MT-09 TRACERはレッドバロンで中古購入したヤマヒロです!
新車はもちろん、中古車でも乗ってるうちに「いろんな、本当にいろんなことがあったよね…」と早くも1年目間近。
車検の時には「この金額、まさしく愛だ!」とか言っちゃうぐらい、気づいたら”行きたいを叶える力”の09トレーサーも大事な愛車になりました。
しかしながらオーナーがバイク初心者だったり、中古故のトラブルもあったりするもので今回はキーを曲げてしまいました。
しかも、車両はイモビライザー搭載で赤鍵やスペアなど無いないのだッ!!
そこで問題だ!
このひん曲がったキーでどうやってトレーサーを動かすか?
3択―ひとつだけ選びなさい
答え1:ヤマヒロは突如反撃のアイデアをひらめく
答え2:最強の仲間がきて助けてくれる
答え3:赤鍵なしは直せない 現実は非情である
お店に行くぞヒロ兄!
これ以上ないくらい、嫌な予感しかないな。。。
ーー「ロードローラーだッ!!」という方へーー
今回は割と真面目に中古で赤鍵(マスターキー)のなかったMT-09 TRACERのイモビライザーキーを修理、スペア作成したもらったことについて綴る記事です。
素人が「叩いて直すなんて無駄無駄無駄ーーーっ!!!」というのが正常な思考だと思うので、すぐ信頼できるバイクショップへご相談するようお願い致します。
※実際に「君がッ、動くまで、叩くのをやめないッ!」
と圧倒的女子力(物理)勢いあまってキーを破壊してしまった方は見積価格21万円超のキーユニット一式交換コースかもしれないので覚悟しておいてくださいね★
今回は中古で最初から赤鍵(マスターキー)のなかったトレーサーのイモビライザーキーを修理、スペアキー作成したもらったことについて紹介するっすよ。
キーが曲がったッ!
ことの発端は先の箱根・伊豆ツーリングでのこと。
道中ポケット中に入れていたキーの刺さりが悪くなり、ヘルメットロックの解除に一苦労。。
当然同じキーを使うため、エンジンをなかなか始動できず出遅れてしまうというトラブルがあり、終始キーを使う場面では内心ヒヤヒヤしておりました…
この時は「キーが奥まで刺さりにくい」で済んだのが不幸中の幸いだけど、中古ゆえにキーは最初からこの一本だけ。
しかもスペアやいわゆるマスターキーにあたる赤鍵は自分の手元にはありませんでした。
スペアの無いバイクのメインキーが曲がってしまった時ってどうすれば良いんだろうね…? pic.twitter.com/lZv8MU3UOe
— ヤマヒロ (@yamahirok3) April 16, 2020
トレーサーはイモビライザー装備ッ!
大型バイクトレーサーには“イモビライザー”なる防犯装置が搭載されているとのこと。
調べてみるとどうやら「キーに埋め込まれたチップで電子的な照合を行い、対応するキー以外では起動できない」
というなんだかハイテクな盗難防止システムが最初から装備されているようでした。(抜いた後、カギマークが赤く点滅するアレ)
しかもイモビライザーを搭載している車両のスペアキーを作る場合は、その照合データの登録にはマスターとなる赤鍵が必要とのことでした。
一通り調べて終えて最初からスペアも赤キーもない自分なりに出したに答えは③ 現実は非情である。
とりあえず、折れたら終わりなのでグニャグニャになってしまった手持ちのキーは直してもらうことにしました。
鍵屋さんは修理だけッ!
合鍵作りますと看板を掲げているホームセンターの鍵屋さんへの持込ではイモビライザーキーの製作はできないとのことで修理だけ依頼。
ひとまず真っ直ぐに直り、最後まで刺さるようにはなりました…!
聞くだけ聞いてみたところ鍵屋さんでは市販されてるブランクキー(MT-09用)から形状の複製ができても、電子部品(チップや照合データ)は作ることはできないとのことです。
イモビキーの複製・修復ッ!
