ネットショッピングでは「実際に届いてみないと分からない」とはよく言ったもの。
特に自分はトリシティ155のバイクカバー購入・買い替えにあたってはいろんなことをやらかしました。
今回は保護・防犯の基本として使っているトリシティ155用のバイクカバーでサイズミスした話。
トリシティのバイクカバーを買う前に言っておくッ!
おれは今”ネットで買う”ということをほんのちょっぴりだが体験した。
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
あ…ありのまま今まで起こった事を話すぜ!
byヤマヒロ
バイクカバーは防犯の基本
その前にちょっとだけあなたにとっても身近な防犯のお話。
ちょうど この記事を起こすちょっと前、無人の自動駐輪場で自転車の盗難未遂に遭いました。
【拡散希望】
夜勤に出た15:00-翌11:00間でP&PJR町田駅前パーキングにて自転車の盗難(未遂)に合いました。
吸殻が転がっていたり、ライターのようなもので鍵を焼かれていたので多分喫煙者かと。
鍵を空けられず雨の中1時間担いで帰ることになりました。
最後に200円浮きましたありがとうございました。 pic.twitter.com/0ngeo6dOU0— ヤマヒロ (@yamahirok3) October 29, 2019
人間ってなんて愚かなの!?
不幸中の幸い、自転車は壊されてしまったワイヤーロックに救われましたが青トリさんやトレーサーのようにオートバイだったらと思うとゾッとします…
調べてみるとSNSでは日常茶飯事で残念ながら自転車に限らず、バイクの盗難もよくある話。。
特にホンダPCX(人気の高いミドルスクーター)が大量盗難、フリマ等を通じて転売されていたことは大きなニュースにもなっています。
ひとまずこれを機に家では付けてなかったレッドバロンのバーロック(BL10)を装備しておきました。
まずは自分のバイクの存在を隠し、車種を判別させない。
判別されたとしても、”カバー”という一手間をかけさせるバイクカバーは防犯の第一歩。
もちろん雨や汚れから保護にもなるので屋外に野晒しにするよりは、かけておいた方がずっとマシ。
バイクカバーの買い替え
さて。
そんなこんなで8月にMT-09 TRACERを買った直後くらい。
ガムテープなどで補修しながら1年ほどトリシティ155に使っていた薄手ナイロン系のカバーが突如としてさけるチーズのごとく補習不能なまでに破れてしまいました。。
当初つけていなかったユーロヤマハのトップケースをつけた際は、薄手のナイロン生地は伸びはいいけど撥水性は低めでどっちかというと濡れてぴっちり透けるタイプ。
1年間の雨風を受け、日に当たる上面を中心に白く変色していたし、穴をテープであちこち補強してたから2000円ちょいのバイクカバーだとこんなものみたい。
さらに初納車の時に買った1000円未満のものはすぐかけた自分が悪かったのですが、、バイクデビュー初週にマフラーの熱でとろけるチーズのごとく溶けました。。
カバーのサイズミス
そんなこんなでトリシティ155用にと楽天で見かけた5Lサイズ(全長240cm×全幅110cm×全高147cm)のバイクカバーを使っていました。
値段の割にはという枕言葉抜きに生地が丈夫で質感も良かったけど、丈夫さゆえ伸びは悪め。
あいにく選んだサイズもややキツめだったのでカバーをするたびにミラーがひん曲がる原因に。。
ケース付きトリシティのカバーサイズは?
フロント2輪のトリシティはカバーのサイズ感がちょっと特殊。
結論から書くとバリチェロの6Lサイズ(全長255cm×高さ145cm×幅110cm)相当がトップケース(39L)付きトリシティ155にはピッタリ!
一度やらかしたサイズミスの原因としてはLMWのトリシティはフロント側が通常のバイクよりも広めだったことやトップケース装備で全長に余裕がなかったことから。
商品レビューで「トリシティにぴったり」とあったのだけど、おそらく一回り小さい初期型やノーマル装備だったのかも。レビューの鵜呑みダメ。ゼッタイ。
参考までにバリチェロ6Lサイズのバイクカバーをトップケース付きトリシティ155/125(2018~)にバッサァとかぶせるとこんな感じ。
自分は1度サイズミスしてしまったけど、もしも自分と同じノーマルスクリーン、リアボックス装備でトリシティ用のバイクカバーをお探しなら是非チェック!
バリチェロ(Barrichello)のバイクカバー
大型バイクMT-09 TRACER購入に際して用意したBarrichello(バリチェロ) のバイクカバーが非常にいい感じだったのでトリシティ155もこちらの6Lサイズに置き換えた結果大正解!
購入からまだまだ半年未満なのでちょっとだけ使用感を紹介するっすよ。
最大サイズでも8000円を切り、手の込んだバイクカバーとしては比較的リーズナブルな価格設定(ヤマハ トリシティ用は倍くらい)。
楽天ではサイズミスしても大丈夫なように返品送料のみでサイズ交換サービスもやっていました。
汎用カバーとしては珍しく、防犯性重視の黒と日差しによる劣化に強いシルバーの2カラーラインナップされているので用途やお好みに合わせて選ぼう。
↑一応2台オートバイが居ます↑
撥水・防水性
生地がオックス300Dというキャンプ用テントなどにも使われる丈夫な素材でビニールの薄いカバーに比べて強度はもとより、高撥水で防水性もバッチリ!
乾燥している状態なら撥水性も非常に高く、小雨やホースで水をかける程度の水なら綺麗な水滴になるレベル。
月3くらいでしているバイク磨きの時もカバーを変えてからしつこい水垢汚れが減り、すごく楽で気持ち良く磨けます!
