〜追記:自分が購入しちゃったモデルがリニューアルしました〜
絵の勉強を楽しんでいるヤマヒロです!
写真も絵も趣味はまず自分が楽しまなきゃダメっすね!
画像は楽天市場の
きっかけ
キャラクターイラストが成長の波に乗ってきた感じな今日の頃。
少し前に描き上げたこちらに駆けてくるイメージの愛玩動物的なユリが想像Glideな自分の中のイメージに通りに描けて「自分にしては上出来だ」と上達を強く実感できた一枚だった。
ただし服装案がはっきりしていないので、これはきちんと清書、仕上げまでしたいなと思いつつもせっかく上手く書けたボディラインを消すのがもったいなくて仕方ないという無駄にモッタイナイ精神発動。
そんな訳でこの絵をトレース複製して、ちゃんとした服装で描いてあげたいと思い、トートツなトレース台探しが始まった。
トレース台選びのポイント
正直右も左もわからないようなトレース台選び。
ネットの情報や実際にお店で見て、触ってどんな要素に注目してトレース台を選べば良いのかまとめてみるですよ。
サイズ・厚さ
大きく野暮ったいデザインのトレースというイメージもずいぶん昔のことになったようで、最近はスマートな薄型タイプを多く見かけるようになった。
薄型LEDトレース台だと
- A4(用紙は210×297mm)
- B4(用紙は257×364mm)
- A3(用紙は297×420mm)
この3種類の用紙向けが多くラインナップ中。
当然トレース台自体は用紙よりも一回り大きいサイズなので注意。
大きいものだとA2とかあるけど・・さすがに高価だしデカすぎるのでござる。
自分の場合はA4のスケッチブックに書いてるのでトレース台は一回り大きめで作業スペースを確保出来るB4かA3が候補に。
自作撮影ブース(A3ダンボール)との比較
清書、着色自体はデジタルのクリスタ(CSP)で行うことが想定されるし、自分の机の場合はA3横置きは窮屈(っていうか置けないかも・・・)。
そのためA4用紙を横並び2枚や縦横自由に描けるA3は諦め、A4をゆったり使える中間のB4が有力候補に。
まぁ縦横構図を変えたいならカメラみたいにトレース台自体を回転させれば良いだけの話しでござる。
照明はLEDで
LEDタイプは蛍光灯に比べ暗いと言われていたのも少し前のお話。
自分的には温度が高くなりやすく激アツになってしまったり、フリッカーで目が疲れる蛍光灯タイプは候補外。
蛍光灯よりフリッカー(ノイズ)少なく、発熱しない、省電力・長時間の使用しても目が疲れにくいLEDタイプは自分的絶対条件!
トレース台もネットで見るかぎりLEDが主流になりつつあるみたい。
ちなみに「ピー」という音(低周波音)はLED固有の特性なので故障じゃないっすよ!
光量と調光機能
お店で見てきた感じ十分透過していて自分的には1000~3000ルクス間で調光できれば事足りそう。
多くのLEDトレース台にあるタッチ電源ボタンが調光ボタンを兼ねているタイプは作業中うっかり触ってしまうような誤作動が心配・・・
ダイヤルや別付け調光機があるとスムーズだけどなのだけど、別で調光スイッチ付きとなるとこれまた良いお値段・・・・
電源方式
トレース台でも付属の専用ACアダプターを電源に繋ぐのが一般的。
一方サンワサプライのトレース台ではUSB電源を採用していて電源の自由度が高め。
USBタイプは接続先のパワーによっては最大の光量を発揮出来ないこともあるみたいなので注意かな?
専用ACアダプターの場合は1.5m~2mくらいの長さは欲しいところだね。
傾斜・斜め立て
傾斜が付いているタイプならパースが狂いにくかったり楽な姿勢で作業できるというのもポイント。
薄型タイプの場合はオプションや内蔵スタンドで傾斜をつけることができるものあるみたい。
初心者的トレース台選び
とりあえず自分が求めるのはこんな感じ
- 薄型
- LED照明
- 調光機能有
- 傾斜をつけられる
- サイズはA4以上、A3が上限
- 電源は何でもいい
以下ピックアップっすよ!
サンワサプライ
まず検索で出てきたのが初めてトレース台をお探しの方にオススメ!と一番に出てきたデジタルガジェットでおなじみサンワサプライのトレース台。
USB給電で場所を選ばないA4・A3・特大のAC給電型のA2がラインナップ。
光量はA4の場合中央部はLEDタイプでは平均的な1100ルクス。
一般のLEDトレース台に比べ、光源がA4は上下2段、A3以降は上下左右の4面に設置されているおかげで光にムラなく全面を均等に照せるのが特徴。
超薄型タイプで絵のバランスを確認しやすく、マンガのコマ割りや製図に便利な1mm刻みのグリッド付き!
安心のサンワサプライなのとA4ならお値段も5980円と良心的で取っ付きやすい。(楽天とヤフーでは時折セールをやっていて5000円を切ることも)
USB給電なので専用ケーブルを必要なし!