状況としては赤鍵やスペアが1本もないのに、車両にはイモビライザー搭載というヤマヒロ初めてのMTバイクは安心の安全の心折設計2段構え
幸いSNSで何名かの方から「赤鍵なしでの複製できる」というお話をお聞きすることができたので前にならえで行きつけのバイク屋さんに相談してみました。
レッドバロン町田へッ!
というわけで車両を買ったバイク屋さんであるレッドバロン町田へ青トリさんでGO。
結果としてはレッドバロン町田では「イモビライザーキーの複製は可能」とのこと。
ついでに自分のトレーサーはスペアキーと赤鍵が無いという事情を認識しているということも手伝って、すぐにメニューと見積もり作成という具合にトントン拍子でお話は進んで行きました!
さすがレッドバロン!
おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!
メニューは2通りッ!
赤鍵なしでもキースペアの作成は可能ということでレッドバロンから提示しもらったメニューは修理と複製の2通り。
一つ目は再度赤鍵を作るため、キースイッチ周りやECU(エンジン・コントロール・ユニット)など車両を預けて総取っ替えする21万円+αコース。
もう一つはキーのデザインは完全に同じにはできないけど、キーを預けてスペアのスペア(クローンのクローン?)を作成する8000~13000円のコースでした。
21万じゃなくって良かった。。。
登録数に上限あった気がするのとセキュリティ的にもオススメではないですよう・・・
両極端な修理コースで最初に提示された21万コースはさすがにビビったけど、「青トリさん(トリシティ155)あるしまあいいか!」とその場でキーを預け2万円あれば確実に足りるスペア作成を依頼しました。
イモビキーのスペア完成ッ!!
いわゆるコロナショックの影響でパーツが遅れ作成に普段より時間を要していると中間報告をもらったのが預けた1週間後。
その後、完成連絡をもらったのは依頼してから約2週間後のことでした。(普段は1週間で帰ってくるみたい)
キーカバーの形状はヤマハ純正品に近く、手のひらに収まるサイズ感もいい感じ…!
ありがたいことに、スペア作成で支払ったお値段は8310円と見積もりで聞いていた最低ラインで済みました!
2万円握り締めて行ったから浮いたお金でキーホルダーやアルミ削り出しのキーカバーとか買っちゃってもいいかも。
作成したスペアは新品ゆえにキースイッチへ刺さりも実にスガスガしいほど“カチッ!”っとスムーズ!
最後に複製してもらったスペアキーでちゃんとマシンを起動できるかチェックして「もしもダメだった場合、お店へ連絡してくださいね」とのこと。
久々の起動で頭の中お花畑になってたらしくキーオン状態で官能的な三気筒エンジンのアイドリングと「無事動きました!ありがとうございます!」を電話越しにお届けしてフィニッシュ!
『おはようございます。ヤマヒロ殿。』って聞こえた気がする。
STDモードのトレーサーは話し言葉だと誠実な男性ボイスのイメージです!
“ワーオ”って顔で
『おはようございます。オーナー殿。』
まとめッ!
『今回もレッドバロンのおかげだ! 本当によくなじむッ!
最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアアハハハハハハハハハハハハーッ!!!』by トレーサー(Aモード:刺激強め)
空耳だよー
そんなこんなで無事にトレーサーのイモビライザーキーの修理とスペア作成することができました!
結果として最初の3択問題の答えはリオンの②が大正解。自分のバイクライフをバックアップしてくれているレッドバロンが助けてくれたのでしたー!
これにてスペアキーもできて気持ちの面も一安心。
万が一全てのキーをなくしたり、折れたりしちゃうと超高額修理するしかなくなるので、もしもの時はお世話になっているお店に頼んでみましょう!
以上、赤鍵のないトレーサーでもイモビライザーキーのスペア作成できたヤマヒロ(@yamahirok3)でした!
おまけッ!
どうやら、イモビデータ作成できるマシンやノウハウがお店にあるみたいです。
ヤマヒロさんのトレーサーと同じタイプのブランクキーも写っていたので、もしも行きつけのショップでダメだったらここに頼んでみるといいのかもです!
あと、、ユリちゃんばっかりじゃなくって私もキーホルダー化して欲しいなぁ。ヤマヒロさんとか誰か作ってくれないですかね…?(フウカ)
コメント