自分の洗車は2台ともカークリーム(ワックス)で磨きガラスコーティングしてます
さすがに数日間降り続くような雨だと、しっとりした感じになり、弾くというよりは溜まる感じ。
それでもシートカバーをしているトリシティはともかく、トレーサーに関してはバリチェロカバーを用意してからは雨の後でもライダーシートから水が滲みてくることが無くなったのは防水性の表れかと。
丈夫で良い感じな素材の特性だとは思うけど、静電気を帯びやすいので晴れた冬場は注意です!
ベンチレーションダクト
あったら便利な空気穴はフロント側の左右に開閉式で装備。
バリチェロカバーは粗いメッシュなので通気性が良好で実際夏場でも蒸れにくく、金属の劣化やサビの防止などに一役買うそうな。
台風の時はさすがに外したけど、開けてあれば強い風の時もここから風圧が逃げてくれるので飛ばされにくさもマル。地味にグレートですぜこいつは…!
風飛び防止ベルト
風飛び防止ベルトは長めで中央に一本装備。
以前使っていた汎用品だとトリシティにはフロント側が長さ足らずだったのでこれはこれでいい感じ。
固定位置が後ろから見て左側(片方)のみなので、休み終わりには狭い2台の隙間に入らなきゃいけないのが大変ということぐらい。
夜間だと壁際もちょいとキツイのでもしも、両サイドバックルだったら完璧…!
ワンポイントとして、夜はバックルの位置が分かりにくいから留め具に蓄光テープ貼りました。
まとめ
一度サイズミスしてしまったけど、結果良い物を見つけれて大満足!
普通のバイクとはサイズ感が違うトリシティなのでバイクカバー選びの参考になれれば幸いです!
自分と同じ、ノーマルスクリーン+トップケースのトリシティ155ならバリチェロの6Lサイズがピッタリです!
無いよりは絶対に使った方がいいトップケース装備のトリシティにピッタリなバリチェロバイクカバーの紹介でした!
特にトリシティ用を探しているあなたはバイクカバー選びの時はご注意を!
ネットだとサイズ感が分かりにくいとは思うけど、値段ケチって小さいバイクカバーは意味がないかなら絶対に買っちゃダメだよ!
ってことでリアボックス付きトリシティのバイクカバーにはコレを使ってね!
バリチェロバイクカバーHG
裏起毛で車体や塗装面を傷つけないHG版も出ました!
特に艶消しのマット塗装は塗膜が弱く、強風でカバーと擦れると剥げてしまいやすいので相性がいいっすよ!
おまけ:大は小を兼ねる
長距離旅の足として使いたいトレーサーはリアボックスやサイドケースを想定したバリチェロの超特大サイズ(7L)を購入。
こっちはデカ過ぎて余るほど丈があるので、余暇部分はリアキャリアにまとめてグラブバーに洗濯バサミで留めてます。
6と7のワンサイズ違いだけど7Lなら、50Lトップケース積んでも間違いなく余るレベル。
7Lの想定はヤマハのFJRやBMWのような重装備メガクルーザーを想定しているようなので一回り小さなフルパニアのトレーサーでも問題なく行けました!
ワイヤー・ディスクロック
バイクカバーと一緒にバリチェロのディスクロック、ワイヤーロックをそれぞれ追加してみました。
いずれもリーズナブルな価格設定で目に付く黄色のセキュリティアイテムなのでゼロ(0)かヒャク(100)か、盗難の抑止に期待できるんじゃないかと。
トレーサーはリア側にカバーと一緒にワイヤーロックを装備!
極太のワイヤーをむき出しにしない厚手のナイロンカバーのおかげてホイールを傷付けにくく、複合素材でワイヤーカッターで叩き斬られるリスク低減にも期待。
現行版はリニューアルされたようで特にAmazonレビューではボロクソ書いているも見かけたけど、多分ほとんどが改良前のやでした。
ワイヤーロックが使いにくいトリシティにはディスクロックを装備!
手のひらサイズで携行もしやすいので、泊りのツーリングにも良い感じ。
経年劣化で寿命がきました。
購入から約5年ほど。
トリシティ用よりひと月先に購入したMT-09TRACERで使っていた方が先に裂け始めてしまいました。
経年劣化でトレーサーのカバーがバリッと逝ってもうた。
なにあれ、バリチェロのバイクカバー5年間守ってくれてありがとう…!とりあえず空いてるトリシティので繋いで新しいHGグレードのやつ買うっすよ! pic.twitter.com/a6X0qpvl1x
— ヤマヒロ (@yamahirok3) May 24, 2023
いよいよ寿命らしく、一度バリッと行ってしまうとその継ぎ目辺りからバリバリと広がってしまいテーピングによる補修も難しい状態。
またトリシティ155、MT-09TRACERに次ぐ3番機として購入したMT-10SPはアマゾンプライムデー価格で購入したヤマハのバイクカバーを使っていたのだけど…
車検を前にした2年目で縛っていたタンク周りにスジ状に亀裂が入り始め、数日後そこからスーっと裂けてしまい補修前にアウトー!
ヤマハのバイクカバーMT-10購入と合わせてだから2年で裂け始めちゃった。。
10SPタンク周りお気に入りだから今月中に買い換えかな。 pic.twitter.com/xEt4UGI9ds— ヤマヒロ (@yamahirok3) July 1, 2023
そんなこんなでふた月連続でバイクカバー買い替えとなりました。
にしても消耗品としてみてもバリチェロバイクカバーは優秀っす!一生ついていくっす!!
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