スペアの用意も安価で楽チンで、電源がコンセントでもPCでもモバイルバッテリーでもOKだから携行性も高め。
電源として繋ぐものによってはACコンセントに直接つなぐのに比べ最大光量は落ちるそうなのと百均のような安モノだとフリッカーが出るというレビューあったのでそこは注意かな。
気になったのが調光がタッチ方式・無段階なので頻繁にON・OFFする場合は使いやすいかも。
PCと一緒に使いやすく、持ち運びも良好。
USB給電で場所を選ばずに使いやすいサンワサプライのA4が自分的有力候補の一つです!
トライテック(日本製)
京都に本社を置くメイドインジャパンなトレース台。
初心者目線、コストパフォーマンス的にもトレビュアーが直感的第一候補。
トライテックのトレース台「トレビュアー」は日本の漫画家・プロアニメーターの意見を元に作られた実用性重視の設計。
トレビュアー400シリーズは一万円を切る価格帯でありながらサイズラインナップはA4・B4・A3と欲しいところ全てをカバー♪
さらに上位の450シリーズが原稿用紙に便利なA2サイズもありサイズラインナップに穴がない!
光量はA4-400で約1300~3400ルクスとLED型では明るめな部類。
トライテックはパネル及び樹脂銘板を製造販売している京都のメーカーでその主力商品が安価・高品質なトレース台で種類も豊富。
安心のメイドインジャパンな上に充実サポートで1年間は負担額ゼロで修理・保証という万全のアフターフォローが心強い!
オプションも豊富でインクや傷からトレース台を保護する天板保護フィルムも発売されているので、自分のように元絵をトレースしながら何か書き足したり、カッターナイフを用いた切り貼り作業をする場合は保護フィルムセットで買うのがオススメかな。
また傾斜スタンドはすべてトレース台に付属しているのだけど単品販売のA4-420型にスタンドが付属しないので注意。(てっきりスタンド別売だと思って別で購入してしまいました・・・)
もし420型を購入してあとからスタンドが欲しくなった場合はA4サイズの不織布ケースとスタンドのセットで買い足しかないのですよ。
タッチ調光は頻繁にON/OFFする人にはやや不便かもしれないけど、トントントンとレスポンス良く10段階調整できるのは好印象ですな。
で、買った後の祭りながらこちらのトレース代がリニューアルされました。
値段据え置きで性能アップしております!
またアマゾンには安いけど、日本製じゃないトライテックを名乗るコピー品(全然別ものだけど…)が出回ってるあたり性能の高さが伺えるね。
トレビュアーの新型
自分が購入したのは2016年モデルで、その購入ひと月後発見したため涙目で追記(苦笑)
トライテックからトレビュアーの新型が2017年版11月中頃に発売されました。
新型は型番に500と付いているもので
- ボタンを凹ませ誤動作防止
- 調光ボタンの新設と調光段階記憶が追加
- 光量も30%アップで2500〜4800ルクス!(B4-500の場合)
と全体的な性能・利便性がアップ!
なぜか値段は据え置きで400型を買った直後に新型が発売されしまったのでした。。
そんなわけでしてトライテックのトレース台を買うなら絶対、絶対に500型がオススメっすよ!(真顔)。
どうやら年度毎に新型へのリニューアルを続けてるみたいだよ!
余談ながら写真・カメラ好きとしてはトライテックのオシャレなアクリルフォトフレーム、マグパチも気になるッ!
ムトー
電源・調光スイッチが別にあるムトーエンジニアリングのトレース台。
工場でアルバイトした時にコレのデカい版を見たことをある。
多くのネットショプではA4とB4がラインナップしていて光量は2700ルクスほど。
斜め立て用のスタンドや高さ調整機能はなく、平置き使用が前提みたい。
画材店の店頭で触ったのがコレで電源・調光スイッチが別で付いているので調光の操作性が片道調整なタッチタイプと比べ上げ下げ自由自在と高い!
おかげさまで操作はスムーズ、誤動作も無く済みそうだけど、お値段もグーンとアップしていて他に比べかなりいいお値段なのがネック・・・
そこはかとなくポチィ!
サンワサプライの安価なA4トレース台と悩むも自分の求める条件を多く満たしてくれたトライテックのトレビュアー万能サイズのB4サイズを楽天ポイント使ってポチィ!
そこはかとなくポチィ!
そんなこんなでユリのラフスケッチを再開!
以上、初心者的トレース台選ぶだけのはずが「トレース台で出来ることを増やしたい!」ってノリと勢いでトレース台をポチって出来るを増やしたヤマヒロ(@yamahirok3)でした!
調光段数を絞るなど、価格を大幅に抑えたliteも出ました!
3年後の2019現在
トライテック製は価格こそ安くは無いのかもしれないけど、買うのは一度だけ。
良い道具を選ぶとレベルアップも早いもので“できるが増える”の繰り返しでお絵かきのモチベーションアップにも繋がったように思います。
逆に道具の安かろう悪かろうでイラストを辞めちゃうのはもったいないよね。
あなたならどちらを選びますか!?
アナログラフをトレース台にて
新しいうちの子増えました
コメント
トレース台も、
最近は随分と手頃になってきてるんですね
ヤマヒロさんはオリジナルキャラも、
仕上がるのですからさらに欲しくなるのは
物凄く分かりますよ…。
僕の母も昔、凄いトレース台欲しくて、
欲しくて仕方なかった人ですから…。
やっぱ、絵描きさんには必要なんですね!?