てすぐ就活を強いられたあたり世の中の妙な仕組みというか環境だなぁって思ったというだけの小話。
まぁ無茶が当たり前になって普通になっちゃった職場が見えたりもしたけど。
もっとさかのぼれば「趣味を仕事に!」という夢や希望を持って試験らしいこともなく入学した専門学校が大問題だったんじゃないのか?って。
「自分の好きなことで食べて行きたい」
そう思うのは誰にだって出来るけど、それをかなえられる人はどれくらいいるんだろう?って。
「趣味は趣味として楽しく続けていたい」
リゾートバイトで旅しながら働くうちに自分なりの答えをみつけたけど、夢って自分が前向きに信じられる目標なのかそうでもないか。ただそれだけのかもしれないね。
「あなたにとっての”夢”ってなんですか?」
「夢」ってなんすか?
>夢は職業じゃない。自分が望んだ生き方じゃないのか。
自分の目の前にあるたくさんの“したいこと”。
「月に行く!」とかいうのは一般人が掴めないようなものは夢のまた夢だろうけど、目先の趣味だと
- ステキな写真を撮ること
- 上手な絵を描けること
- 超高性能全領域三輪車を買って旅すること
つまり自分のしたいことの先にある大きな目標が”夢”ってことなんじゃないかな?
そんなこんなで当面の目標は自分のバイクを買ってプライベーティアフォトワーカーとして自由気ままな写真旅に出ること。
目標や夢、希望も無くアルバイトや自堕落な正社員として生きてれば当然「夢って何だよ。」としか答えられなかったけど、
今では「自分だけの一生の思い出を自分のカタチで残して行ければそれでいいじゃないっすか。」って。
リゾートバイトで過ごすうちに自分はそんなイメージとして夢を信じられるようになったです。
一生の思い出を作れたこと
最後に思い出。
これまでに無い大きな心境の変化とともに、人と出会ったこと、各地を巡った旅路と一緒に写真として残した記録は自分だけの一生の思い出
正直なところ結局はこれに尽きるかな。
ペンタックスのカメラで残した写真というカタチで思い出は生き続ける。
最後に
リゾートバイトという働き方に一歩踏み出した1年間。
新卒入社の会社を退職してアルバイトとして塞ぎ込んでた自分の世界は一気に広がった。
タイトルに「20」と入れていますが、自分は22-23歳の時に自身が腐りきってしまう前にリゾートバイトを経験することができて本当に良かったと思っています。
長い目で見ればひとかけらの人生の1ページとして、自分の人生にとっての大きな変化となったリゾートバイト生活。
そこでみつけた自分がしたいこととして願った夢は3輪バイクを買って見知らぬ土地を旅すること、そしてステキな風景をいっぱい撮りに行くこと。
大の大人からすれば子供の遠足みたいに聞こえるかもしれないけど、それに本気になれる自分がここに居る。
それに夢って叶えるたびにどんどん膨らんで、広がって行くものだと思うから。
これからもリゾートバイトで気持ち前向きに変われた自分は想いの力を武器に夢を一つずつ叶えて行こうと思います!
まだまだ書きたいことは山ほどありますが、
“自分を変えたい”って思っている方がちょっとでも「リゾートバイトという行き方に興味持ってもらえたら。」という想いを乗せてここで筆を置かせて頂きます。
今回は自分のスキー場でのリゾートバイトデビューからちょうど1年目ということで自分の体験をつづってみました。
アルバイトのあの時は
生きているのか死んでいるのかよく分からない自分が居た。
でも自分は生き延びた。
前を向いて進んで行けるようになれたから。
そのためには“変わる”必要があった。
そして夢のために向き合う必要があった。
自分から踏み出して変わって行くということに。
あなたもリゾートバイトで自分を変える仕事旅を始めてみませんか!?
お世話になった、自信を持ってオススメできるリゾートバイトの派遣会社はこちら!
2019/12現在
海外で製造される車両の出荷トラブルに巻き込まれるも2018年8月にトリシティでバイクデビュー!
それからさらに1年、夢に掲げた三輪スクーターと一緒にカメラ片手に多くのご縁を結び、2019年もこれからも最高の人生を旅してます。
コメント
ヤマヒロさん、
世の中、何があるか分からないものですよ
ヤマヒロさんをWINGNINEさん経由で知り
その後にメル友にもなって、
自己紹介をする時にも書きましたが
いきなり何があるか分からないものです…。
交通事故をやられて、
跳ね飛ばされた時に数々の走馬灯が目の前を
過ぎり、ここで死ぬのかと思った自分です!
でも、僕は生きている!!!!
生きているからこそヤマヒロさんのブログに
カキコをしたりヤマヒロさんにカメラの事で
相談して貰っているわけですからね
“世界がそうさせている”と言うのを、
英語で言うとこう言うんでふ…。
“That’s The Way Of World”と言うのでふ!!
大ファンなアメリカのミュージシャンである
アースウインド&ファイアが出した名曲から
覚えたたくさんの英語の中の1つなのです!
あのままズルズルアルバイトを続けていたら人生棒に振ったようなものだったのかもしれないです。
自分的にはライフワークバランスが高い次元でバランスした働き方だったんじゃないかなぁって社員に戻った今は強く感じてます。
やりたいコトだらけな今はよくない何かが起こらないことをお祈りしながら夢に向かって進んで行きたいですね。