雨霧の中でホタルにリベンジ!インターバル撮影で祝フレームイン!

ホタル撮影に出撃したヤマヒロです!

大惨敗に終わった去年から1年、ブログもカメラ機材も一新し今年もホタルの軌跡撮影にリベンジです!

ホタル

 

装備はプライマリーのK-3II+スターズームにバッテリーグリップを装備。

セカンダリーのK-3はデカバックに納め、2台分、2本の三脚バックを背負い去年以上にフルアーマーユニコーンだかマルチプルアサルトストライク状態(いわゆる全載せ)。

 

ベルトやショルダーストラップグルングルンに巻き付けた自分はそんなにたくさん背負って何と戦うんだ?って思われそう。

 

だけどホタル撮るには必要なんですよね。

そんな重装備で自転車で県をまたいだ片道1時間半の長距離ツーリング。

(まだひとりで自動車や原付は使っちゃダメだってさ)

 

たどり着いた郊外の里山にて初めてホタルを捉えることができました!

 

ホタルの里

今回訪れたのは去年と同じ相模原道保川公園

入り口付近には事務所やお手洗いなど人工的な設備も最小限には整っている。

双子沢

ホタル観察イベント時は、本来18時閉園のところ21時まで開園時間を延長、ホタルに害の少ない赤色LEDライトも貸し出し、指定された順路も用意されている。

平日だからと思ったけ一応里山な住宅地の公園なワケで人や近くを通る自動車が多く、がっつり撮るには不向きだったのかも。

 

とりあえず去年ホタルを見かけたポイントで人の通り道でない場所に三脚をセット。

林間広場入り口

後からやってきた人と使っているカメラのことで話題展開、メモリーに入っている写真みせあって談笑していると時間はすぐ流れ、飛び始めたホタルは淡い光を放ち始める。

雨風にのってポツリポツリと降り始めた雨、森からわきたつ霧も自慢のスターレンズWithK-3なら大丈夫!

揺れる葉音が響く森の小川のほとり、インターバルモードのレリーズを切り静かにカメラを見守った。

ホタル

 

インターバル撮影

ペンタックスK-3に内蔵された等間隔でシャッターを切り続けるドライブモードの一つでホタルの飛び回る全く同じ構図の写真をPCのStarStaXで合成!

 

ホタルも自分のテンションも舞い上がっていたのですが一時雨が強くなりホタルはほとんど飛ばなくなると・・・

ホタル避難中

 

飛ばねぇホタルはただの虫だ。

こんなことを思ってしまった。

 

 

話しを撮影に戻して真っ赤なAFイルミネーター(補助光)を照らされ光害が発生したインターバルの一枚。

一枚といえホタルが写っているフレームで失敗したは残念だけど合成時にこのフレームを取り除けばOK。光害

 

インターバル合成

こちらもK-3に内蔵されている等間隔でシャッターを切り続けるドライブモードの一つでこちらは設定した合成方法で次々と写真を重ね、カメラ内で仕上げてくれるです!

合成方法は星撮りと同じ比較明を使用。(明るい部分だけを重ねるモード)

 

こちらが50枚インターバル合成の完成系。

インターバル合成

 

 

盛大に目の前を通りかけた人のカメラのライブビュー(上面液晶?)が映り込む一枚手前。

インターバル合成

その場で完成を見ることができるのでPCによる編集が不要なのはインターバル合成の大きなメリット。

インターバル合成でも途中経過保存はできるけど一度余計なものが映り込むと最後まで残ってしまういわゆるぶっつけ本番、一発勝負なのが気難しいところ。

 

レポート

ざっくりと気づいたこと、分かったことをまとめると。

  • 雨が降るとホタルは葉っぱに隠れ飛ばないッ!
  • ホタルが飛ぶのはアイレベルよりやや高めッ!
  • インターバル合成は一発勝負ッ!
  • インターバル撮影なら後からいじくれるッ!
  • バルブモードによる長時間露光は上級向けッ!
  • 6/6 フィーバータイムは19:45から20:30時と見たッ!

 

バルブ20秒

 

正直言って撮れたからと言って満足してません。

撮ってる途中で「OOすればもっといいイメージに撮れる!」というのが体感的に分かってきてからわき上がる撮影欲。

しかし環境、天気、時間といった写真的な運の要素に見放されてしまい不完全燃焼。

で満足に終われたとはいいがたく、自分の写真が何よりの答えかと。

いろいろ分かったのでオレ、次回、本気だす。(来年か)

 

撮影後記

目の前でカメラが池に落ちたのを見た。

大して深い池でもなかったし、「あなたが落としたのは金のカメラですかそれとも銀のカメラですか?」とイソップ寓話(物語)のように精霊は出てこなかったが。

こもれびの沢

その人は三脚をぬかるんだ池の畔(ほとり)ギリギリに立てており目の前で三脚は音も立てず理科で学んだ教科書そのまんま重力に引かれるように倒れ、暗闇の森の中へ。

誰かのカメラは石かコンクリートに打ち付けたような”ガシャン”という音。

そのまま池へ落ちたのか”ボチャン”という音。

不協和音が響き渡り、慌てて拾い上げたカメラの主は「うわーマジかよ。このレンズ10万したのに!」と全然誇れる状況でないことを誇張げに叫んでいた。

リアルでやらかしたことは取り返しがつかないのにね。

GPSランプ

その時の自分はK-3IIのGPSライトに止まったホタルに見てほっこりしながら「カメラバックが欲しいな〜」って考えていたのでしたとさぁ〜

マルゥ

マルゥ

ざつゥ・・・・

コメント

  1. リラックマ より:

    雨の中、リベンジ撮影 ご苦労様です…。
    ホタルの撮影って何かとても難しい感じです
    ヤマヒロさんも2件程、悲しい状況に、
    遭遇してしまったんですね!?

    かく言う、僕もカメラのモードダイヤルを
    ダメにしちゃいましたからね…。
    次に買うカメラは一応、一通りですが、
    仮決めをしましたよ!!??
    ヤマヒロさんが事細かに教えてくれました
    α6000にする事になりそうです…。
    ただ、ダブルズームとパワーズームの違いが
    パンフに事細かに書いてなくて、

    何がどう違うのか分からなくて困ってます
    メモリースティックは、
    プロデュオをそのまま使いつつ、
    カメラを買った後にSDカードの大容量のを
    買う予定にしております…。

    ヤマヒロさんに質問ですが、
    ホタルの撮影の時ってですけれど
    虫除けスプレーって身体に噴射してから、
    出掛けて大丈夫なんでしょうか!?
    カブトやクワガタの時は虫除けスプレーを
    してはいけないとかプロが言っていたような
    気がするんですよ…。
    虫除けスプレーの匂いが残っていると、
    カブトやクワガタは物凄く嫌うとの事でした

  2. アバター画像 ヤマヒロ より:

    いつもコメントありがとうございます!

    雨天撤収するカメラマンを横目にホタルを見守りました!

    蚊(か)は多いですけど虫よけスプレーは・・・
    文字通りホタルも虫ですからね。

    ホタル撮影時に虫よけスプレー使われるのはかんべんですな。

    とかいう自分は新装備”どこでもベープ未来”を装備していましたが普通にホタルは寄ってきました。
    っていうかどこでもベープ本体にホタルがとまった(笑)

    ベープのおかげでカメラの近くに棒立ちしてましたけど蚊にはいっさい刺されずに済みました♪

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